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【FIFA21・22/FUT】ケミストリースタイルまとめ

投稿日:2020年11月27日 更新日:

FIFAのメインコンテンツであるUT。UTでは選手の育成要素が無く選手の能力値はカード毎に固定されていますが、選手の強化方法としてケミストリースタイルと呼ばれるカードが存在します。今回はこれらのカードの特徴や効果について語っていきたいと思います。

そもそもケミストリーって何?と思ったら、【FIFA21/FUT】ケミストリーを理解しようの方からお読みください。

FIFA23版のケミストリースタイルについて知りたい場合は【FIFA23/FUT】ケミストリースタイルまとめをお読みください。



ケミストリースタイルの特徴

ケミストリースタイルは各選手に1枚付けられるカードで、様々な能力を伸ばすことができます。これにより長所をさらに伸ばしたり、短所を補強したりといった使い方ができます。ケミストリースタイルは上書きできるので、今のケミストリースタイルだとイマイチだなと思ったらどんどん別の物を試していきましょう。同じ選手でもケミストリースタイルを変えることで別人のように動きが変わることもありますよ。

ケミストリースタイルはその名の通りケミストリーによって効果の大きさが変わります。最大の効果を発揮するのは個人ケミストリーが10でチームケミストリーが100の時になります(下で記載している各カードの性能も個人ケミストリーとチームケミストリーが最大の時の数値を記載しています)。ケミストリースタイルは非常に重要な要素なので、ケミストリースタイルの効果を最大限活かすためにもケミストリーは最重要視しながらスカッドを構築しましょう。

ケミストリースタイルで能力を上昇させた際、能力が99(カンスト)より伸びることはありません。例えばクリスティアーノ・ロナウドは決定力が95あって、フィニッシャーのケミストリースタイルは決定力を最大+15することができますが、ロナウドにフィニッシャーを付けても決定力は99で止まり残りの+11は切り捨てられてしまいます。これでは非常に勿体ないので、どのケミストリースタイルがどの能力をどれだけ上げられるのかしっかり把握しておきましょう。では、各カードの性能について以下のデータをどうぞ。

特殊系

ベーシック(BASIC)

+5:ダッシュ速度、攻撃ポジション、シュート力、ボレー、PK、視野、ショートパス、ロングパス、カーブ、敏捷性、コントロール、ドリブル、ジャンプ、フィジカル

様々な能力が満遍なく上がります。しかし、長所を伸ばしたり弱点を補強したりといったケミストリースタイルの役割からすると無駄が多い能力の上がり方となっています。ケミストリースタイルを使わない縛りでもしていない限り他のスタイルを付けた方がいいでしょう。

ハンター(HUNTER)

+15:ボレー
+10:加速、ダッシュ速度、決定力
+5:攻撃ポジション、シュート力、PK

ペースを上げつつシュート能力を上げることができます。裏抜けをメインにやらせていて、ペースを伸ばしつつシュート能力も欲しいようなアタッカーに。影の次に需要が高いスタイルで、市場では2000コイン前後の値が付けられるので余っていたら売りましょう。

火付け役(CATALYST)

+15:クロス
+10:加速、ダッシュ速度、FK精度、ロングパス
+5:ショートパス、カーブ

ペースを上げつつパス能力を上げることができます。特にクロスとロングパスの伸びが良いのでウイングやサイドバックに付けるのが推奨されるスタイルです。ただ、フォワードなんかでもシュート能力が十分に高くてハンターを付けると能力がカンストしちゃって勿体ない、なんて時にも使えます。

影(SHADOW)

+15:スライディング
+10:加速、ダッシュ速度、インターセプト、タックル
+5:ヘディング精度、守備意識

ペースを上げつつ守備能力を上げることができます。基本的に対人戦では裏抜け合戦となるUTでは最も需要が高いスタイルで、センターバックは全員これ付けとけ、サイドバックとボランチも迷ったらこれ付けとけというレベルで重要なスタイルとなっています。常に市場で3000〜4000コインぐらいの価値があるので、余ったら売っておきましょう。



攻撃系

スナイパー(SNIPER)

+15:ロングシュート、ジャンプ力
+10:シュート力、ボレー、冷静さ
+5:攻撃ポジション、PK、フィジカル

シュート能力とフィジカル能力を上げることができます。ジャンプ力を大幅に上げられるので、身長が高かったりヘディングが上手かったりする選手に付けてクロスのターゲットとするのが良さそうです。ただ、そういう使い方にしてもヘディング精度は上がらなかったり、エリア外からのロングシュート値は増えたり、イマイチ上昇する能力の噛み合わせがよろしくないスタイルです。

