ニシンをこよなく愛する極端にリベラルな国が、お手頃な組み立て式家具の製造で世界一になるのは当然の事です。しかし、ようやくスウェーデン流を理解した気になったころ、彼らは低車高で重量型の恐ろしく速いハイパーカーを生産しました。顔面の皮膚が頭蓋骨から引きはがされそうになるほどのスピードと重力を感じれば、偏見など吹き飛んでしまうでしょう。不思議ですね。
(Legendary Motorsportでの解説)
「南SAスーパースポーツシリーズ アップデート」で追加されたエンティティーXXR。更なる進化を果たしたエンティティーです。より速く、より美しくなった1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:オーバーフロッド(Overflod)
名称:エンティティーXXR(Entity XXR)
分類:スーパーカー
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$2,305,000
モデル車の考察
モデルはケーニグセグ アゲーラですかね。エンティティーXFと関連のある名前で、XFはアゲーラの先代であるCCXをモデルにした車なので、XFの後継機になるのでしょうか。
解説文で書かれている内容はスウェーデンという国の特色を茶化したもので、「お手頃な組み立て式家具」はIKEAのことでしょうね。XFの解説でも散々スウェーデンをこき下ろしていましたが、XXRでも相変わらずのノリです。
同じアゲーラをモデルにした車にサイクロンがあります。しかし、電気自動車なのにアゲーラをモデルにして造形したことで排気ガスを出さないはずなのにマフラーが存在する不思議なデザインになってしまっています。
走行性能
200万ドルを超えるだけあって、動力性能は非常に高いです。加速力も最高速もかなりのものですね。
一方で、ハンドリングはやや難あり。割りと簡単にリアがスライドします。MRというよりAWDっぽい特性なので簡単に立て直せはするんですが、それでもこの不安定さには神経質になってしまいます。
サスペンションを変えて車高を下げると、グリップ力が上がりハンドリングの安定感はある程度解決します。元々の状態だとちょっと車高が高めなので、カッコよさを上げるためにもサスペンションの改造は必須でしょうか。
カスタマイズ
スーパーカーカテゴリですが改造パーツはそれなりに多め。カッコいいエアロパーツが揃っているので、弄っていて楽しいですね。
感想
230万ドルと価格は最高クラス。性能はハンドリングにちょっと難ありと、価格に対して少し不満が残ります。が、カッコいいのでなんでもいいですね。いや、カッコいいというか美しいというか。ビジュアルに関してはスーパーカーで一番好きな車です。
先代のXFと比べると、こちらの価格は約3倍。直線の速さはこちらに軍配が上がりますが、ハンドリング面ではこっちの方がじゃじゃ馬で、性能面で優劣はつけ難いですね。
モデル車について
ケーニグセグ アゲーラ
CCXの後継機として2011年から販売が開始されたスーパーカー。十分に怪物であったCCXから更に進化し、エンジンパワーは960馬力に到達。そして動力性能だけでなく空力面でも進化を遂げ、その性能はスーパーカーの最高峰に。しかし、ケーニグセグはそれだけでは飽き足らず、以降もアゲーラRなどの発展モデルを世に送り出していく。名前のアゲーラは、スウェーデン語で「行動する」という意味のAgeraからとられ、ギリシャ語で「不老」を意味するAgeratosも由来となっている。
フォトギャラリー
関連コンテンツ
先代→エンティティーXF
モデル繋がり→サイクロン
他のオーバーフロッド車について→GTA5/GTAオンラインに登場する企業「オーバーフロッド(Overflod)」
これまでのGTA5/GTAオンライン車レビューまとめはこちら
あやや~ 遂に出たんですね、というか出てたんか エンティXFちゃんの後継
アゲーラもとい XXR ですか…いいね!デザインもアゲーラしてますねリア周り見てないけど リアもアゲーラしてるんでしょうか? XFのリアはポルポルのカレラGTやランボのレヴェやアヴェンタのテールだったけど、リアもアゲーラ(じゃなくても)なら買いかも…
しかもエアロもイイの豊富?やっぱり買いかも♪ 後もう一つ、ケーニグセグお家芸の…ラプタードア(合ってる?)は…多分再現されて…無いかぁな~ XFの時がっかりだったので これで映画ニードフォースピードごっこできそうやね とヴァピッド エリーのコメントについてありがとうございます!