今回はずっと作りたいと思っていたサイバー・ダークが完成したのでついにお披露目します。いやぁ懐かしいですねサイバー・ダーク。中学生時代に使っていたデッキがD-HEROとサイバー・ダークなので、この2つのデッキには特別な愛着があるんですよ。
当時はアニメGXがリアルタイムでやっていて、あの時から「表のヒーロー」よりも「ダークヒーロー」が好きだった僕は、十代よりもエドとヘルカイザーが好きで。その二人のデュエリストパックを買い漁ってデッキを作っていて。でも、中学生のお小遣いでは人気のある彼らのレアカードを揃えることは難しく、中途半端なデッキでした。それでも二人の真似をしてデュエルをするのが楽しくて。良い思い出ですね。
そんな思い出のデッキが現代で戦闘力を取り戻して復活ですよ、嬉しい限りです。ここ最近の遊戯王は初代やGX時代のテーマをどんどん強化してきて、以前のファンをOCGの世界に呼び戻そうと張り切っていますね。僕はまんまとコンマイの戦略に引っかかっております。というわけで、このページを読んでいるあなたも、一緒に思い出に浸りながらOCG沼にハマりましょう!
デッキレシピ
下級モンスター(17枚)
サイバー・ダーク・エッジ×2
サイバー・ダーク・カノン×3
サイバー・ダーク・キール×2
サイバー・ダーク・クロー×3
サイバー・ダーク・ホーン×3
絶対王 バック・ジャック×3
超電磁タートル×1
魔法(11枚)
オーバーロード・フュージョン×1
おろかな埋葬×1
強欲で謙虚な壺×3
サイバーダーク・インパクト!×1
サイバーダーク・インフェルノ×3
未来融合-フューチャー・フュージョン×2
罠(12枚)
砂塵の大嵐×3
バージェストマ・ディノミスクス×3
ブレイクスルー・スキル×3
和睦の使者×3
融合モンスター(11枚)
F・G・D×1
鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン×2
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン×2
捕食植物キメラフレシア×3
旧神ヌトス×3
エクシーズモンスター(3枚)
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング×1
No.39 希望皇ホープ×1
鳥銃士カステル×1
リンクモンスター(1枚)
電影の騎士ガイアセイバー×1
※リミットレギュレーション2018年1月1日版準拠
回し方
新生サイバー・ダークの強さはカノンとクローが支えていると言っても過言ではありません。計6枚入っているし、どっちか一枚は初手に、来てくれたらいいなぁ。来なかったら強欲で謙虚な壺で引き当てたいところ。
カノンは手札から捨てることでデッキから機械族のサイバー・ダークを手札に加えることができます。自身はレベル3のドラゴン族(全くドラゴンに見えないが)なので、サイバー・ダークを召喚すればそのままカノンを装備して攻撃力2400のアタッカーになれるわけですね。更に、カノンが装備された状態で戦闘を行うと、デッキからモンスター1体を墓地に送ることができます。落とす対象はバック・ジャック、超電磁タートル、時には各種サイバー・ダークがいるので、その場に応じて選びましょう。また、装備カードとなったこのカードが墓地に送られると1ドローできます。
クローは手札から捨てることでデッキから「サイバーダーク」と名の付いた魔法・罠を手札に加えることができます。現状はインフェルノとインパクトの2択ですが、ほぼインフェルノを選ぶことになるでしょう。そして、こちらは装備された状態で戦闘を行うとエクストラデッキからモンスターを墓地に送ることができるという、画期的な効果を持っています。キメラフレシアを落としてフューチャー・フュージョンかオーバーロード・フュージョンを持ってきたり、ヌトスで除去を行ったり、F・G・Dを落として後の布石としたり。また、装備カードとなったこのカードが墓地に送られると墓地のサイバー・ダークと名の付いたモンスター1枚を手札に加えることができます。自分をサルベージすることも可能。
