数々の犯罪者の心を射止めてきた、なめらかで、素早く、危険なレーザー。現代のジェット戦闘機の象徴とも呼ぶべきレーザーが、ついに私有化できるようになりました!
(ロード画面での解説)
初めては忘れられないもの。まるで昨日のことのように思い出せるはずです。高級ハイパーカーを盗んでフリーウェイを北上、未舗装のランプを猛スピードで走って60mの高さで宙返り、フォート・ザンクードの裏のフェンスを越えて、銃弾の雨を潜りながらP-996を奪い、120mm砲弾を食らって、特等席で花火を楽しんだあの日を。でも、あの頃より大人になり、賢くなったあなたには、そんな荒い手段は必要ありません。自分だけの戦闘機を合法に入手しましょう。
(Warstock Cache&Carryでの解説)
多くの国で運用されているベストセラー戦闘機のレーザー。ロスサントスの空を我が物顔で飛び回るジェット戦闘機です。何もかも灰にしてきた1機を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ジョービルト(JoBuilt)
名称:P-996 レーザー(P-996 Lazer)
分類:飛行機
乗車定員:1人
購入価格:$6,500,000
備考:ペガサスが保管。マップ上では戦闘機アイコンで表示。武装機のためパッシブ不可。
モデルの考察
機体のデザインを考えるとモデルはF-16だと思われます(特にF-16C/D)。「ファイティング・ファルコン」の愛称で知られる機体ですね。尾翼などのデザインにはF-35の要素が入っていると思われます。
ゲーム初期から登場していた機体ですが長らく非売品で、「極秘空輸」アップデートで購入が可能になりました。通販サイトの解説文ではオンラインで軍基地まで行ってレーザーを盗んできたプレーヤーを思わせるようなコメントも。
飛行性能
「極秘空輸」アップデート以降様々な航空機が登場しましたが機動力は未だにトップクラス。特に加速性能は航空機の中でも3本の指に入るレベルで、一瞬で最高速に到達します。
飛行中の操作性も非常に高く、アクロバット飛行も難なくこなします。機敏な動きをする分慣れないとバタバタしてしまいますが、腕があれば操作は自由自在でしょう。
ハイドラと性能を比較すると、加速力や機動力など基本的な性能はレーザーが上で、最高速の高さと垂直離着陸モードを持っている点がハイドラの利点となります。純粋に速くて強い戦闘機に乗りたいならレーザー、戦闘以外も色々できる機体に乗りたいならハイドラですかね。
戦闘能力
非常に戦闘力が高く、対地攻撃では最強クラスの戦闘機です。その戦闘力を支えているのが圧倒的な破壊力を持つ榴弾キャノン。耐久力の高さでは最強クラスのインサージェントすら一瞬で消し済にできる威力があるので、上手く当てることができればどんな乗り物でも瞬殺です。機動力の高さ故に狙って標的に当てるのは難しいのですが、上手く機体を操縦するスキルがあれば敵無しです。
また、榴弾キャノン以外にもミサイル(誘導あり・なし)があるので、相手に合わせて武器を選択することが出来ます。ミサイルの誘導性能は高めなので、キャノンが当てづらいなら誘導ミサイルで狙っていきましょう。
機体の耐久力は他の航空機と同じで、チャフやフレアも無し。誘導性能があまり高くないミサイルなら、機動力の高さを活かして旋回しながら回避することができるので、頑張って相手の攻撃を回避しましょう。
カスタマイズ
ペガサス保管の機体なので改造等は出来ませんが、格納庫に搬入して個人航空機化させるとカラー変更のみ可能になります。
感想
移動速度の速さ、戦闘力の高さと申し分ない性能の持ち主ですが、650万ドルで買うだけの価値があるかと聞かれたら「絶対にNO!」です。
まず、軍基地でパクってくればタダで乗れます。そして、購入してペガサスに保管してもらっても、呼び出す時は空港など離陸するための滑走路があるところに出されるので、乗るためにそこまで移動する必要があります。軍基地まで行って盗んでくる手間が、近場の滑走路まで乗りに行く手間に変わるだけで、そのために650万ドルを払うことになります。そんな馬鹿な話があるかと。半額になっても要らないです。
ということで、レーザーを使いたいならわざわざお金を払ったりせず、軍基地まで盗みにいきましょう。購入モデルは色んな改造が出来るとか、購入モデルだけのメリットが色々あればよかったのに。
モデルについて
F-16 “ファイティング・ファルコン”
1970年代、アメリカでは新たなジェット戦闘機F-X(後のF-15 イーグル)の開発が進んでいたが、開発に携わったジョン・ボイドはF-Xに不満を持っていた。そして、自身が提唱するエネルギー機動性理論(E-M理論)を徹底的に適用し、F-Xよりも遥かに低コストな機体「F-XX」の構想を練る。安価なF-XXがF-Xに代わって導入されれば空軍の予算配分が減額されると危惧した空軍上層部に反対されるなど政治的逆風に晒されながらも、F-16は完成し空軍から正式採用を受ける。その結果、高性能だが高価なF-15と比較的安価なF-16は共に運用(ハイ・ロー・ミックス運用)されることとなり、相棒として戦うこととなった。
フォトギャラリー
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