遊戯王マスターデュエル

【遊戯王マスターデュエル】通常レギュのランクマ以外に遊び場作ろうぜ!

投稿日:

こんばんは、麻乃ヨルダです。先日、「手札5vs6」デュエルトライアルが始まり、今後のルール改正を含めた様々な議論がデュエリストたちの間で巻き起こりました。

デュエリストの多くが後攻の初手を増やすことで先行優位を是正することに賛成していましたが、反対意見もあり皆が皆このルールを受け入れていたわけではありません。中でも目立った反対意見は、「環境デッキと非環境デッキの格差が広がる」というものでした。

先行と後攻のハンド差があると、弱いデッキが先行を取っても強いデッキに捲られることが増えます。これまで弱いデッキでも先行でブン回れば強いデッキを食えるのが遊戯王の面白みの一つでしたが、そういった現象は減るでしょう。

そして、弱いデッキが後攻を取ってハンドを増やしても、手数を出せなかったりで普通に捲れないことも多く、ハンドが増える恩恵は受けにくいです。そのため、デッキパワーが勝敗を決めるケースがこれまで以上に増えるというのが反対派の主な意見でした。

自分は後手の初手を増やすことに賛成で、この反対意見に対してハッキリと反論ができます。環境デッキと非環境デッキの格差問題は、初手の枚数云々とは関係の無い問題なので一緒にしない方が良い、という結論です。



別に今も遊べてない

まず、環境デッキと非環境デッキの格差ですが、ルール改正で今よりも酷くなるとして、今は大丈夫なレベルなのかと言ったら全然大丈夫じゃないです。マスターデュエルをずっと続けていた人なら分かると思いますが、近年はインフレの影響でどんどん非環境デッキが足切りされていき、「非環境デッキで最高ランク目指すぞ〜」なんて遊びは通用しなくなっています。ある程度のパワーがあればどのデッキでも最高ランクを目指せたような時代は遠い昔に感じます。

環境デッキと非環境デッキの格差は今でも十分に酷くて、今の初手5vs5でも普通に勝ててないんですよ。相手のハンドが5枚スタートでも普通に展開は止められるし捲られてるし。なので、格差に関しては初手の枚数云々で語るべき話じゃないです。それ以前の問題なんですから。格差の問題は別のポイントで解決を目指すべきです。

そもそも、初手の枚数をルールで調整する理由は「先行と後攻の格差の是正=コインの結果で勝敗を左右されすぎるストレスの緩和」であって、環境のバランスを調整することが目的ではないはずです。環境のバランスどうこうは後でやることで、ルール改正で環境が変わった後に調整していけばいい話です。今のデュエルトライアルで後攻デッキが暴れているのも、初手5枚ルールで作られたリミットレギュレーションで遊んでいるからであって、初手6枚ルールを前提にしたリミットレギュレーションが作られたらまた話が変わってくるでしょう。

非環境デッキが環境デッキに混じって遊べていた良い時代があったのは確かですし、そういう環境がまた来て欲しい気持ちもありますが、「非環境デッキで環境デッキにも対抗できるようにしろ」というのがまずワガママではあります。むしろ、弱いデッキが運良く先攻を取って運良く妨害を受けずに勝てましたというのもそれはそれでゲーム体験としてどうなのとも言えるので、どっちが健全なのかは一概に答えが出ません。

じゃあ格差問題はどうしたら良いのか。ここで必要になるのは通常ランクマとは別の遊び場だと思います。



無差別級しか無い状態

現在、MDはスタンダードレギュレーションのランクマッチしかガチ対戦の場が無く、デイリーミッションもそこでしか消化できません。他にデイリーミッションを消化できるイベントも常設ではなく二週間ほどしかやらないので、常にそちらで遊べるわけではありません。

この状態では当然みんなガチデッキを使ってランクマを潜るしか無くなりますMDはいつでもどこでも対戦相手を見つけられる素晴らしいアプリですが、デッキのレベルを合わせた相手を探してくれるわけではありません。同じレベルの相手と会うためには、自分もガチデッキを握らないといけないのです。

これは格闘技で言うとヘビー級しか階級が存在しないような状態です。ミドル級やフェザー級同士がマッチングできる場所がありません。ランクもただ単に戦績を反映しているだけで、低ランク帯であろうとヘビー級のデッキと普通に遭遇します。

非環境デッキを使いたい人がやりたいことは、環境デッキを相手に格上狩りをしてやるというより、同じレベルの相手と戦いたいというのが殆どではないでしょうか。しかし、普通にMDを遊んでいてもそういう場所は無く、ネットで同好の士を探してくるしか非環境デッキ同士の対戦はまずできません。炎の剣士とゲート・ガーディアンみたいな対戦カードはランクマを遊ぶだけでは幻なのです。

