これはSUV?マッスルカー?それとも独裁国家に売るための本格的な軍用車?この車はその全てに当てはまる。六輪駆動と防弾仕様(オプション)のバケモノです。独裁者やビジネスリーダーには欠かせないアイテムです。
(Warstock Cache & Carryでの解説)
「アンチヒップスター」アップデートで追加されたダブスタ 6×6。ダブスタを軍用車として見ている人にとって、タイヤが4つしかないのは心許なかったのでしょう。6つのタイヤで大地を踏み荒らす1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ベネファクター(Benefactor)
名称:ダブスタ 6×6(Dubsta 6×6)
分類:オフロード
駆動方式:AWD
乗車定員:6人
購入価格:$249,000
モデル車の考察
モデルはメルセデス・ベンツ G63 AMG 6×6ですね。Gクラスをベースに6輪化された富裕層向けのモデルです。通常のダブスタがGクラスをモデルにしているので、やはりこの6×6も富裕層向けにダブスタを改造したモデルなのでしょう。
解説文で「独裁者やビジネスリーダーには欠かせないアイテムです」と言われていますが、後に登場したコンテンツ「強盗:ドゥームズ・デイ」ではエイボンとクリフォードが率いるクローン軍団の愛用車としてダブスタ 6×6が使われていました。確かに、独裁者やビジネスリーダーに愛される車みたいです。
登場以来6輪車は珍しい存在でしたが、後のアップデートでカラカラが登場。カラカラの場合は6輪仕様が先に出て後から4輪仕様が出たため、6輪がカラカラ、4輪がカラカラ 4×4とダブスタとは逆のパターンで名付けされていて面白いですね。
走行性能
6輪仕様にされているだけあって、オフロードの走破性はかなり向上しています。走破性の点ではカテゴリー内でも屈指でしょう。
性能自体は元のダブスタとあまり変わりません。加速力も最高速も同じくらいです。ただ、ボディサイズが大きくなり重量が増えたため、グリップ力とブレーキの効きが悪くなりました。この辺は仕方ないですね。
オンロードではノーマルのダブスタの方が走りやすいですが、本領を発揮するのはやはりオフロード。サスペンションが見事に機能し、衝撃を巧みに吸収してくれます。悪路での安定感はオフロード車の中でも屈指で、モンスタートラックを除けば最高の走破性と安定性を持つ車ではないでしょうか。山登りがとても楽しいですね。
水にも強く、グリルの辺りまでは浸水してもそのまま走れます。荷台に2人の人を乗せることもでき、オフロードを旅する楽しさはダブスタとは比べ物にならないほど進化しています。
カスタマイズ
改造パーツの大体はノーマルのダブスタと共通。グリルガードやルーフラックなどが用意されています。大きく見た目を変えることはできませんが、オフロード車っぽさを更に強めることができます。
感想
どう見たってオフロードに強いだろうというイメージを裏切らない強靭な車ですね。6輪のトラックだぜ?舐めんなよ?とでも言われているかのようです。似たような車両がありそうでないというのもこの車の魅力的なところで、今後も6輪のオフロードトラックが出てこない限りこの車の立場は揺るがないでしょう。初期に出た車なので価格が安いのも良いところです。
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