こんばんは、麻乃ヨルダです。先日紹介した【遊戯王マスターデュエル】ソロモードを遊び尽くせ!〜「初代のカード縛りでソロモード攻略」の続きで、実際に良い勝負を繰り広げられた相手を紹介し攻略していきます。
今回はSPデッキチャレンジの「梶木漁太(っぽい海デッキ)」です。
漁師は最強!?
フィールドに「海」が存在する状態で、より強力になる「伝説のフィッシャーマン」などを主力とする水属性デッキだ。相手フィールドの厄介なカードは、「海竜―ダイダロス」や「海竜神の怒り」の効果などを駆使して破壊しよう!
前回のインセクター羽蛾編に引き続き梶木も強敵でした。羽蛾よりも1枚1枚のカードパワーがあって、どれだけ耐えていてもたった1枚で戦況をひっくり返されるので緊張感が凄いです。
兎にも角にも海を前提としたデッキで、フィールドが海になっているとやりたい放題してきます。伝説の都 アトランティス、アトランティスの戦士がそれぞれ3積みになっていて、3枚入っている強欲で金満な壺でもデッキを掘り進めていきます。
海とのコンボで非常に厄介なのが潜海奇襲(シー・ステルス・アタック)。効果で海を守ってきますし、発動時に手札・墓地から海を発動できるのでせっかく除去した海を再利用されることも。除去したいモンスターを一時除外で逃されるのも辛く、シー・ステルス・アタックが決まりだすとどんどん向こうにペースが持っていかれます。
海が貼られると暴れ出すのが伝説のフィッシャーマンたち。初代は海があると魔法カードの効果を受けず、魔法で除去ができないし光の護封剣も気にせず殴ってくるしで、この縛りだとバリバリのメインアタッカーとして脅威を与えてきます。
二世は海があるとモンスター効果を受けず、初代と比べて対処はしやすいですが、相手の効果でフィールドを離れるとデッキから水属性・レベル7モンスターをサーチしてきます。このデッキには3体の水属性・レベル7が居て、この縛りだと全部困るカードです。
特に危険なのが伝説のフィッシャーマン三世。通常召喚できず、自分フィールドの「伝説のフィッシャーマン」をリリースしないと特殊召喚できない条件を持ちますが、特殊召喚しただけで相手フィールドのモンスターを全て除外してきます。更に、海があろうとなかろうと戦闘・効果では破壊されず、魔法・罠の効果を受けないという、この縛りだとインチキすぎる耐性持ち。このカード1枚で詰みかねないので、伝説のフィッシャーマンを見かけたら三世が出る前に除去しないといけません。
海竜―ダイダロスも大変危険なカード。自分の海を墓地へ送って、自身以外のフィールドのカードを全て破壊するリセット効果。この1枚で盤面が崩壊しますし、CPUはこの効果を一切の躊躇なく使ってくるので、出会ってしまった瞬間に地獄が待ってます。
もう1枚のレベル7、城塞クジラも非常に厄介。手札・墓地に居ると自分フィールドの水属性モンスター2体をリリースして特殊召喚できるので、何度でも浮上してきます。特殊召喚されるとデッキから潜海奇襲をサーチ、1ターンに1度自分フィールドの水属性モンスターを対象とする効果を無効にして破壊と、現代らしい簡単蘇生&サーチ&無効破壊の三拍子揃った強敵です。
これらのモンスターに暴れられないよう除去を撃ちまくって盤面を掃除しなければいけませんが、そこで立ちはだかるのが海竜神の激昂。デッキから激流葬をサーチし、自分フィールドの水属性モンスターが効果で破壊される場合に墓地のこのカードを除外して肩代わりすることができます。激流葬をサーチされるだけでも嫌すぎるのに、こちらのミラーフォースなどをこのカードで止められると頭を抱えます。
海に入らせるな!
まずは海を止めないとどうしようもありません。潜海奇襲と一緒に貼られてしまった時のことを考えて、チェーンで海か潜海奇襲を割りに行けるサイクロン、砂塵の大竜巻を入れておきましょう。より万全を期すなら魔導戦士ブレイカーも投入。
伝説のフィッシャーマンが魔法カード、二世がモンスター効果を受けないので、除去と妨害は基本的に罠カードで行ったほうが良いです。ミラーフォースや激流葬でアドを取っていくのは勿論、海竜神の激昂で肩代わりされることを考え、破壊をせずに攻撃を止められる拷問車輪も効きます。潜海奇襲に更にチェーンして除去できる強制脱出装置も良いですね。
魂を削る死霊やマシュマロンも遅延カードとして頼りになります。ただ、海竜神の怒りでの除去や水陸両用バグロス Mk-3での直接攻撃など抜け穴も狙ってくるので、戦闘破壊耐性持ちに頼りっきりだと痛い目を見ます。
三世が出てきた時のためにラヴァ・ゴーレムもほぼ必須。ラヴァ・ゴーレムを出すとCPUは攻撃力の高いラヴァ・ゴーレムを残そうとするので生贄にされませんし、エクストラデッキの内容的にリンク素材にもなりません(エクストラデッキが適当すぎる)し、ラヴァ・ゴーレムの攻撃を耐えられればバーンでの決着も狙えます。バーンを狙うなら魔法の筒も採用できます。
構築での対策はこんなもので、後はプレイング。潜海奇襲が貼られている時に相手のカードを除去しようとすると、必ず潜海奇襲をチェーンしてくるのでそこにサイクロンなどのフリーチェーン除去を撃つなど、CPUの習性を利用すれば隙を突けます。
というわけで、梶木の攻略でした。いつもは三世が出る前に勝負がついたり、三世が出ても打点で上回れるので意識もしていませんでしたが、打点で勝てない時の三世の絶望感たるや。この縛りだと相手の切り札が本当に切り札級に強くて、カッコよく見えてきますね。
あと、海竜神の激昂がとても厄介。昔のカードは破壊ばっかりですから、破壊の肩代わりがこんなに困るのかと笑。対策もできませんしね。激流葬がこちらにそこまで刺さらないので、激流葬を持ってこられるより肩代わりの方が面倒。現代遊戯王なら無効にしてオシマイだったり、手数で軽く交換できる効果がこの縛りだとものすごく重い1:1交換になりますね〜。そこが楽しいんだけど。
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