アルバニーのデザイナーチームが多量のヤクをキメた状態でビンテージ・カー雑誌片手に制作したこの異質なフランケンシュタンゲは、どこに行ってもゴスやエモ・ヒップスター、バンパイアもどきの羨望の的となるでしょう。1910年製のステアリングだけが魅力ではありません。強力な馬力を誇るエンジンを搭載しているため、道路の凹凸の衝撃だけで車もドライバーもバラバラになるでしょう。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
「ハロウィン・サプライズ」アップデートで追加されたフランケンシュタンゲ。怪物ファミリーの愛車は怪物マシンにしか務まりません。暗く神秘的な1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:アルバニー(Albany)
名称:フランケンシュタンゲ(Fränken Stange)
分類:クラシックスポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:4人
購入価格:$550,000(ハロウィン期間限定販売(1度購入すればいつでも購入可能))
モデル車の考察
ルーズヴェルトをベースに大改造が施された車ですが、モデルはジョージ・バリス氏がデザインしたMunster Koachでしょう。アメリカのテレビドラマ「The Munsters」のために作られた車で、同じく「ハロウィン・サプライズ」アップデートで追加されたラーチャーとは「ジョージ・バリス氏がデザインした車がモデル」という共通点があります。
走行性能
リアに極太のタイヤを履いていますが、それでもホイールスピンを抑えきれないほどの大パワーを持っています。発進の際はうまくアクセルコントロールをしましょう。
加速性能は高めで、独特のエンジン音をかき鳴らしながら勢いよく加速していきます。しかし、最高速はそれほど高くないため、音で感じる印象ほどスピードは出ていません。
ハンドリング面においては「グリップ力はあまり高くないけどよく粘る」と、よく分からない説明になってしまいますがそんな感じです。コーナーに入っていくと最初はアンダー、ハンドルを切り続けるとオーバーになっていくのですが、一気に姿勢が崩れるわけではないので安定しています。安定しているけど、上手く曲がっていかない。そんな感じです。
それ以外の点では、やはり巨大な車体が気になるところです。特に、車体後部が大きく張り出しているため一見通り抜けられそうな隙間に引っ掛かることがよくあります。余裕を持ったライン取りで走っていきましょう。
カスタマイズ
元から大改造されているためか、改造項目は多くありません。内装の項でボブルヘッドを置いたり、ボンネットの項でバグキャッチャーを追加できるくらいですね。
ボディーペイントはファイヤーパターンにゴス系ペイントで計4種類が用意されています。好みのものを選びましょう。
感想
古いリムジンを改造したゴス系ホットロッドという唯一無二の個性を持っている素敵な車ですね。とにかくデザインがカッコよくて惚れ惚れします。GTAの世界観には合ってないと思いますが笑。
性能的にはルースヴェルトと遜色ないと思いますが、価格はこちらの方が安いですね。というか、改造後の車の方が安いんかいとツッコミたくなる値段設定ではあります。改造して楽しむ余地は少ないですが、デザインに惚れたら買ってみる価値はあるでしょう。
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