エナス ウィンザーのように完璧で豪華な乗り物に、改善点などあるのでしょうか?答えは乗ってみなければ実感できません。乗り込んでタッチスクリーン式のインターフェースに触れ、キャンバスルーフが開くのを感じ、時速30マイル(時速48キロ)で出来の悪いかつらをなびかせながら、勝ち誇った目で卑しい歩行者を眺めましょう。
(Legendary Motorsportでの解説)
「金と権力と野望」アップデートで追加されたウィンザードロップ。格式高い4ドアセダンを見て「これをオープンカーにしよう」と思ったことはありませんか?夢を見せる亡霊を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:エナス(Enus)
名称:ウィンザードロップ(Windsor Drop)
分類:クーペ
駆動方式:FR
乗車定員:4人
購入価格:$900,000
モデル車の考察
ウィンザーを4ドアオープンカーにしたバージョンですが、モデルはロールス・ロイス レイス ドロップヘッドクーペですかね。ドロップヘッドクーペは2ドアなので、4ドア要素はロールス・ロイス ゴーストからとられていると思います。
2009年に4ドアセダンのゴーストがデビューし、2013年にゴーストの2ドアクーペ版と言えるレイスが登場。そして2015年にレイス ドロップヘッドクーペが登場したので、ウィンザードロップは「レイスではなくゴーストをドロップヘッドクーペにしたら」という想定で作られた車ではないでしょうか。ゴーストはセダンなのでドロップヘッド”クーペ”ではないような気もしますが。ドロップヘッドセダン?
ちなみに、「ドロップヘッドクーペ」とは「幌を持つオープンモデルではあるが幌の内側に完全な内張りを持っており、幌を閉じればほぼクーペと同等の居住空間を得ることができるモデル」とされています。オープンカーで言うカブリオレ、カブリオと同じタイプですね。
走行性能
基本的な性能はウィンザーと変わりません。重量級で扱いづらく、トップスピードは最高という直線番長です。
ウィンザーとの違いを見ていくと、やはり目につくのは4ドアオープンカーとなったことによるロングホイールベース化。通常ホイールベースが長くなると車は曲がりづらくなるものですが、意外にも旋回性能はウィンザーと大して変わりません。
また、ウィンザーよりも重量が重たくなっているようですが、こちらも走りにそれほど影響している感じはしません。なので、4人乗りになっている分、ウィンザードロップの方が使い勝手は若干良くなっていると言えるかもしれませんね。
カスタマイズ
固有の外装パーツは無し。ウィンザーの大きな特徴であったボディーペイントは無くなり、その代わりにルーフの色を変更できるようになっています。まぁ、オープンカーなら大体ルーフの色を変更できるので、ただボディーペイントが無くなっただけな感があります。
感想
フロントオーバーハングもホイールベースも長ーいデザインで、非常に独特な雰囲気を持つセダンとなっていますね。4ドアのオープンカーというのもこの車だけの特徴です。ウィンザーにはあったボディーペイントが無くなってしまったのは残念ですが、ボディーペイント抜きにしても唯一無二の高級車であることに変わりはないので、一風変わった高級車が欲しいなら購入を考えてみてもいいのではないでしょうか。
フォトギャラリー
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