麻乃ヨルダがゲーマー生活のお供に食している色んなメシを紹介するコーナー。今回はカルビー ポテトチップスしあわせバタ〜です。
甘さたっぷりのバター味
「バター」「はちみつ」「パセリ」「マスカルポーネチーズ」の4つの素材を合わせた、4あわせ(しあわせ)バター味のポテトチップスです。 たっぷり食べごたえのある大容量サイズです。
しあわせバタ〜はカルビーが販売しているポテトチップスの一種です。バターの風味がたっぷりなのは勿論のこと、特徴的なのはその甘さ。はちみつが効いたその味わいは他社のバター系ポテトチップスと比べてかなり甘みが強く、どこかスイーツ的な甘さにポテトチップスらしい塩気と油のパンチが合わさって病みつきになる美味しさです。
しあわせバタ〜は元々2010年に登場した期間限定商品で、好評だったため毎年12月に限定販売されることになり、2015年には実績が認められて常設販売となりました。
今ではうすしお・コンソメパンチ・のりしおに次ぐ4番手のフレーバーとして定着し、1975年から続くカルビーのポテトチップスのラインナップ上位に食い込んだ若手スターです。自分も期間限定だった頃からカルビーのポテチはうすしお or しあわせバタ〜だと思っていた人間ですが、この錚々たるメンツと肩を並べる程になるとは。
しあわせバタ〜が日本で人気商品として定着するまでの間、実は韓国でムーブメントが起きていました。2011年に東証一部上場をしたカルビーは、海外戦略の一環として韓国のヘテ製菓と合併会社ヘテカルビーを設立します。そして、ヘテカルビーはしあわせバタ〜をアレンジした「ハニーバターチップ」を開発、2014年に販売します。
それまでの韓国のスナック菓子は基本的に辛味か塩味の二択しかなかったようで、ハニーバターチップの甘じょっぱい味は新鮮だと好評。更に芸能人がSNSで宣伝したことで口コミが広まり人気が爆発。各店頭で行列が出来るほどの品薄状態に。年末にはハニーバターチップが買えない韓国人が日本にしあわせバタ〜を買い求めに来ることもあったと言います。
ハニーバターチップは韓国で社会現象となるほどのヒット作となり、ヘテ製菓と親会社であるクラウン製菓の株価を回復させただけでなく、他社もハニーバターチップの類似商品をこぞって出したことで韓国でのポテトチップス市場拡大に貢献。2015年から日本でしあわせバタ〜が常設販売されたのも、韓国での成功が無関係ではないでしょう。
今回記事を書くにあたって、調べたらwikiに記事ができるほど逸話がある商品だったと知って驚きました。美味しいなとは思っていましたが、まさか隣国で旋風を巻き起こすほどの代物だったとは。それくらい魅力的なあま〜いポテトチップスを、皆さんも是非ご賞味ください。
ヨルダに餌付けする→https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/2UZHL13XYXEDV?ref_=wl_share
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