GTA5に登場する企業、エンペラー(Emperor)について紹介していきます。
エンブレム
モデルの考察
モデルはトヨタの高級車ブランドであるレクサスですね。エンブレムもトヨタのものを弄って作ったようなデザインになっています。
GTA4ではハバネロとロークス(Lokus)の2台が登場。しかしGTA5に続投したのはハバネロだけだったので、長い間ハバネロだけを出しているメーカーとなっていました。2016年に「スタントライダーズ」アップデートでETR1が登場し、2021年に「ロスサントス・チューナー」アップデートでベクターが登場し、数年かけてようやくラインナップが3台に増えました。折角トヨタがモデルのカリンと分けてメーカーが設定されているので、今後も少しずつラインナップを増やしてほしいですね。
ちなみに、GTA4のロークスのリアエンブレムは誤植なのか「EMPORER」と表記されていました。今作に登場する車などロークス以外のエンペラー車は全てEmperorと表記されているのでやはり誤植でしょうね。
今作ではエンペラーという同名の車が登場していますがこのメーカーとは全く関係ありません。ややこしい笑。
このブログで紹介した車
ハバネロ:モデルはレクサス RX(第2世代)。日本ではトヨタ ハリヤーの名前で売られていたモデル。
ベクター:モデルはレクサス RC F。カスタマイズ次第ではトヨタ 86っぽくもできます。
ETR1:モデルはレクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”。ネロ・カスタム同様にゲームの車両がモデルという珍しい車です。
モデルについて
レクサス
トヨタの高級車ブランド。1980年代までのアメリカでは、リンカーン(フォード)やキャデラック(GM)のような重厚で威厳を持つデザインの高級車こそがアメリカンドリームを勝ち得た「成功者のシンボル」であった。しかし、そうした威圧的なデザインの伝統的な車種を好まない富裕層が一定数存在すること、将来顧客の候補となる若年層にとっては「古臭い」と見えていることをトヨタ自動車は市場調査で把握していた。
そこで、アメリカ的な伝統や威厳を追求するのではなく、欧州製高級車のような品質と安全性、日本車ならではの信頼性と経済性を併せ持つ高級車でアメリカの高級車市場に乗り込もうとトヨタは考えた。そして、レクサスのブランドを作り1989年に1台目のマシンであるLS(日本ではトヨタブランドでセルシオとして販売)を投入。これがヒットし、「信頼性は高いがあくまでコスパの良い大衆車」という日本車のイメージを覆した。
それ以来北米のマーケットでは一定の地位を築き上げるものの、欧州ではメルセデス・ベンツやBMWといった目標としていたメーカーに敵わず、国内では根強い輸入車人気により北米以外の地ではあまり存在感を出せずにいた。それを受け、日本では平成不況を一旦脱したこともあり2003年に国内でもレクサスブランドを展開することを決定。北米だけでなく全世界で通用する日本発の高級車ブランドになれるよう新たな理念を掲げて再出発を決意した。
その甲斐あって、2015年には高級車ブランドとしてBMW、メルセデス・ベンツ、アウディに次ぐ世界第4位の販売台数を記録。国内だけでなくヨーロッパ、アジアでも勢力を広げ、世界的な高級車ブランドに成長。また、スポーツモデルの「F」シリーズを展開し、トヨタ車含め長年こびりついてきた「地味で退屈」なイメージの脱却にも励んでいる。
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