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GTA5/GTAオンライン車図鑑「ヴァピッド アリューシャン(Vapid Aleutian)」

投稿日:2024年2月14日 更新日:

カルテルとFIBが大量に購入しているヴァピッド アリューシャンは発売以来ずっと、ドラッグとの戦いを象徴する存在でした。それはまさに、アメリカ車の復権をもたらす確かな消費者層と言えます。オプションでアーマープレート、スリック地雷、リモート制御ユニット、ミサイルのロックオン・ジャマーも追加可能なこのマシンは、見逃せないリバイバルです。エージェンシーのワークショップでイマニ・テックのアップグレードが可能。

(Legendary Motorsportでの解説)

「チョップ・ショップ」アップデートで追加されたアリューシャン。アメリカを代表するタフガイがやってきました。何万キロでも探検に付き合ってくれる1台を見ていきましょう。



車両データ

メーカー:ヴァピッド(Vapid)
名称:アリューシャン(Aleutian)
分類:SUV
駆動方式:AWD
乗車定員:4人
購入価格:$1,835,000

モデル車の考察

モデルは第4世代のフォード エクスペディションですかね。 フロントマスクには第3世代のフォード エベレストの要素も強く入っていて、その他の部分には他にもエクスペディションとエベレストの他にも同世代のアメリカンSUVの要素が色々と入っているようです。

ダンドリアリーからはランドストーカーシリーズが登場していて、ランドストーカーはリンカーン ナビゲーターがモデルになっていますが、ナビゲーターはエクスペディションのリンカーンブランド版ということでエクスペディションとは兄弟車になります(コード名も第4世代エクスペディションがU553、第4世代ナビゲーターがU554)。なので、アリューシャンはランドストーカーXLの兄弟車と見ていいでしょう。

第4世代のエクスペディションで特徴的なのは、グリルと一体化したヘッドライト、一本の線が通ったサイドラインなど、丸くぽってりとしていった第2・3世代から、スッキリとした初代を思わせるような原点回帰のデザインになっていることです。解説文に書かれている「リバイバル」という単語も、もしかするとこの辺を意識しているのかもしれませんね。

車名はアメリカ最北の地、アラスカ州にあるアリューシャン列島が由来だと思われますが、この車にその名が付けられた理由までは分かりません。エクスペディションが「探検隊」を意味する言葉なので、そこから連想されたんでしょうか。

現在、バグで右側のヘッドライドが点かなくなっています。実装直後のフラッシュGTのように、ライトの存在そのものが消えてしまっている類の不具合です。公式画像でもライトが光ってなさそうなのがウケますね。

走行性能

性能はSUVの中の上くらいで、180万ドルする新型SUVと考えるとぶっちゃけ物足りない性能ではあります笑。見た目もすごい走りそうなのにね。

加速性能はまずまずで、フルカスタムしてもこんなもんかという感じ。トラクション性能は強烈で、そんなとこ登れんの?という急坂でも登り切ったりできちゃいます。最高速はSUVの中だとそれなりに高いですね。

ハンドリング面はとにかく重たいですね。ステアリングを切ってワンテンポ遅れて車体が追従する感じで、ブレーキの効きも重量相応。少しでもオーバースピードでコーナーに進入してしまうと、フロントもリアもタイヤのグリップが負けて外に流されます。

そして一番困るのが重心の高さで、コーナリング中にちょっとでも段差を踏んだらどこでも片輪走行が始まるくらいにフワフワしています。オフロードなんかは冗談抜きにコーナー入ったら片輪走行くらいのテンションです。車高を下げると少しはマシになりますが、マシになるだけです。危なっかしくて市街地くらいしか走れません。

ボディーの強度は初期の車かというくらいに柔らかく、一発ぶつけるだけで大きな凹みができます。フェンダーなど各パーツも外れるようになっているので、何回かぶつけるだけで謎の鉄塊の出来上がりです。

