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【遊戯王OCG】幽霊少女の里帰り~「里オルターガイスト」デッキ解説【デッキレシピ】

投稿日:2017年12月4日 更新日:

今回は珍しく過去テーマのデッキではなく、今をときめくVRAINS時代のデッキ、オルターガイストです。

過去の作品たちを見てもらえばわかるように、今までずっとGX〜5Dsくらいで出てきたテーマばかり作ってきたんですが、そろそろVRAINSのデッキを作りたいなと。そして、僕の好み(あの手この手でアド確保)に合うデッキはどれだ、と考えたら、オルターガイストなんじゃないかと。エマおば、おねえさんを応援するためにもオルターガイストデッキ、研究してみます。

デッキレシピ

下級モンスター(16枚)
オルターガイスト・クンティエリ×3
オルターガイスト・シルキタス×3
オルターガイスト・マリオネッター×3
オルターガイスト・メリュシーク×3
ジェスター・コンフィ×3
百万喰らいのグラットン×1
魔法(12枚)
一時休戦×1
強欲で謙虚な壺×3
死者蘇生×1
魔法族の里×3
ワンダー・ワンド×3
ワン・フォー・ワン×1
罠(12枚)
オルターガイスト・カモフラージュ×2
オルターガイスト・プロトコル×2
オルターガイスト・マテリアリゼーション×3
パーソナル・スプーフィング×2
メタバース×3
エクシーズモンスター(6枚)
森羅の姫芽宮×3
LL-アセンブリー・ナイチンゲール×3
リンクモンスター(9枚)
オルターガイスト・プライムバンシー×3
オルターガイスト・ヘクスティア×3
リンクリボー×3

※リミットレギュレーション2018年1月1日版準拠

回し方

オルターガイストたちによる巧みなコントロール能力で盤面をじっくり支配していくデッキ。相手の動きを妨害しつつ、自分はこっそりアドバンテージを確保していくのが基本。

展開の起点となるのはメリュシーク。直接攻撃できる効果と、ダメージを与えたときに相手の場のカードを1枚墓地送りにする効果がとってもいやらしいけど、それよりも場から墓地に送られるだけでオルターガイストモンスターをデッキからサーチできるのが便利。攻撃した後、リンク素材などに使うと無駄がありません。

メリュシーク同様に序盤の展開を助けるのがマリオネッター。召喚時にオルターガイスト罠カードを持ってこれるので、デッキ圧縮しながら相手への対策を練ることができます。もう一つの蘇生効果は序盤だと使えませんが、コストにメリュシーク(orヘクスティア)を使ってアドを取ったり、墓地のオルターガイストリンクモンスターを蘇生できたり、悪いことが色々できます。

優秀な効果を持つこの2体。しかし、戦闘はからっきし。そんな仲間を守るのがクンティエリ。攻撃を止めつつ、相手モンスター一体の効果を無効化、自身も壁になると至れり尽くせり。効果を使ったあとはリンク素材にもなり、展開力が低めなオルターガイストではその点でも助かるカードです。特殊召喚する条件は「オルターガイストカードが場にあること」なので、オルターガイストモンスターがいなくてもオルターガイスト罠カードがあれば使えるのもポイント。

シルキタスは攻守で応用が効くコンボの塊。クンティエリやマリオネッターを手札に戻して再利用することもできれば、マテリアリゼーションで自身を復活させて、効果でマテリアリゼーションと相手のカード1枚をバウンス、更に自身の2番目の効果でオルターガイスト罠カードをサルベージ、そして自分のターンで再びマテリアリゼーションをセットしてループなど、相手のカードをバウンスするだけではないのが恐ろしい。しかも相手ターンでも効果が使えるのがとんでもないですね。

これらのモンスターで場をかき乱したらリンクモンスターでフィニッシュ、と言いたいところですが、現状で出ている2種はそんなにパンチ力がありません。なので勝負を急がず、「気づいたら勝ってた」くらいにじっくりと攻めましょう。今後、切り札級のリンク4が出てくることを祈りましょう。

 

あとがき

総工賃は約12,000円也。そのうち6000円はリンクリボーです。脳が正常な方は3枚も買わないように。1枚で十分です。

まだまだカードプールの強化と熟成が進んでいないので粗が結構ありますが、それでも十分強い。これまでずっと過去テーマのデッキ制作をしてきましたが、現代のテーマの強さを思い知った感じです。まぁ事故らないというか、どんな手札でもある程度動けちゃうシナジーの強さは、やっぱり時代を感じます。どのカードも2個以上効果を持っているのが普通だし。

特にこのオルターガイストというテーマはトリッキーな動きで相手を翻弄する戦術をとっているので、局面の打開方法が沢山用意されていて楽しい。アレがダメならコレ、コレもダメならと、コンボの幅が広くて様々な状況に対処できるのがいいですね。そんな多彩な動きができるけど、大型モンスターにパワーで殴り倒されやすい儚さもまた愛しい。今後も強化されていくでしょうし、面白いテーマですね。

余談ですが、盤面を制圧していく戦術上、後攻よりも先攻を取った方が圧倒的に有利です。魔法族の里もあるし。先手を取って、相手の動きを止めていきましょう。



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