こういういつものランクマだったらあり得ない対戦が起こる遊び場こそがカジュアル勢の受け皿となり、まだ開拓されていない金脈だと思っています。というのも、このゲームは環境デッキを作るよりファンデッキを作る方がお金がかかるゲームだからです。



弱いデッキの方がお金がかかる不思議なゲーム

MDにおけるデッキ制作のコストは=URの枚数と言い換えてもいいです。最高レアのカードが何枚必要かでデッキの値段が決まります。ここで問題となるのが、この価値は基本的に不動であること。

紙のカードであれば需要が落ちたカードはどんどん値段が下がっていきます。逆に需要の高い環境デッキはどんどん値段が吊り上がってしまう問題はありますが、環境デッキに拘らなければそこまでお金はかからないですし、環境デッキで遊んだら値落ちする前にカードを売ってある程度お金を取り戻すこともできます。

MDのカードはストラクチャーデッキでの収録やイベントでの配布などが無い限り価値は一定です。しかも、カードのレアリティーは相対的な強さよりもテーマ内(もっと言うと収録パック内)での立ち位置が強く影響して決定されるので、レアカードの多さは必ずしもデッキの強さを表しません。環境デッキよりも高額なファンデッキが普通に存在します。

となると、使う場所が無い上に金もかかるファンデッキのカードをわざわざ集めようと思う人は居なくなります。弱いデッキのカードを収集するのは物好きだけで、ランクマをするだけなら環境デッキのカードを都度集めていくだけで事足ります。

しかも、環境デッキが規制されると分解ボーナスでURのポイントがある程度返ってくるので、環境デッキから環境デッキへの乗り換えも容易です。強いデッキを使ってランクマをしっかりやるほどお金がかからず、面白デッキで遊ぼうとするとやたらお金がかかるのがこのゲームなので、ファンデッキのレアカードの多くが誰にも買われず眠ってしまっています。

非環境デッキで遊べる場所が増えれば喜んで“無駄金”を出して趣味全開のデッキを握るデュエリストは大勢居ると思うので、コナミも商業的に得をすると思うんですよね。誰も使わずに埋もれている弱いURの山を活用しない手は無いので、インフレしまくりで非環境デッキが限りなく息をしていない今こそ、ルール改正と一緒に他の改革も進めてほしいです。

別レギュレーションのランクマ等を作るとして、どういったルールだと運営の負担が少なめかつ商売的に美味しく、デュエリストたちが良い具合に非環境デッキで遊べるでしょうか。とりあえず自分が希望しているのはテーマクロニクルとレジェンドアンソロジーの常設化ですね。

MD独自の要素であるソロモードに着目したテーマクロニクルは、ソロモードと連動して関連商品を売りながらほど良いパワー感のレギュレーションで遊べますし、キャラテーマ限定のレジェンドアンソロジーはカジュアルな遊戯王ファンのボリューム層にバチッとハマっていて、環境レベルの最新キャラデッキを適度に規制すればキャラデッキ対戦ばかりで楽しめそうです。

正直、キャラデッキ対戦はリンクスでやってねという空気を感じるのでレジェンドアンソロジーはあんまり実現可能性が高くないですが、OCGオリジナルテーマの連動とプッシュは積極的にやっているMDなので、テーマクロニクル常設でソロモードテーマを販促するという方向性であれば新たな試みにも重い腰を上げてくれそうなのではないかと考えています。

ソロモードテーマを優遇しつつ、おこぼれでソロモードと関係ない非環境デッキでも遊べるもう一つの対人戦モード。こんなのがあればユーザーも運営もWIN-WINにならないでしょうか。コナミには常設テーマクロニクルで閃刀姫なんかをプッシュしてもらって、デュエリストたちはワイトやホーリーナイツとかでわちゃわちゃしながらデイリーを消化すると。落とし所としてはかなり綺麗じゃないでしょうか。

ユーザー人気で言うとゲートボールも人気なので常設を待ち望んでいる人は多そうですが、ゲートボール用の古いカードは軒並みレアリティーが低くて全然儲からなそうなので、NRイベント同様にコナミはあんまり気乗りしないだろうなと想像がつきます笑。たまにデュエルトライアルでゲートボールさせてやるからそれで満足しろと思ってそうですね。商売的には妥当と納得するしかありません。

というわけで今日の結論は、「現代のインフレで破壊された環境を手っ取り早く整えるには後攻の初手を6枚にするのが良い」「非環境デッキの救済は別レギュレーションの実装という形で目指す方が良い」「テーマクロニクルを常設するのがコナミ的にもユーザー的にも一番オイシイのではないか」といったところですね。何にせよ僕もデッキリストに眠っている非環境デッキたちに日の目を浴びさせたいので、通常ランクマ以外の場所は早く作って欲しいですね。

というか、よく見たらランクマッチも「スタンダード Season53」と表記しているので、最初からスタンダード以外のレギュレーションでランクマッチを設置することを想定した造りになってそうです。「アンリミテッド Season1」とかもやろうと思えばやれるようにしてるってことですよね。マジでお願いしますよ!



