あなたがアラモ海沿岸の閉鎖的村社会の中で農家を営んでいるなら、おそらく目をやられているはずです。そんなあなたに朗報です。このナガサキの最新水陸両用バギーなら、迷わず道路を外れて酷く汚染された水の中に突っ込んでいくことができるはずです。さらに、前方の2連装マシンガンなら、どんなに視力の悪いお客様でも敵を蜂の巣にすることが可能となります。
(Warstock Cache & Carryでの解説)
「カーディーラーアップデート」で追加されたブレイザーアクア。今週末は海で遊ぼうか、山で遊ぼうか、もう迷う必要はありません。1台でどちらも走破できるバギーを見ていきましょう。
目次
車両データ
メーカー:ナガサキ(Nagasaki)
名称:ブレイザーアクア(Blazer Aqua)=燃え立つ者(英語)
分類:オフロード
駆動方式:AWD
乗車定員:1人
購入価格:$1,755,000(特殊車両ジョブ「クリーンアップ」をクリアで$1,320,000に値下げ)
備考:保管にはセキュリサーブの車両用倉庫が必要。アクションメニューの「車両→特殊車両を要請」から呼び出し可能。マップ上では専用アイコンで表示。
モデル車の考察
ブレイザーが水陸両用に改造され最早原型がないほどに見違えた、というかそもそも関係性があるのかすら怪しくなっている車両ですが、モデルはギブスのクアッドスキーでしょうか。車体の形状は勿論、水上走行用にタイヤを格納した状態がそっくりですね。
走行性能
元のブレイザーから全体的に底上げされたような性能で、安定感が向上しどっしりと地に足の着いた走りになっています。
水上ではモード変更をすることでボートと同じような速度で走ることができます。その操作感はシーシャークに似ていて、陸上では4輪バギー、水上ではジェットスキーといったところです。
速さ自体は陸上でも海上でもそれほど速いわけではないですが、陸上と水上でも同じような速度で走れるのは大きな利点です。テクニカル・アクアやAPCはなんかは水上だとかなり機動力が落ちてしまいますからね。
カスタマイズ
性能面以外のカスタマイズはカラー変更とホイールの交換しかできませんが、一応カスタマイズ可能です。
戦闘能力
見かけどおり、水陸両用バギーに貧弱なマシンガンが付いただけの戦闘車両です。当然身を守る術は一切無いので攻撃は食らい放題です。
また、マシンガンからドライブバイに切り替えることはできないため、こちらの攻撃は固定された豆鉄砲を打ち続ける以外にありません。戦闘車両として扱うにはあまりに貧弱な性能です。
感想
モデル同様に地形を選ばず走れる車両で、郊外でのレジャーを楽しめる1台です。モデルの再現度高めで良い車両ですね。
ただ、セキュリサーブ車両であることが色々とネックになっています。価格はスーパーカー並だし、乗車中はマシンガンしか使えないし、普通のガレージに保存できないし。この車が出た頃は特殊車両の存在自体がかなりレアだったのでこの扱いはしょうがないんですが、セキュリサーブ車両じゃなかったらもっと気軽に乗れる車両だったのにな、とは思います。
ボスジョブ「ストックパイリング」
ブレイザーアクアを購入することで解禁されるジョブ。稼ぎとしては殆ど美味しくないので、フレンドとの息抜きにでも。
ジョブを開始すると近い場所にブレイザーアクアが現れ、それに乗るとマップ上に沢山の貨物が表示されます。その貨物を集めきるのがミッションの目的ですが、この貨物の数が30個と多い上に陸上水上問わず配置されているため、ソロではまず全回収は無理です。全回収を目指すなら3〜4人で挑みたいところです。
報酬の額は集めた貨物の数で決まり、基本給$5,000に加えて貨物1つにつき$1,000。なので、頑張っても最高$35,000で、お金稼ぎを目的とするなら間違いなく他のボスジョブをやった方がいいです。
モデル車について
ギブス クアッドスキー
イギリスの自動車メーカーであるギブス社は、1994年から水陸両用車の技術開発に取り組んできた。その中で辿り着いた一つの答えが、ATV(バギー、クアッドバイクなどとも呼ばれる)を水陸両用車に変えるカスタマイズだった。140馬力のエンジンを積むクアッドスキーは、水陸どちらでも最高時速72kmで走行することができ、正に地形を選ばない万能マシンとなっている。その性能が評価され、一般販売やレジャー施設でのレンタルだけでなく、サンフランシスコ警察で正式採用もされている。
フォトギャラリー
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