こんばんは、麻乃ヨルダです。本日はGTA VCSの小ネタで、実用性が低いポンコツ武器を見ようという内容になります。
マウントの取り方を忘れる男
こちらはPSPのゲームなど懐かしのゲーム動画を沢山上げられているみかとゲームさんの動画です。今回はバイスシティ・ストーリーズに存在する使えない武器たちが紹介されています。
まずはメリケンサック。武器スロット2に入る素手系の武器で、ステゴロよりも攻撃力が上がるというメリットを持ちますが、攻撃力が上がった代わりに格闘戦で使えるアクションが少なくなるというデメリットを持ちます。
VCSは格闘戦のモーションが非常に充実していて、相手を掴む、投げる、マウントを取るといったコンボができるようになっています。あの時代のゲームとしては革新的ですし、なんなら続編のGTAシリーズよりも格闘戦のバリエーションが充実しています。
なのに、メリケンサックを手にしたヴィックはマウントを取らなくなります。他のアクションは普通にやってくれるのに、マウントだけ取らなくなります。
VCSの格闘戦ではマウントが結構重要で、マウントを取ってボコボコ殴れば相手の体力を一気に削ることができます。逆に、マウントを取らないと追い打ちが上手く決まらず、中々トドメを刺させません。
なぜメリケンサックを手に嵌めただけでマウントを取る気にならなくなってしまうのかは分かりません。立ったままの殴り合いをしたいんでしょうか。でも別にマウントを取らなくなるだけで、掴みもサッカーボール蹴りも普通にするからなぁ……。
双眼鏡で応援？
もう一つの謎武器は双眼鏡。スロット1に入る特別武器の一つで、ミッションで遠くを見るために持たされる道具です。用途はただ遠くを見るだけ。スナイパーライフルでもいいやんと思いますが、スナイパーライフルはレティクルが邪魔なので双眼鏡の方が綺麗に見え……ると言いたいんですが、双眼鏡の視界もあんまり良くないです笑。
ミッション用の武器なので実用性等はさておき、双眼鏡の一番謎なところは丸ボタンを押すと高速パンチが打てるところ。普通の殴りよりも遥かに速いスピードで拳を前に打ち出す、謎のモーションが発生します。
しかもこのモーション、攻撃性能がゼロ。殴っているように見せかけて一切ダメージが発生せず、相手も無反応。そのため、そもそも攻撃を意図したモーションでは無い可能性があります。
双眼鏡は攻撃する武器じゃないけど、何もモーションを用意していないとバグるから、とりあえずNPCが使うモーションを置いといた、みたいな。どことなく、「いけいけー！」と応援しているようなモーションにも見えます。応援の割には拳を打ち出す角度が低めで、やっぱり殴っているようにも見えるけど……。
昔のゲームは洗練されていないところが多く、ゲームバランスが変だったり、無意味な仕様が残されていたり、荒削りな部分が色んなところで垣間見えます。それもそれで昔のゲームの味なので、こういうガバガバなところも見ていて楽しいですね。
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