ランクマでも使えるストラクが貰える!?

┼───

#遊戯王マスターデュエル4周年
「スプライト」ストラクプレゼント!
ルーキ―&カムバック
相互フォローキャンペーン
───┼

新たに「#遊戯王マスターデュエル」を始める友達や再開する友達にキャンペーンコードを伝えよう!… pic.twitter.com/yFuHLRKXJ0

— 【公式】 遊戯王 マスターデュエル (@YuGiOh_MD_INFO) February 5, 2026

一度マスターデュエルから離れてしまった人も、4周年のタイミングに興味が出たら復帰も考えてみてはどうでしょうか。現在、ゲームを始める&復帰する際にキャンペーンコードを入力すると、スプライトのストラクチャーデッキが貰えます。流石にスプライトデッキも純だと型落ちではありますが、周りが強くなっただけでスプライトが弱くなったわけじゃないので、しっかり回れば今でも普通に強いです。

また、レベル2・ランク2を多用するデッキなら相性抜群で組み合わせられるので、混ぜものとしても優秀。今回強化が来ているイビルツインもスプライトと混ぜる型が主流の一つなので、普通に現役カードです(今だとデモンスミスと混ぜるほうがメジャーかもしれんが)。スプライトと共にマスターデュエルの世界に入って、一緒に楽しみませんか?ランクマが過酷でやってらんねぇと思ったら、オールタイムズデュエルとかで一緒に遊びましょう笑。

(僕のキャンペーンコードは「263145d0」です。こちらを入力していただけると僕の方もスプライトのデッキが貰えるのでよかったら)

今年は新時代の到来を予感させる遊戯王界。対戦しか興味がなくあまりにもストイックだったマスターデュエルも、アイテム販売やソロモードの拡充で新しい楽しみ方の提案をしつつ、不健全なカードをバシバシ規制して良い環境を作ろうとする努力が見て取れます。凄まじい硬派さに距離を置いてしまった方も、生まれ変わろうとするマスターデュエルを再び遊んでみませんか?

(Twitterでたまに遊戯王について呟いているのでフォローしてね→@yolda2s

(この記事が面白いと思ったらSNSでシェアや感想の投稿などよろしくお願いします!)



関連コンテンツ

宣伝→「遊戯王オールタイムズデュエル」〜キャラデッキゲートボールのルールを作ろう〜【遊戯王マスターデュエル】



-遊戯王マスターデュエル

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【遊戯王マスターデュエル】ソロモードを遊び尽くせ!〜「初代のカード縛りでソロモード攻略」

こんばんは、麻乃ヨルダです。本日は、最近ハマっている遊戯王マスターデュエルのソロモードの遊びを紹介しようと思います。 マスターデュエルでの遊びは基本的にランクマッチかソロモードでのデュエルになります。 …

【遊戯王マスターデュエル】WCSは今年も激闘の連続!世界最高峰の戦いを楽しもう!

こんばんは、麻乃ヨルダです。前回に引き続き、遊戯王WCS2025マスターデュエル部門の話をしていきます。 目次1 最強デュエリストのデュエルはいつも必然2 関連コンテンツ 最強デュエリストのデュエルは …

「遊戯王オールタイムズデュエル」〜キャラデッキゲートボールのルールを作ろう〜【遊戯王マスターデュエル】

こんばんは、麻乃ヨルダです。最近キャラデッキを色々作って遊んでいて、これまでもいくつかデッキの紹介をしてきました。 【遊戯王マスターデュエル】キャラデッキでゲートボールのようなデュエルがしたい〜「ジャ …

【遊戯王マスターデュエル】巳剣・オルフェに立ち向かえ!「再世(リジェネシス)」デッキ!

こんばんは、麻乃ヨルダです。本日は遊戯王マスターデュエルのデッキレシピ紹介をしていきます。 今回紹介するデッキは「再世(リジェネシス)」。 遊戯王カード 再世の魔神 ベミドバル(スーパーレア) ALL …

【遊戯王オールタイムズデュエル】キャラデッキゲートボールのデッキを作ろう〜「ジャック・アトラス(ATD次元レベル7)」編

こんばんは、麻乃ヨルダです。先日、遊戯王マスターデュエルで「キャラデッキ+ゲートボール」のデュエルをするために、「遊戯王ATD(オールタイムズデュエル)」のルールを作ったと記事を書きました。 「遊戯王 …

ブログを書いている人

ブログを書いてる人↓

「麻乃ヨルダ」と申します。カードゲームオタクです。連絡やメッセージはツイッター(@yolda2s)へ。

ブログ内検索

カテゴリー

2026年5月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031