
こんばんは、麻乃ヨルダです。本日は遊戯王マスターデュエルの2026年2月のリミットレギュレーションを見ていきましょう。
ライゼオル爆散!ゴキブリ爆散!
・禁止
ライゼオル・クロス
・制限
増殖するG
・準制限
VS ラゼン、Stake Your Soul!、VS 蛟龍
・無制限
ファントム・オブ・ユベル、白き乙女、ライトニング・ストーム、スネークアイ・オーク
マスターデュエルにそろそろ4周年がやってきて、ジャスティス・ハンターズの最後の刺客である「K9」の到来を予感させる改訂がやってきました。それだけでなく、OCG同様にこれまでの遊戯王の常識を変えて新時代に進もうとする意思も見せています。
まずは禁止カードから。なんとライゼオル・クロスが一発禁止になってくれました。やったぜ!ライゼオルの悪の部分の半分くらいはこのカードが担っていたので、これでライゼオルは大幅弱体化と共に健全化されます。
ライゼオル・クロスは相手が発動したモンスターの効果の処理時に、自分フィールドの「ライゼオル」XモンスターのX素材を1つ取り除くことで、その効果を無効化できます。単純にモンスター効果の無効ってだけでも一定の強さがありますが、効果処理時の無効なのでチェーン隠しも効かず、どこから発動したモンスター効果も止められるという、破格の強さを持っています。
ライゼオル・クロスが存在するせいで、ライゼオルを見かけたら初動の段階で手札誘発を撃たざるを得ず、一番止めたいデュオドライブの効果が素通りするわニビルも暇になるわで、手札誘発をバカにした大貫通先行展開を通すのがライゼオルでした。これと同時期に来たのが、同じく手札誘発をバカにするマリスだと思うと……笑。
マリスの場合はマリスで完結していますが、ライゼオルの場合はデュオドライブのせいでランク4テーマ全てと繋がりを持ってこれをサーチしてくるので、ライゼオルどころかランク4が立ちそうになるデッキだったらその時点で駆け引き関係なく手札誘発を“打たされる”状態になっていました。アポロウーサとかもそうですが、カードプールに存在するというだけで手札誘発の駆け引きを否定するカードは基本ダメです。
2の効果も大分アレで、ライゼオルをデッキに補充し直すのはまだ良いとして、おまけの1ドローで雑にアドを稼ぐのがこっそりと害悪でした。クロスの3の効果で手札誘発を睨んで大貫通をし、サーチサーチでデッキを圧縮。薄くなったデッキから2の効果で1ドローをすると、あら不思議。デッキに眠っていた手札誘発などを引き込んで1妨害追加、というのがライゼオルの日常でした。
つまり、ライゼオル・クロスは「指名者+貪欲な壺」みたいなカードで、これをテーマでサーチできてしまうというとんでもないイカレ野郎でした。こんな先行をバカ強くするカード、どう考えてもダメです。
とはいえ、クロス抜きのライゼオルなんてひたすら破壊しかしないただニビルを受けるだけのデッキになりかねないので、クロス禁止は厳しすぎるからサーチをしてくるスター禁止でもいいのではないかという声もありました。後は、ランク4を全てライゼオルに収束させるデュオドライブの禁止も求められていた中、選ばれたのはクロスでした。
クロスはRなので最も規制しやすく、「クロスが無いのにライゼオルを出張させる意味なくない?」と混ぜものの利点を消して、純ライゼオルを使わせる方向性にしてデュオドライブの悪質さを薄めることができます(もうアストラルに「遊馬、デュオドライブだ!」とは言わせない)。一番クリティカルな規制で、これ一枚消せばライゼオルの悪い部分が消えて「とにかく破壊してくる個性派デッキ」になっていくことでしょう。
(ランク4テーマが全部「ライゼオルで良くね?」になるのが不愉快すぎたので、今後のランク4の可能性を潰さないためにライゼオルが大人しくなってくれるのは大歓迎なのだ)
クロスが無くなってもフレシアの蠱惑魔を出して誘発ケアをするとかはありますが、その分手札の要求値も上がりますし、デッキに罠を増やさないといけなくなったりしてちゃんとデメリットもあります。クロスは何のデメリットもないテーマカードだったので、禁止が妥当としか言えませんね。マリスがおかしすぎて隠れていただけで、マリスが消えたらライゼオルのおかしいカードもちゃんと消えてくれました。
害虫駆除よ〜
お次は制限カード。なんと、OCGでも制限カードになった増殖するGがMDでも制限カードになりました。やったー!ゴキブリゲーミングの終わりが見えてきたぞ〜!
