優雅なラインと落ち着いたスタイルにだまされてはいけません。これまでのマッスルカーが全てそうであったように、ナイトシェードはマシン自体(またはあなた)にも制御しきれないほどのパワーを発揮します。これほど対向車にとって大きな脅威となる車や、レッカー車に引かれていく姿が様になる車はそうありません。
(Legendary Motorsportでの解説)
「富と権力と犯罪」アップデートで追加されたナイトシェード。「太く短く」こそがマッスルカーの生き方です。猛毒を持つ1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:インポンテ(Imponte)
名称:ナイトシェード(Nightshade)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$585,000
モデル車の考察
モデルはシボレー カマロ(第2世代)で、特に1970年から73年に発売された前期バージョンがモデルになっていると思われます。「サメカマ」の愛称で親しまれている車ですね。また兄弟車であるポンティアック ファイヤーバード(第2世代)の要素も含まれています。
そして、大径化されたタイヤや強烈なオーバーフェンダーなどを見ると、厳密なモデルは’70 Spectre Camaroだと思われます。完全再現とまではいきませんが、かなり近い仕様にすることが出来ますよ。
Nightshadeは英語で「ナス科の植物」を意味する言葉です。ナス科の植物は強い生理学的作用を持つ「アルカロイド」を含有しているため、毒物として扱われる種も多い植物です。車両取引ビジネスでは「D34DLY=Deadly」「E4TM3=Eat me」のナンバーが付いたナイトシェードが登場しますが、これらはナイトシェードの語源を意識した言葉遊びでしょう。
しかし、ナイトシェードの意味は分かっても、カマロをモデルにした車にナイトシェードの名を付けた意図は分かりません。単に危険な車という意味の名付けなんでしょうか。それともSpectre(幽霊、化け物)から連想しているのか。
走行性能
動き自体は典型的なマッスルカーの雰囲気が漂っていますが、他のマッスルカーと比べると動きは穏やかであまり扱いにくさは感じません。
トラクション性能はマッスルカーらしく低め。最高速は高めで一度スピードが乗ってくれば問題なく走りますが、発進時はタイヤを空転させまくるのでしっかりアクセルコントロールしていきましょう。
ハンドリング面は旧車マッスルカーの中では優秀な方で、よくグリップして曲がってくれます。オーバステアが出てもコントロールは容易なのでさほど問題にはならないでしょう。
気をつけてほしいのはブレーキング時のアンダーの出やすさで、無理な突っ込みをするとアンダーで曲がらず、一気に向きを変えて加速しようとしてホイールスピンをさせてスライドと、マッスルカーでやりがちなコーナリングミスをしないようにしましょう。
カスタマイズ
外装パーツは少なめでバンパーやマフラーなど1種類しか存在しないものも。ただ、特徴的なグリル部分を弄れたり、ボンネットから飛び出すバグキャッチャーなどこの車のらしさを活かした改造が行なえます。パーツは少ないですが良さを出すには十分なラインナップではあります。
サブカラーはボディの中心部に大きく帯状に適用され、ロールケージやマフラーの色にも適用されるので、メインカラーと上手く合わせればオシャレに仕上げられます。
車両取引のビジネスではスタンダードレンジ枠の車で登場するので、そこでカスタマイズを試したり試乗したりするのもいいでしょう。
感想
カマロがモデルだけあってレトロながらも洒落たデザインでカッコいいです。ドデカいオーバーフェンダーやぶっといタイヤも最高にクールです。お気に入りのマッスルカーの1台ですね。
性能やカスタマイズの幅を考えるとマッスルカーカテゴリーの中ではやや割高かな?と思う価格設定ではありますが、デザインが気に入ったなら買うだけの価値はあるでしょう。
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