こんばんは、麻乃ヨルダです。先日紹介した【遊戯王マスターデュエル】ソロモードを遊び尽くせ!〜「初代のカード縛りでソロモード攻略」の続きで、実際に良い勝負を繰り広げられた相手を紹介し攻略していきます。
今回はSPデッキチャレンジの「バンデット・キース(っぽい機械デッキ)」です。
量産される機械竜軍団!
コイントスの成否はあるものの、「リボルバー・ドラゴン」など効果でカードを破壊しつつ攻めてくるモンスターが多いので注意が必要だ。特に「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」はバトルフェイズ中に手札から特殊召喚され、カードを破壊する効果を発揮してくることもある。相手モンスターを破壊するタイミングも意識して攻めていこう。
今回のキースさんは除去を連打してきてボード・アドバンテージをガンガン奪ってくる上に、弱点と呼べる弱点が存在しない恐ろしい相手でした。序盤の速攻を凌ぎきらないと何も出来ずに押し切られてしまいます。
とにかく恐ろしいのがデッキの3分の1を占めるガンドラゴンたち。エースであるリボルバー・ドラゴンは融合派兵でポンと出てきて、コイントス+攻撃でこちらのモンスターを簡単に破壊してきます。ブローバック・ドラゴンはちょっと小さいリボルバー・ドラゴンみたいなモンスターですが、モンスターだけでなく魔法・罠も破壊してくるのでリボルバー・ドラゴンより怖い敵です。
そして切り札となるデスペラード・リボルバー・ドラゴンは自身の効果で簡単に出てきて、一度にモンスターを複数破壊、どこからでも墓地へ送られれば後続サーチと、これだけ強力なモンスターが3積みで立て続けに出てきます。デスペラードを品切れにさせるまで地獄の猛攻が続きます。
展開を支えるのがフィールド魔法の鋼鉄の襲撃者(ヘビーメタル・レイダース)。自分の機械族・闇属性モンスターがフィールドのカードを破壊すると手札から機械族・闇属性モンスターを展開することができ、リボルバー・ドラゴン系でこちらの壁を破壊してきて更に後続が出てくると1ターンで5000前後ライフが持っていかれることもしばしば。運悪くリミッター解除まで持っていると即死です。
コイントスをブーストさせるのが永続罠の銃砲撃(ガン・キャノン・ショット)。効果でコイントスが行われると表が出た数によって効果を追加し、1回なら500ダメージ、2回なら相手フィールドのカードを破壊、3回以上なら1ハンデス。銃砲撃がある状態でリボルバー・ドラゴンたちに暴れられるとどうしようもなくなってしまいます。
これらのカードがとにかく脅威で、これらのカードを使い切らせてようやくこちらの時間が訪れます。しかし、自分フィールドの機械族・闇属性モンスターとこちらの表側表示カードを割ってくるBM-4 ボムスパイダー、ピン挿しのライトニング・ボルテックスにツインツイスターと、どこからでも破壊が飛んでくるので、リボルバー・ドラゴンたちだけを気をつけるわけにはいきません。
ランク4エクシーズのギアギガントXも厄介で、このモンスターに効果を使われると戦線を維持されてしまいます。アドバンテージ勝負で勝つのが難しい相手なので、どれだけ的確に相手の隙を突いて攻撃をいなすかが重要です。
破壊されてもいいカードで固めていく
今回のキース戦は戦い方を変えていく必要があります。こちらのカードは基本的に割られるものだと思って、使い捨て出来るカードを増やして対応していきましょう。逆に、受け身になりがちなリバースモンスターは数を減らしてもいいです。
壁モンスターとして優秀なのがクリッターと黒き森のウィッチ。現代遊戯王だと少し動きの遅いカードですが、スローゲームになるこの縛りだと全く問題なし。この2体を囮にして相手の出方を伺い、相手の出してきた手によってこちらも手を考えます。
フリーチェーンの除去ができる強制脱出装置が強力。簡単に出てくるリボルバー・ドラゴンたちとはいえ、上級モンスターではあるのでバウンスすれば再展開でリソースを食います。良い時間稼ぎになりますし、いつでも使えるカードなので囮にすることも可能。
リボルバー・ドラゴン系は起動効果持ちなので、召喚時に除去ができる奈落の落とし穴も有効です。特にデスペラードのサーチ効果は墓地へ送られた場合に発動するので、奈落の落とし穴による除外はこの縛りにおける数少ない対策札になります。
相手が強力なモンスターを持っているということは、奪えばこちらが強力なモンスターを使えるということで、強奪、強制転移、自律行動ユニットといったコントロール奪取系のカードも効きます。ただし、銃砲撃が置かれている場合は要注意で、銃砲撃はお互いのコイントスに反応するため、奪ったリボルバー・ドラゴンでコイントスを決めたのに銃砲撃でこちらも被害を受けることも。鋼鉄の襲撃者も厄介なので、サイクロンなどを用意しておくのも良さそうです。
後は、ここだけの対策カードで酸の嵐を使ってもいいですね。流石にキースさんも手札が一旦無くなれば息切れするので、こちらも除去を連打して序盤から中盤にかけての猛攻を凌ぎきれば十分チャンスがあります。
というわけで、キースさんの攻略でした。普通のデッキを使っていれば、破壊耐性持ちの大型モンスターを出して完封も出来ちゃう相手なんですが、そんな強力モンスターはこの縛りで出せるわけがないので、破壊効果が全通し。銃撃を全部まともに食らった上で耐えきらないといけないので、如何に現代の耐性持ちモンスターが頼りになるかがよーく分かる戦いでしたね。
デザインが最高にクールなリボルバー・ドラゴンらがこれだけ脅威に見えるデュエルが出来るのはかなり楽しかったです。倒しても倒しても同じような上級モンスターが現れるのが、これまた機械軍団を相手してる感があってイイ感じ。ここまでの初代カード縛りは毎回最強の相手が更新されてきましたが、次はいよいよこの縛りで最強の相手かもしれない敵と戦っていきます……。
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