遊戯王マスターデュエルで作ったキャラデッキを紹介していきます。今回は不動遊星編です。
キャラデッキを作るにあたって
自分がキャラデッキを作る上で意識しているのは、「原作要素をできるだけ拾いつつ、ちゃんと回るデッキにすること」です。いくら原作で活躍したカードだけをかき集めてもそれだけではただの紙束になってしまうので、キャラクター要素を色濃く出しつつも展開そのものは安定するように心掛けています。
また、ファンデッキ同士で遊べるように強力な除去能力・妨害能力のあるカードは抜いています。展開力そのものは現代レベルですが、出てくる切り札は当時レベルなので、同じようなファンデッキ同士でそれなりのゲームスピードで遊べるよう調整しています(強さはソロモードで強い相手と良い勝負が出来るくらい)。
デッキレシピ
デッキの回し方
遊星デッキということで、「ジャンク」「シンクロン」「ウォリアー」「スターダスト」ら様々なカテゴリーが組み合わさったシンクロデッキとなっています。シンクロ召喚を繰り返し、ジャンク・ウォリアーやスターダスト・ドラゴンなどの切り札で勝負を決めましょう。
展開の軸はジャンク・スピーダーによる大量展開。シンクロン+何かでレベル5に合わせられれば、とりあえずジャンク・スピーダーを出してチューナーを大量に呼んでこられます。ガチの遊星デッキであればここから日が暮れるほどのソリティアが始まるところですが、エクストラデッキのシンクロモンスターを昔懐かしの素材指定カードで固めているので大した展開にはなりません。汎用シンクロモンスター入れると強くなりすぎちゃうからね。
もう1つの軸はスターダストで、スターダスト・シンクロンを活かしてスターダスト・ドラゴンの召喚を狙います。セイヴァーの無効効果が強かったので今回は敢えてセイヴァー要素を抜いていますが、セイヴァー抜きでも光来する奇跡は良いドローソースになるので早めにサーチしておきたいですね。スターダスト・シンクロン、スターダスト・トレイル、光来する奇跡が揃えばすぐにシューティング・スター・ドラゴンまで繋げられるでしょう。
ギミックとしてはジャンク・スピーダーとスターダスト・シンクロンが軸になっていますが、デッキのメインエンジンは割と光来する奇跡なところがあるので、如何に早く光来する奇跡を持ってきて長く維持するかでアドの取り方が変わります。
実は光来する奇跡は「シンクロモンスターが“特殊召喚された場合”に発動(シンクロ召喚ではない)」「相手ターンでも発動できる(なんなら相手がシンクロモンスター特殊召喚した場合でも)」というカードで、相手ターンに蘇生なりアクセルシンクロなりすればそこでもドローが見られます。スターダスト・ドラゴンとフォーミュラ・シンクロンを出しても敢えて自分のターンはそのままで、相手ターンにアクセルシンクロを行うというのも1つの手です。沢山カードをドローして様々なシンクロモンスターを出して遊びましょう。
感想
デュエルトライアルのレンタル遊星デッキがあまりにもヘナチョコだったので勢いで作りました。芝を刈らない60枚デッキは初めて作りましたが、初動札を沢山入れておけば案外回るもんだなと思いました。エクストラデッキのモンスターにアクセスできればそれなりの動きになるというのも大きいですね。
あと、60枚デッキだと好きなカードをいっぱい詰め込めるのが良いですね笑。40枚前後のデッキだったらまず入れられない(入れたら紙束不可避)ようなカードを沢山入れることが出来たので、キャラデッキはむしろ60枚デッキが良いのかもしれませんね。特に使用カードがべらぼうに多い主要キャラのデッキなんかは。
思わぬ活躍で嬉しかったカードはまずシグナル・ウォリアー。アニメのスピードワールドを内蔵したようなモンスターですが、カウンターが置かれている時に戦闘・相手の効果で破壊されない耐性がファンデッキレベルではかなり硬いので、場を持たせるのに重宝しています。素材の縛りが無くて出しやすいのもありがたいね。いつかシグナル・ウォリアーをもっと活かしたデッキも作ってみたい。
あと、手札コストで墓地へ送ってもスピード・ウォリアーを呼んでこられるリミッター・ブレイクが地味に役立ったりしているので、もうちょっとシチュエーションを限定して「最後のジャック戦で使った遊星デッキ」などを作る時は、この辺のカードを増やしてジャンク・ウォリアーの効果を使いやすくするなどして調整してみたいなと思いました。今の構築だとそこまでジャンク・ウォリアーを活かしきれてる感じがしないので。スターダスト・ドラゴンもシューティング・スター・ドラゴンの繋ぎみたいになってるのが勿体ない気もします。
今回は一応アニメ全編を通した遊星デッキをイメージして作ってみましたが、そうなると上のジャンク・ウォリアーやスターダスト・ドラゴンのようにどうしても役割がぼやけるカードが多くなるので、今後は「この展開を再現するためのデッキを作ろう!」って感じで構築を尖らせた遊星デッキも作りたいなと。長官と戦った時やZ-ONEと戦った時の要素も全部詰め込もうとするとキリがないですからね。
その辺は名デュエル再現デッキみたいな感じで、キャラデッキの更に派生系で各シチュエーション毎に別で作っていくのがいいかなと思ってます。そういう意味で、今回のようなデッキは「総集編」的な遊星デッキと言えるでしょう。今後は「遊星vsアキ」の回を再現する遊星デッキとアキデッキを作るみたいな試みもやっていきたいですね(何度も鞭打たれるスターダスト・ドラゴンを如何に再現できるか笑)。
ちなみに、ジャンク・アーチャーやジャンク・デストロイヤーなどが入っていないのは、お金がなくて生成できないからです。入れたいけどこの辺にURのCP使うのはちょっとね〜。覚悟を決められませんでした。「なんでこのカード入ってないんだろう?」ってカードで高レアリティなものがあればそういうことだと思ってください(単に忘れてるだけの可能性もあるが)。このデッキはバック破壊の手段が無さ過ぎるのでデストロイヤーは真面目に欲しいんですけれども。
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