ボーロカンが作った最初にして唯一の車は、既にショールームに並ぶ段階になってから「ボーロカン」という名がおしゃれなドイツ車ブランドらしくないと指摘され、車自体も魅力がないと言われました。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
韓国生まれのスポーツカーであるプレイリー。安さを武器に世界進出を果たしたクーペです。発展途上の1台を見ていきましょう。
両データ
メーカー:ボーロカン(Bollokan)
名称:プレイリー(Prairie)=草原(英語)
分類:コンパクトカー
駆動方式:FF
乗車定員:2人
購入価格:$25,000
モデル車の考察
モデルはヒュンダイ クーペ(第2世代)で、フロントマスクは前期型と後期型が混じったようなデザインに見えます。今のところボーロカンで唯一の車であり、GTA5で唯一の韓国車となっています。
モデルの名前同様にクーペカテゴリーに分類されてもおかしくない車ですが、コンパクトカーカテゴリーに分類されています。初期はコンパクトカーカテゴリーで、一時期はクーペカテゴリーに分類されていましたが再びコンパクトカーカテゴリーに戻るなど制作側としても曖昧な立ち位置の車なようです。
長らく非売品の車両として扱われてきましたが、「ナイトライフ」アップデートで南サンアンドレアススーパーオートでの販売が開始されました。
走行性能
乗ってみてまず感じるのはトラクションの低さ。発進でアクセルを踏みこむと前輪が空転する状態で、路面状況が万全なら発進が遅いだけで済みますが、路面が濡れていたり未舗装路だったりするとまともに前進するのも難しいです。性能を上げてもこの傾向が変わらないのが困りものです。
トラクションは甘々ですが、スピードが乗ってくればそこそこの走りを見せてくれます。速いとまでは言えませんが、そこら辺を走っている一般車と比べればしっかり走ってくれる方です。
コーナリング面は安定していて、アンダーステア気味の挙動でグリップしながら曲がってくれます。しかし、ブレーキングなどでリアの荷重が抜けると途端にリアがブレイクして滑り出すので、ハードブレーキングからのコーナーの突っ込みは気をつけたほうがいいでしょう。
カスタマイズ
「ナイトライフ」アップデートで販売が開始されると同時に、多彩な改造パーツが追加されカスタマイズを楽しめる車に変貌しました。
バンパーやスカートなどエアロパーツが豊富に揃えられ、派手な仕様が可能に。スポイラー類は大人しいラインナップでちょっと物足りないですが、フルエアロで武装することが出来ます。
ボディーペイントは中央にストライプか、サイドにペイント+メーカーステッカーのシンプルなものが10種類。それでも上手くエアロやペイントと合わせれば、まるでワイルド・スピード(1〜3あたり)に出てきそうなスポコン系に仕上げることが出来ます。
感想
テコ入れが入るまでは単なる大衆車に過ぎませんでしたが、改造パーツが追加されて化けましたね。低価格で改造を楽しめる楽しいスポーツカーになったと思います。あまり人気はないのか見かけることは少ないですがオススメできる車ですね。価格もパッケージングもよく似ているペナンブラと同じような感覚で遊べます。
モデル車について
ヒュンダイ クーペ
1996年にデビューし、ヒュンダイ初のスポーツカーとして世界に打って出た初代クーペ。クーペ車の需要が高いヨーロッパではまずまずの販売実績を残したが、好評の理由はとにかく「低価格」。クーペを含めたヒュンダイ車の当時の評価は世界で共通して「安かろう悪かろう」であり、価格以外に強みを出せなかった。そのため、2代目クーペはリーズナブルな価格を維持しつつも品質を向上させることが重視された。イタリア風のクラシカルなデザインはそのままに、スムーズなフィーリングのエンジン、軽く安定したハンドリングなどGTカーとしてのレベルは確実に向上。それでもまだ安っぽさと凡庸さは抜けきっていないが、ヒュンダイは着実に次の一歩を踏み出した。
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