ハイウェイを走るリベラルな平和主義者の憎しみを独創的な方法で煽りたいなら、パトリオットが最適です。3トンの「走る自由」は、満タンのガソリンがそこまで高くなかった時代を今に伝えています。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
ロスサントスの富裕層に人気のパトリオット。愛国者の名前を持つSUVです。軍用車の血を受け継ぐ1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:マンモス(Mammoth)
名称:パトリオット(Patriot)
分類:SUV
駆動方式:AWD
乗車定員:4人
購入価格:$50,000
モデル車の考察
モデルはハマー H2。初登場となったGTA3以来、全てのナンバリング作品に登場し続けるシリーズお馴染みの車で、PS2版のシリーズ作品ではハマー H1がモデルとなっていました。この頃のいかにも軍用車なデザインも好きだったので、パトリオットレトロとかなんとかで復刻してくれないかな。
なんてことを考えていたら、「契約」アップデートにて遂にH1をモデルとするパトリオット・ミルスペックが登場。間違いなくパトリオットの先代モデルでしょう。ただし、昔のPatriotっぽいカスタムが出来るわけではないので、あくまでH1をモデルにした車と見た方がいいでしょう。
「ナイトライフ アップデート」では、リムジン仕様となったパトリオット・ストレッチが登場。個人車両として扱える唯一のリムジンとなっています。
(PS2、PSP作品のパトリオット)
(GTA4のパトリオット)
走行性能
とにかく重たい!それに尽きるでしょう。SUVやオフロードクラスの車は得てしてそういうものですが、無改造だとこの車の動作の重さは中々のものです。
まず、ブレーキの効きが悪いです。ブロウラーほどではないですが、それに近いレベルで止まらないので、ブレーキのタイミングには気を遣う必要があります。
また、駆動力の配分がかなりフロント寄りなのか、アクセルオンのままコーナーに入るとキツいアンダーステアで曲がりきれません。この特性はアーマーの装備やサスペンションの変更で更に目立ってくるので注意。
長所としては、SUVとしては直線で結構な速さが出ることと、サスペンションのストローク量が長く悪路を苦にしないこと。噛み合わない長所なのでイマイチ速さには繋がりませんが、悪い所ばかりの車でもないです。
CEOになるとアクションメニューからCEOの乗り物で呼び出せるので、性能を試したくなったらこれで呼び出してみましょう。
カスタマイズ
以前は固有の外装パーツは存在しませんでしたが、「ナイトライフ アップデート」にて南SAスーパーオートでネット購入できるようになったのを機に、幾つかの改造ができるようになりました。細かな改造パーツが多いですが、戦闘車両などと同様の迷彩柄ボディーペイントができるようになったので、大きく印象を変えることができるようになりました。
しかし、その代わりにこれまでオプションとして存在していたグリルガードやルーフランプを装備した仕様が保管できない(ガレージに入れたり、カスタムしようとするとオプションパーツが消える)状態になっていて、カスタムの幅が広がったんだか広がってないんだか微妙なことになっています。
一部のボディーペイントは地下基地の研究開発によってアンロックされるので、迷彩柄を楽しみたいなら研究を進めましょう。
感想
以前までは非売品でしたが、「ナイトライフ アップデート」にて購入ができるようになりました。更にボディーペイントなどで改造できるようになったので、楽しみやすい車になりましたね。迷彩柄で軍用車風にするといかにもな雰囲気になってカッコいいですね。
モデル車について
ハマー H2
ゼネラルモーターズのSUVブランド、ハマーの代表作。シボレー タホをベースとしながら、先代H1のコンセプトを引き継いだデザインとなっている。軍用車の民生仕様であったH1はマニアからの評価は高かったものの、一般向けとは程遠いキャラクターであったのに対し、H2は乗用車をベースに軍用車のデザインを取り入れた使い勝手の良いSUVとして広い層から受け入れられた。
フォトギャラリー
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