身内用の戦術ノートです。
目的
遅攻では効果的にトライアングルを作れる433、カウンターではトップ下と2トップで素早く速攻できる4312、守備時は手堅く守れる442でシステムを可変させながらそれぞれのフォーメーションの良いとこ取りをしていく
基本戦術
4-3-3(ファルソ9)
4局面
ボール非保持
両WGが内に絞って2トップになる。3センターは3センターとして守備に動く。ファルソ9はトップ下兼ボランチとして2トップと3センターの間で守備のフリーマンとなり、3センターがカバーできていないスペースを埋める。ビハインドの状況やイーブンで後半終盤などハイプレスが有効な場面を除いてハイプレスには行かず相手のCBは放置。2トップは相手のボランチをチェックしてCBからのパスコースを締める。
ポジティブトランジション
2トップ+トップ下がフリーならそこに素早くボールを付けて速攻を狙う。厳しそうなら無理に前線を狙わずボール保持に移行。
ボール保持
両WGがサイドに開いて、サイドチェンジを多用しまずは相手のブロックを広げる。相手のブロックが広がってきたところで、ファルソ9にボールを入れてインサイドと連携し中央突破、WGにボールを入れてインサイドとワンツーや裏抜けを駆使してCB-SB間の裏を突く。
ネガティブトランジション
ポジション関係なくボールに一番近いプレイヤーが相手のボールホルダーにプレッシャーを掛け、それ以外のプレイヤーは出ていったプレイヤーの裏のスペースをカバーしに下がる。相手がボール保持に切り替えたらそれぞれポジションに戻っていく。
各ポジション
CF
攻撃:ボールを奪ったら周りを見て、2トップと中盤の中継点になれるよう動く。裏抜けの人数が足りないようなら自分も裏抜けを狙う。ボール保持に切り替わったらバイタルエリアを漂い常にフリーでいられるよう動く。中盤からボールを受けられる位置に居続けることが大事なので、相手のCBは放置して自由に降りてCMとポジション交換をしながらボールを前進させる。
守備:2トップと3センターの間で守備のフリーマン(トップ下)として動く。相手のCBは放置し、ボランチは味方の2トップがCBにプレスに行って空いた時にチェックする。3センターがスライドしてスペースが空いてしまったらそのスペースを埋めるよう中盤ラインに入る。
WG
攻撃:ボールを奪ったらまずはボールを受けられる位置に移動したり、DFラインの裏を狙ったりしてゴールまで最短距離のプレーを選ぶ。遅攻に切り替わったらワイドに開いて相手のSBをピン留めし、CMと連携しながら裏抜けやワンツーで相手のSB-CB裏を攻略する。
守備:2トップとして中央寄りのポジションを取り前残り。相手のボランチをマークして、中央にボールを入れられないようCBからのパスコースを切る。SBにボールが入ったら取りには行かず、ボランチへのコースを切り相手が縦に行くかCBに戻すかしか出来ないようプレーを限定させる。ボール奪取まではしなくてもいいので相手にサイドチェンジさせないことを意識する。
CM
攻撃:ゾーン1〜2まではあまり高い位置を取らずにCB−SB−DM−WGの間の位置を取ったり、サイドに流れたりしてボールを前進させることを意識する。ゾーン2からは同サイドのWGやSBと連携してサイド〜ハーフスペースの攻略、CFと連携して中央突破を狙う。CFが降りてきたらCFが居たスペースに上がっていく。
守備:3センターとしてDMと共に中盤ラインを形成する。2トップとトップ下はあくまでヘルプと考え、前の3人をアテにした動きはしない。相手のSBがボールを持ったらまずは相手のサイドアタッカーへのパスコースを切り、縦に出されないよう気をつける。味方SBに人が居ないなら相手のサイドアタッカーにしっかり付いていく。
DM
攻撃:常に味方のCB−CMの真ん中に立ち、斜めのパスコースを作り続ける。シンプルにサイドに叩いて相手の守備ブロックを広げつつ、中央が空いたらすかさずCFにボールをつける。
守備:3センターとしてCMと共に中盤ラインを形成する。2トップとトップ下はあくまでヘルプと考え、前の3人をアテにした動きはしない。味方CBに人が居ないなら相手のSTにしっかり付いていく。
SB
攻撃:味方のWGとCMの位置を見ながらポジション取り。基本的には後ろのポジションで待機し、WGが大外に張っていない時のみ大外に張る。明確に相手のDFラインにスペースが空き、味方の誰もそのスペースを使わない時のみ攻め上がる。
守備:相手のサイドアタッカーをチェック。味方のCMが相手のサイドアタッカーについていっているならサイドに出ずハーフスペースを管理、CMがついていっていないならサイドに出てハーフスペースは中盤の選手に任せる。
CB
攻撃:3センターと連携しながらボール回し。相手がプレッシャーに来ないならボールを運び、プレッシャーに来ているならすぐにボールを離す。長い縦パスは受け手に余裕がありそうな時に出し、基本はSBやWGなどサイドの味方にボールを振って相手のブロックを広げていく。
守備:とにかく裏抜けをさせないよう相手のフォワードにほぼマンツーで対応。特に相方のCBがCPUの場合はサイド関係なく対応していく。速攻からクロスを入れられそうな時はサイドに出ていかず、中で待って受け手にフリーでシュートを打たせないようにする。