選手の能力値に引き続き、特性についても理解していきましょう。特性についてはEAのヘルプから各特性についての説明を見ることができますが、説明不足だったり記述が間違っていることもあるのでこちらで修正したものを書いてまとめてみました。
なお、一口に選手の特性と言っても、プレイ中に効果を発揮するものとそうでないものがあったり、特定のモード限定で使える特性があったりします。なので、とりあえずここではゲームプレイに直接関わる標準の特性、GK限定の特性、VP(ヴァーチャルプロ)限定の特製、AIだけに効果がある特性で分類しておきました。
標準
高精度シュート
地面にあるボールで高精度シュートを撃つ時、最大限のカーブが掛かります。所謂コンシューが良いコースに飛ぶようになるので、逆足ウイングなどを使ってカットインからのコンシューを狙っていきたいなら、起用する選手にこの特性が付いているか確認すると良いでしょう。
AIがこの特性を持つ選手を操作する場合、高精度シュートでゴールを狙う頻度が上がります。
アウトカーブ
アウトサイドキックでのシュートが撃てます。シュートの選択肢が増えるので、フォワードの選手などフィニッシャーにしたい選手が持っていると嬉しい特性です。
ロングスロー
スローインを投げる時に飛距離が伸びます。アタッキングサードなどでの不意打ちに使えるかも。ロングスローより更に飛距離が伸びる「超ロングスロー」の特性もあります。
ドリブンフリーキック
フリーキック時の助走距離が長くなり、その分シュートの威力が高くなります。パワー系でズドンと決めましょう。
AIがこの特性を持つ選手を操作する場合、高精度FKではなくドリブンフリーキックを蹴る確率が高くなります。
スワーブ
アウトサイドで打つシュートが正確になるのと、地面にあるボールをパスする際にカーブが最大までかかります。相手に触られにくいボールを蹴られるようになるので、能力値以上にシュートが決まりやすかったりパスが通りやすかったりします。
ファンシーパス
フレアパスを出す際にミスをする確率が低くなります。オシャレパスを出したいならこの特性を持った選手で。
AIがこの特性を持つ選手を操作する場合、フレアパスを出してくるようになります
華麗な身のこなし
フレアムーブを行う際にミスをする確率が低くなるのと、フレア操作なしでフレアパスやフレアシュートを行うことがあります。また、ボールの方向に他の選手がいる場合は低いロブパスではなく高いロブパスを出します。特殊な操作をしなくてもオシャレプレーで局面を打開してくれるでしょう。キャリアモードではこの特性を持った選手は「特別ななにかがある」と表示されます。
AIがこの特性を持つ選手を操作する場合、フレアパスやフレアシュートを行う頻度が高くなります。また、PKの助走中にフェイントをかける頻度やチップシュートを蹴る頻度が高くなります。
負傷癖
接触時に怪我をする確率が高くなります。一切得がないマイナス特性なので、使いたい選手にこの特性が無いことを祈りましょう。
鉄人
接触時に怪我をする確率が低くなります。無理が効くので体調(スタミナ)が減っていても故障の心配をせず使っていけます。
リーダーシップ
キャプテンの選手が交代や退場で居なくなった場合、この特性を持っている選手が優先してキャプテンに選ばれます。根拠の無い噂として「リーダーシップの特性を持つ選手を起用していると他の選手の能力がちょっと上がる!」みたいに言われていたこともありましたが、そういったことは無い模様。あったら面白いのにね。
チームプレイヤー
キャプテンの選手が交代や退場で居なくなった場合、この特性を持っている選手が優先してキャプテンに選ばれます。キャリアモードでは選手がこの特性を持っていると所属クラブを大切にするらしいですが、具体的にどう大切にしているのかはよく分かりません。
クラブの象徴
キャプテンの選手が交代や退場で居なくなった場合、この特性を持っている選手が優先してキャプテンに選ばれます。キャリアモードで交渉のレベルをシビアに設定すると、この特性を持つ選手は移籍オファーに関心を示さなくなります。
GK限定
果敢な飛び出し
積極的にボックスから飛び出してディフェンスを超えるボールやロングスルーボールに対応しにいきます。DFラインを高めにしているならこの特性を持ったキーパーに後ろを任せたいですね。ついでに足の速いキーパーにこの特性があると尚良し。
