自分が見た中で「これは面白い!」と感じた動画(YouTubeでもニコニコでも)を紹介するコーナーです。今回は「宗教的な理由とはいったい何なのか?遊戯王と宗教 徹底研究!」です。
イラスト変更の真実を探そう
こちらはYoutuberの千年研究所 総務部さんの動画です。遊戯王カードには国内版と海外版で絵柄が違うカードが多いのは有名な話で、昔から「なんでこのカードの絵を変えたんだ?」という疑問を多くのデュエリストが持っていたことでしょう。
そして、こういう噂に対してデュエリストたちの間で共通認識となっていったのが、「宗教関連のカードは海外ではNG」というもの。一番有名なもので言うと、遊戯王を代表するカードである死者蘇生が海外版で挿し替えられていますね。
(原作遊戯王の超重要カードもイラスト変更のターゲットに)
他にも六芒星の呪縛など、宗教っぽい絵柄のカードは軒並みイラストが変わっていて、何かしらの配慮がされていることは間違いないと言われています。勿論、公式からカードそれぞれに「こういう理由があってイラストを変更しました」なんて説明も無いのでユーザーは理由を想像することしかできませんが、流石に宗教モチーフのカードが揃って変更となると、ユーザーたちは「やっぱ宗教ダメなんだ」と思ってしまうものです。
しかし、一口に宗教とは言っても、日本神話だったり北欧神話だったり世界には色んな神様と教えがあり、多くの宗教的モチーフのカードはイラスト変更をされずにそのまま海外で発売されています。なので、宗教色があるカードが必ずしもNGというわけではなさそうです。
じゃあ死者蘇生などのカードがイラスト変更されている理由は本当に宗教上の理由なのか?宗教上の理由だったとして、真意はどこにあるのか?を探っていくのが、今回の千年研究所さんの動画になります。こういう、遊戯王にまつわる都市伝説的なものを探求していくチャンネルで、みんなが「こういうもん」だと思いこんでいることのホントウソを解き明かすのが楽しいですね。
今回の動画では、死者蘇生などのカードが規制された恐らく本当の理由、「サタニックパニック」「マクマーティン保育園裁判」について紹介されており、コナミが宗教的モチーフに過敏にならざるを得なかったであろう事情が解説されています。この説を聞けば、宗教系のカードが変更された以外でも、なぜ悪魔系のカードが悪魔っぽく無くなったりしたのかも納得がいくでしょう。
現在の遊戯王では、昔ほど過敏に宗教的モチーフのカードが規制されているということはありません。これも、カードゲームという遊びが普及し、当たり前の光景となった時代だからこそ。先人たちの努力に感謝しつつ、遊戯王の過去と未来を楽しんでいきましょう。
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