待ち焦がれていたマッスルカー「デュークス」がついにロスサントスにやってきました。70年代的な形状、殺精子剤消毒薬の香りがしていた古き良き時代に立ち返りましょう。そしてなるべく前向きに。過ぎた過去を思い出すことほど素敵なことはないでしょう。それはあなたの頭の問題で、デュークスは悪くありません。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
伝説的なマッスルカーのデュークス。アメリカ人の誰もがこの車に憧れたものでした。至高の1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:インポンテ(Imponte)
名称:デュークス(Dukes)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$62,000
モデル車の考察
モデルは第1世代のダッジ チャージャーでしょう。リア周りは同じダッジで1970年代前半に登場した第1世代のチャレンジャーの要素が含まれます。
後のアップデートで装甲車両化されたデューク・オ・デス、デフォルトで車体がボコボコのダメージ加工がされたビーター・デュークスが派生バージョンとして追加されました。特にビーター・デュークスは乗りやすいように性能がアップしていて改造パーツも大幅に増えているこの車の上位互換のような存在なので、お金に余裕があるならデュークスよりもビーター・デュークスを買った方がいいと思います。
名前のデュークスは、アメリカのテレビドラマ「The Dukes of Hazzard(邦題:爆発!デューク)」が元ネタになっていると思われます。このドラマにはオレンジのチャージャーが登場し、「ジェネラル・リー(将軍リー)」と呼ばれて主人公の愛車になっています。
走行性能
典型的なマッスルカーです。コーナーではフロントが重たく曲がりきれず、かと思えばアクセルオンでズルズルとリアを滑らせます。コーナリングではとてもじゃないですが戦いになりません。
加速は申し分なく、最高速の伸びも良好です。意外にもブレーキの性能も良い方なので、コーナーではしっかり減速しストレートで頑張りましょう。
カスタマイズ
改造パーツは多くありませんが、どれもこの車のパワフルさを引き立たせてくれるアイテムです。ロールケージの改造で、NOS入りのボンベを置いたり、助手席を取り払ったりできるのは面白いですね。あくまで見た目だけで、性能面で変化はないですけど。なお、ロールケージの色は金色のような茶色のような色で固定のようです。
前述のジェネラル・リーを意識してか、ルーフに国旗のペイントを入れることができます。ただ、アメリカ連合国の国旗はないので、ジェネラル・リーの完全再現はできません。
感想
めちゃくちゃカッコいいです。個人的にマッスルカークラスで一番カッコいい車だと思っています。ライトカバーが開き、ヒドゥンヘッドライト(格納式ヘッドライト)が顔を覗かせるのを見ると思わず興奮してしまいますね。値段もお手頃なので見た目が気に入ったら1台買ってみるのもいいかと思います。ただ、もっと大幅に改造を楽しめるビーター・デュークスが追加されたので、折角デュークスを買うならビーターの方が絶対に良いです。
ちなみに、オンラインでは通常湧きはしないはずなんですがまれに通常湧きをすることがあるそうです。しかし、自宅ガレージに持っていっても高級車扱いで保存はできないそうです。
モデル車について
ダッジ チャージャー(第1世代)
1960年代、初代ダートを販売し国内のマッスルカーブームに火を付けたダッジだったが、ライバルメーカーが次々に投入する新型マッスルカーに押され、ダッジ自身はブームに乗り切れずにいた。そこで、ライバル社のマッスルカーへの対抗馬としてチャージャーが登場する。強力なV8エンジンを積んだチャージャーは、そのポテンシャルの高さからレースの世界でも活躍し、テレビドラマや映画への出演も果たす、アメリカの一時代を象徴するマシンとなった。
フォトギャラリー
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