積極的なクロス対応
相手よりもわずかに先にボールに触れられる状況でもクロスをインターセプトしようとします。多少リスキーではありますが危険なクロスをいち早く処理しようと頑張ってくれるので、頻繁にクロスを上げてくるような相手に対して有効です。
慎重なクロス対応
相手よりも先にボールに触れられる可能性が大きい時にのみクロスをインターセプトしようとします。慎重と言えば聞こえはいいですが、取れそうな浮き球を見送ることが多いのでやきもきする場面は多いです。
足でのセーブ
ボールを足でセーブする頻度が高くなり、足でのセーブ特性を持たない同じ能力レベルのキーパーよりも至近距離からのシュート(特に低弾道シュート)を阻止する確率が高まります。地味にあると役立つ特性です。
GKロングスロー
通常のキーパーからのロングスローと比べ、さらに遠くの選手を狙ってボールを投げられます。キックよりもスローの方が精度の高いボールを飛ばせるのは自明の理なので、キーパーがこの特性を持っていれば素早いロングスローから速攻も狙えるかも。
AIがこの特性を持つ選手を操作する場合、ロングスローを行う際にドリブンスローを行う場合があります。
VP限定
バイシクルキック
状況に応じてプロがバイシクルキックを行えるようになります。ただしバイシクルキックを狙って行うことはできません。
プレースキッカー
フリーキックやコーナーキックのキッカーを務めた際に、スティックを離しても狙いが中央に戻らなくなります。じっくりと狙いを定められるのでセットプレーを担当するなら是非とも欲しいスキルです。
セカンドウインド
75分のタイミングでスタミナが回復します。スタミナが回復するってサラッと言ってるけど割と意味不明というか、すごくファンタジーな能力ですよね。そりゃ峠を超えると楽になるって言うけど、スタミナが回復するってのとは違うのでは。ちなみに、EA公式のヘルプでは「75分を経過した時点で試合に負けていると」と書かれていますが、実際は負けていなくても回復します。あのさぁ……なんのデメリットもなくスタミナを回復できるのでプロクラブではほぼ必須な特性です。
GKフラットキック
R1/RB 長押しでゴールキーパーのプロがドリブンサイドキックを行えるようになります。この特性があると結構エグいボールが飛ぶようになります。
AI限定
アーリークロス
その名の通り、アーリークロスを上げる頻度が上がります。この特性を持っている選手は必然的にクロスが上手い選手なので注意。
ダイビングタックル
タックルではなくスライディングタックルを使用する頻度が高くなります。AIはPA内でも割と簡単に滑ってくるので、この特性を持っているDFはむしろPKの狙い目だったり。味方にこの特性を持っているDFがいる場合は、うん。
チップシュート
チャンスシーンでチップシュートを打つ可能性が高くなります。この特性を持っている選手を相手にキーパーを飛び出させるのは危険。
テクニカルドリブル
長い距離をドリブルしたり、ジグザグにドリブルする頻度が高くなります。また、ショートコーナーを行う際にサポートに駆けつける可能性が高くなります。この特性を持っている選手はコネコネドリブルをするので中々ボールを奪いに行けず鬱陶しいです。パスコースを切りながら慎重に対応しましょう。
高速ドリブル
長い距離をドリブルしたり、ジグザグにドリブルする頻度が高くなります。テクニカルドリブルのショートコーナーにサポート来ない版ですね。
ロングパスの名手
ロングパスを出す頻度が高くなります。ロングボール一本で局面を打開されないようしっかりプレッシャーを掛けましょう。
ロングシューター
ボールを運びながらロングシュートを狙う頻度や、遠距離からボレーシュートを狙う頻度が高くなります。今作はシュートブロックが強くシュートの軌道に選手が入っていれば大体跳ね返してくれるので、そこまでロングシュートは驚異ではありません。むしろ積極的に打ってもらったほうが楽?
プレイメーカー
チームメイトからボールが集まりやすくなり攻撃を組み立てる頻度が高まります。またパスの判断が早くなります。この特性を持つ選手を上手く消せるかが重要になるかも。
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