カノンかクローを落とし、場にサイバー・ダークを出せたら、ここから侵略が始まります。カノンとクローは戦闘の度に効果を発動するので、如何にして何度も戦闘を行うか重要です。インフェルノを張って耐性を持たせることができれば盤石。じわじわとアドバンテージを奪いましょう。
クローの効果は上で説明しているので省略。カノンは戦闘の度におろかな埋葬を使えるのと同じ効果ですが、じゃあサイバー・ダークと相性が良くて墓地に送られると便利なのは誰だろうと試行錯誤をした結果、選ばれたのはバック・ジャック。墓地に送られたときデッキトップ3枚を操作、相手ターンに除外することでデッキの一番上のカードが通常罠ならそのままセットすることができます。12枚も罠を入れておいたので、効果の発動時は2つの効果をセットで使えるでしょう。大体は。
罠で一番来てくれると嬉しいのは和睦の使者。フリーチェーンでいつでも使えて、戦闘のタイミングで使えばサイバー・ダークを守りつつカノンかクローの効果を発動できるので、相手からするとかなり面倒。他には、手札に来てしまったバック・ジャックなどを落としつつ相手モンスターを除外でき、罠が発動すれば場に特殊召喚されてリンク素材などになるバージェストマ・ディノミスクス、相手ターンで使えばデメリット無しで魔法・罠を2枚破壊、時にはカノンかクローを破壊して破壊時の効果を使える砂塵の大嵐、厄介なモンスター効果を2度止めることができるブレイクスルー・スキルがあります。うまく使っていきましょう。
そして、カノンとクローと共にサイバー・ダークを強力に支えるのがサイバーダーク・インフェルノ。流行りの耐性付与、サイバー・ダークの再召喚、相手に破壊された場合は融合と名のつくカードかフュージョンと名のつくカードをサーチできます。サイバー・ダークに耐性を持たせて相手に戦闘を促す強力なカードですが、2番目の再召喚でカノンとクローを装備し直すことができるのも重要。装備カードが破壊されて丸腰になったサイバー・ダークももう一度戦線に復帰することができます。なお、カノンかクローを付けた状態のサイバー・ダークを再召喚しても、カノンとクローの破壊時効果は使えないので注意(装備カードより先に装備した側のカードが場を離れちゃうとこの手の効果は使えない)。残念だけど、それができたら美味しすぎるか。
さて、切り札のサイバー・ダークネス・ドラゴンですが、あんまり出ません。重たくて単純に出しづらいのもあるし、出る前に決着がついていることも多いし。このデッキだとサイバー・ダークネスを出すのは2ターンかかるフューチャー・フュージョンか、墓地が肥えていないと使えないオーバーロード・フュージョンになるので。ただ、装備カードの枚数だけ相手のカードを向こうにして破壊する強力無比な効果を持つので、出せば大暴れです。F・G・Dを装備すれば攻撃力7000だし。出せたらいいな、って感じで。
あとがき
総工賃は約14,000円也。メインデッキとエクストラデッキの値段がほぼ同じである。他のデッキもそんなもんですけど。
サイバーダークを使ってみての印象なんですが、個人的に「帝コントロールに近い」と感じます。勿論、動き方は全然違うんですが、一枚一枚地道にアドバンテージを得て、気づいたら場を支配している感じが昔の帝っぽいなと。なので、今の流行りである大量展開でドーンと大味なデッキでは味わえない感覚があって楽しいです。
ヘルカイザーっぽく、サイバー・ドラゴンを入れてキメラテックの召喚を狙ったりする形も考えましたが、別に必要ないやんとこの形に落ち着きました。鎧獄竜はドラゴンでも機械でも餌にできるので、F・G・Dの代わりにサイバー・エンドを入れて、鎧獄竜と合体させるヘルカイザーらしい動かし方もやろうと思えばできます。これまた「だからどうした」という話ですけど。キャラデッキとしてはそういうのもあっていいんじゃない、と。
さて、どうでもいい話、罠を多用する型のサイバーダークなので、「罠サイバー流」という流派を思いついたんですけど、誰か入門しますか?
昔懐かしのサイバーダークはこちら
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