増殖するGは長年インフレが進む遊戯王において「必要悪」のような扱われ方をしていましたが、昨今はマリスやライゼオルのように相手の手札誘発をサクッと貫通して大展開、山を圧縮した後にドロ−効果を通して手札誘発を引き込めるようなデッキが増えてきたので、むしろ先行札としての側面が強くなっていました。以前から先行Gは犯罪でしたが、どんどん犯罪率が上がってるんですよね。ただの体感ではなく実際に先行Gの遭遇率が上がってます。
また、ドラゴンテイルが罠でGを引き込んだりアルザリオンで回収したり、既存の手札誘発を上手く扱えるデッキが出てきたりして、先行で自然にGを触りにいけるデッキというのが確実に増えています。ヤミーも他のカードを採用した方が強いだけで、クリッターを採用したら展開上でGをサーチできますしね。頑張って何かを犠牲にしてGを加える、ではなく、本展開の余力でGを引き込めたらね、そりゃダメですよ。
ただ、遊戯王は長年Gが存在することを前提としてカードを刷ってきたので、Gを完全に消してしまうと「Gに弱いから……」で見逃されてきたデッキたちが途端にイキリ出して、それはそれで超展開デッキだらけの地獄環境になりそうなので、その辺はまず制限で様子を見てからですね。Gを禁止にすればG前提で刷られるバカ新規も無くなっていくと思うので、様子は見つつ早めに消えてくれることを望みます。
準制限は全てVSK9の事前規制に絡んだもので、VSの初動3種類が持っていかれました。OCGではVSK9の規制のためにラゼンを制限にしてほぼVSが死んでしまいましたが、それはやりすぎだろうという感じでラゼンを2に抑えてラゼンに繋がるカード(と炎属性)もちょっとずつ抑えてになりました。僕はOCGの環境を未体験なのでこれがどれくらいの強度の規制なのかは分かりませんが、見た感じは良い塩梅に思います。
ヤミーも含めて事前規制をちゃんとする方向に転換したようで、個人的に嬉しく思います。まぁね、マリスという近年でも珍しい“過ち”があったので、しっかりと反省してくれているようで嬉しいです笑。新パックを売り続けるためか、ここのところ事前規制が全然無くてフルパワー実装が常になっていましたが、その方針を大転換させるレベルでマリスはヤバかったんでしょうね。
結局、数ヶ月環境トップを張り続けるようなやつを出すと、そいつのパックは売れるけどそれ以外のパックがさっぱり売れなくなって美味しくなかったんだと思います。マリスだけ売れてもマリス以外が全く売れなくなったら収支取れないですからね。マリス一人で他の全パックの売上を支えられるわけないんですから。
後は緩和組。後手カードのライストが無制限となって、ユベル・青眼・スネークアイが緩和されました。ユベルとスネークアイは環境で見る機会がほぼ無くなったので良いとして、青眼はOKなんだって感じがちょっとします。まぁ、ドラゴンテイルがウルグラとサクラメンタムで虐めてきますし、今の環境はヤミーとドラテに対抗して手数お化けや後手でブッパできる手段を持っているデッキが蔓延っているので、ブルーアイズのようなやり取り系のデッキは明確な脅威になるほど強くないでしょってことでしょうか。
あとは、2月5日のアップデート(新パック販売・新リミット適用)の日に、ブルーアイズはシークレットパックの更新が発表されているので、強化が来るなどしてテコ入れされるからちょっと強くしとこってのもあるかもしれません。同じくブラック・マジシャンとイビルツインのシクパも更新され、この2つは間違いなく今までお預けされてきた強化が周年のタイミングで来ると予想されているので、ブルーアイズも波に乗るかも。
ただ、ブルーアイズでまだMD未実装のOCG強化って、LIMIT OVER COLLECTIONの「白き幻獣-青眼の白龍」くらいじゃないですか?もしかして周年記念ってことでMDに先行実装とか来る?OCGの盛り上がりに乗ってMDも周年でどデカいニュースが来るかもしれませんね。VS・K9・ブラマジ・イビルツインだけでも盛り上がるとは思いますが、確かに周年となるともう一発くらいどデカい隠し玉があってもおかしくないか。ちょっと期待して周年を待ちたいと思います。
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