フィニッシャー(FINISHER)

+15:決定力、ドリブル
+10:シュート力、ボレー、敏捷性
+5:攻撃ポジション、PK、バランス

シュート能力とドリブル能力を上げることができます。ヌルヌルと動いて理不尽なシュートを決められるようになるので、元々足が速いアタッカーや裏抜けメインじゃないアタッカーに付けておくとボールを持ったら独力でゴールを奪うような活躍を見せてくれるでしょう。

デッドアイ(DEADEYE)

+15:シュート力、ショートパス
+10:攻撃ポジション、決定力、視野
+5:ロングシュート、PK、カーブ

シュート能力とパス能力を上げることができます。特にショートパスや攻撃ポジションなんかの伸びが良いので、前線のポストプレーヤーや、2列目から前に飛び出すセンターハーフなんかに付けるとゴールでもアシストでも決定的な仕事をしてくれます。

マークスマン(MARKSMAN)

+10:決定力、ロングシュート、コントロール、ドリブル、ジャンプ、フィジカル
+5:シュート力、PK、リアクション

シュート能力、ドリブル能力、フィジカル能力を上げることができます。フィニッシュワークに関わるあらゆる能力を上げることができ、ミドルシュート、クロスからのヘディング、相手を背負ってのシュート、こぼれ球の押し込みなど様々な部分の質が高まります。ゴールパターンの多い万能なフォワードが欲しいならこれ。

ホーク(HAWK)

+10:シュート力、ロングシュート、ジャンプ、積極性
+5:加速、ダッシュ速度、攻撃ポジション、決定力、PK、フィジカル

ペースを上げつつシュート能力とフィジカル能力を上げることができます。似たような性能のハンターと比べるとやや中途半端な能力の上がり方で、ペースが欲しいならハンターだし、シュート能力が欲しいなら他の攻撃系スタイルだしで使い所が難しいスタイルです。

ミッドフィールド系

アーティスト(ARTIST)

+15:ロングパス、敏捷性
+10:視野、クロス、ドリブル
+5:FK精度、カーブ、リアクション

パス能力とドリブル能力を上げることができます。相手のプレッシャーを交わしつつ長短のパスでボールを配給するボランチなんかに付けると良い活躍をしてくれると思います。トップ下など2列目のアタッカーに付けるのも悪くないですが、シュート能力が上がらないのでそこは考えどころ。

構築者(ARCHITECT)

+15:ショートパス、フィジカル
+10:視野、カーブ、ジャンプ
+5:FK精度、ロングパス、積極性

パス能力とフィジカル能力を上げることができます。サッカー選手として基礎的な能力が上げられるので使いやすそうな気もするんですが、実際使ってみようと思うとパス能力とフィジカル能力が欲しいポジション・選手って?他のケミストリースタイルより優先して構築者を選ぶ利点って?と考えると意外と使い道が思いつきません。

発電所(POWERHOUSE)

+15:視野、タックル
+10:ショートパス、ロングパス、インターセプト
+5:クロス、カーブ、守備意識

パス能力と守備能力を上げることができます。中盤の底でゲームメイクと守備に活躍してほしい選手に付けるとよさそうです。ポゼッションサッカーをする人はディフェンダーにこれを付けてみても面白いかもしれませんね。

マエストロ(MAESTRO)

+10:シュート力、ロングシュート、FK精度、ロングパス、リアクション、ドリブル
+5:ボレー、視野、ショートパス

シュート能力、パス能力、ドリブル能力を上げることができます。トップ下の選手など、ボールを触りつつフィニッシュに絡むような選手に付けたいですね。FKの精度とシュート力が上がるのでセットプレーキッカーを任せる選手に付けてみるのも手かと思います。

エンジン(ENGINE)

+10:クロス、カーブ、バランス、ドリブル
+5:加速、ダッシュ速度、視野、ショートパス、ロングパス、敏捷性

ペースを上げつつパス能力とドリブル能力を上げることができます。ホークと同様にちょっと中途半端な感は否めず、ペースとパス能力を上げたいなら火付け役でいいし、パス能力とドリブル能力ならアーティストでいいし、となりがち。



守備系

センチネル(SENTINEL)

+15:ヘディング精度、ジャンプ、
+10:インターセプト、守備意識、積極性
+5:タックル、スライディング、フィジカル

守備能力とフィジカル能力を上げることができます。元々ペースが高い選手で、守備に徹してほしい選手にはこれがベスト。俊足のサイドバックなんかに付けることが多いですね。