自分のタイムアタック記録
救急ドリフト 1:03.696、DiRT走行会コース 2:20.276

戦闘能力

エージェンシー内の乗り物ワークショップで様々な装備を付けることができます。ただ、以前登場した対応車両とは違いマシンガンが装備できないため、ほぼ攻撃力のないお遊び車両となります。

アーマープレートは車体の強化ができ、爆発物一回分の攻撃を耐えられるようになります。また、防弾ガラスが装備され車体の銃撃耐久力も大幅アップ。ただし車体の強度は変わらないので、アーマーを付けずにアーマープレートを付けると銃撃には滅法強いのにぶつけたらすぐボコボコというなんだかちぐはぐなボディになります。

地雷はスリックが装備可能で、追手をツルンと滑らせることができます。仕事用に使うなら付けておくと役に立つかもしれませんね。まぁ、実用性に期待するより遊びで使うのが主な装備だと思いますが。それと、地雷を付けるとパッシブ不可になるので注意。

「契約」アップデートで新登場のイマニ・テックでは面白い機能が2つあります。1つはミサイルのロックオンジャマーで、これを付けておけばフリーセッションでの移動がかなり安全になるでしょう。

もう1つはリモート操縦で、アクションメニューの「所持品」からラジコンと同じように車を操作できます。視点が一人称固定でカメラを動かすこともできない、壊れたら保険金を支払わないといけない点を除けば、仕様はラジコンと同じ。デフォルトで自爆機能があり、スリック地雷を装備していればそれも使用可能ということで、発想次第でいくらでも遊べそうなアイテムとなっています。イマニ・テックの装備は1つしか付けられないので、自分の遊び方に合わせてどちらの装備を使うか選びましょう。



カスタマイズ

改造パーツは全体的にオフローダーを意識したラインナップですね。この車で色んな所を探検せよということでしょう(この車でオフロード走るの地獄だけどな……)。

バンパーはフロントもリアもグリルガードが付けられます。それぞれクロームと黒のプラスチックの差分用意されているので上手く色を合わせましょう。

グリルはモデルのようなクロームグリルの差分が用意されており、格子やハニカムなど各年代?グレード?のエクスペディションを再現するようなバリエーションが用意されているのが非常に良き。

ボンネットはやけに種類が豊富で、メイン・サブ・カーボンの差分があることを踏まえても19種類のバリエーションは中々ですね。まぁ、それだけあったらスムースボンネットも欲しいところでしたが……

スカートは1つだけ純正のものをクロームにした差分と、各種サイドステップ。オフローダーということでシュノーケルも用意されていますが、当然機能はしません。マフラーはチタンやオーバルなどを1本出しにするか2本出しにするか選べます。

ルーフ部分はレールをクロームにしたり、ラックを置けたり。ルーフライトを付けることもできます。しかし、ラックを置けるのに荷物やサーフボードを置けないのは結構な残念ポイントかもしれません。

サスペンション変更による車高の下げ幅は少しだけで、気持ち下がったかな程度。シャコタンでデカいギラギラのホイール履かせて……という方向性は無理ですね。

ペイントはメインカラー・サブカラーと用意されていますが、サブカラーはパーツ差分でのみの適用。ピラーとかルーフレールとかサブカラー付けられたら良かったのにね。

ボディーペイントはシンプルな白・黒・黄色のストライプ、星条旗カラー、グラフィティ、迷彩など。グラフィティ以外はシンプルに無難なペイントが揃っていて、可もなく不可もなくラインナップですね。

感想

いかにもな新型アメリカンSUVでとってもカッコいい1台ですね。この車に複数人で乗り込んで、ジョブをやったりするだけで雰囲気満点。違法行為をする側でも取り締まる側でもキマるフルサイズSUVです。

とはいえ性能は難アリで、GTA3時代のランドストーカーかよってくらいコロコロ転がっていくのはなんとかしてほしいところ。カスタマイズ性も大きな不満はないけど確実に物足りないという内容で、この金額ならもうちょっと頑張ってほしいよね〜というのが本音です。デザインの良さだけで勝負してる感は否めず、純正だけで大満足という人でないと物足りなさのある車だろうなと感じますね。



フォトギャラリー

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