守護者(GUARDIAN)

+15:ドリブル、タックル
+10:バランス、守備意識、スライディング
+5:コントロール、インターセプト、ヘディング精度

ドリブル能力と守備能力を上げることができます。パスは上手いけどドリブルと守備がちょっと足りていないミッドフィルダーなんかに付けると良いかもしれませんね。後ろから丁寧にビルドアップをするならセンターバックに付けてみるのもいいかと思いましたが、敏捷性が上がらず動きがモタモタしたままなので微妙か。

剣闘士(GLADIATOR)

+15:決定力、スライディング
+10:シュート力、インターセプト、タックル
+5:ボレー、ヘディング精度、守備意識

シュート能力と守備能力を上げることができます。攻守両面を強化できる、と言えば聞こえはいいですが、シュート能力と守備能力を上げたいポジション・選手というのが実際どれだけ居るか。元々攻守にバランスが良い選手であれば攻撃的な能力を上げられるスタイルや守備的な能力を上げられるスタイルでキャラクターをハッキリさせた方が良いでしょうし、攻撃か守備に偏った能力の選手はそもそも攻守に絡むような役割は任せないでしょうし。構築者以上に使い所に困るスタイルです。

バックボーン(BACKBONE)

+15:積極性
+10:視野、ロングパス、インターセプト、タックル、ジャンプ
+5:守備意識、スライディング、フィジカル

パス能力、守備能力、フィジカル能力を上げることができます。守備的ミッドフィルダーが欲しい能力をほぼ抑えている点は評価できるものの、一番伸びの良い能力が積極性というのはこれ如何に。守備意識やフィジカル辺りがもうちょっと伸びていればもっと評価されたかもしれないスタイル。

アンカー(ANCHOR)

+10:タックル、スライディング、ジャンプ、フィジカル
+5:加速、ダッシュ速度、インターセプト、ヘディング精度、守備意識、積極性

ペースを上げつつ守備能力とフィジカル能力を上げることができます。影とセンチネルの中間にあるようなスタイルで、用途もだいたいそんな感じ。影ほどガッツリペースを上げる必要がなく、フィジカル勝負や空中戦に少し不安があるようなディフェンダーに付けるのが良いでしょう。

GK系

GKベーシック(GK BASIC)

+5:GKダイビング、ハンドリング、GKキック、GK反射神経、加速、GKポジション

前作までは全ての能力の伸び幅が+10くらいあったので「キーパーはベーシックが最強」なんて言われていたりしましたが、今作では+5に抑えられたので微妙なスタイルに。他のケミストリースタイルで特定の能力を伸ばした方が使いやすくなるでしょう。

壁(WALL)

+15:GKダイビング
+10:GKキック
+5:ハンドリング

ダイビング技術等が向上します。シュートを打たれた際にセービングできる範囲が広くなるので、ミドルシュートなどで点を決められがちならこれ。キックとスローインの質も向上するので、GKに攻撃面での貢献を求める際にも使えます。

盾(SHIELD)

+15:GK反射神経
+10:GKキック
+5:ダッシュ速度

反射神経等が向上します。近距離のシュートストップが物足りないならこれ。壁同様にキック精度を上げられるので、ショートパスでの繋ぎやロングパスでのプレス回避を上手くしたい時に使うのもアリ。

猫(CAT)

+15:GKポジション
+10:GK反射神経
+5:加速

ポジショニング等が向上します。ポジショニングと反射神経が向上するので、正に動物的な超反応でシュートストップをしてくれるでしょう。足もちょっとだけ速くなります。

グローブ(GLOVE)

+15:ハンドリング
+10:GKダイビング
+5:GKポジション

ハンドリング技術等が向上します。ボールをこぼさずキャッチし、キャッチ出来なくても相手の居ない方へ弾いてくれます。更にダイビング技術とポジショニングの向上で守備範囲が広くなるので、安定感のあるシュートセーブを求めるならこれが一番最適でしょう。



関連コンテンツ

FIFA23版のケミストリースタイルについて→【FIFA23/FUT】ケミストリースタイルまとめ

ケミストリー全般について→【FIFA21/FUT】ケミストリーを理解しよう

ケミストリースタイルで上がる選手の能力値について細かく知りたいなら→【FIFA21】選手の能力値を理解しよう

トレードの仕方について→【FIFA/FUT】絶対に利益を出すトレード術

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