麻乃ヨルダがゲーマー生活のお供に食している色んなメシを紹介するコーナー。今回はケロッグ プリングルズ サワークリーム&オニオンです。
酸味の効いた伝統のポテトチップス
新しく生まれ変わったブランドロゴが印象的に映える緑のパッケージの「サワークリーム&オニオン」。サワークリームの酸味とオニオンのうまみが濃厚な深い味わいが特長の「サワークリーム&オニオン」は、プリングルズ不動の人気ナンバーワンフレーバーです。
プリングルズはケロッグが販売しているポテトチップスです。細長い缶の中にポテトチップスが積まれたパッケージが特徴的で、このパッケージを実現しているのが成型ポテトチップスの技術。
普通のポテトチップスは薄切りにしたジャガイモを揚げて作っていますが、プリングルズのような成型ポテトチップスはフレーク状にしたジャガイモを生地と合わせて成型してから揚げることで、揚げた形を統一させて隙間なく密着させた状態で包装することができます。形がバラバラで袋詰めせざるを得ない通常のポテトチップスよりも、省スペースで商品を配送・陳列できるわけですね。
プリングルズ(プリングルスって言いがちだけど日本での商標はズが正しいようです)は1968年にアメリカで発売されて以来、世界中で販売されている代表的なポテトチップスです。昔と変わらない伝統の味が──と言いたいところですが、昔から食べている人なら知っての通り、プリングルズは過去に大きなリニューアルがありました。
調べてみると、リニューアルがあったのは2015年。えっ、もう10年経つの?と動揺してしまいしたが、それはともかくリニューアルのタイミングで大幅に商品の変化がありました。一番は形で、以前のものから1枚の厚みが増した代わりにサイズが一回り小さくなりました。
それから時代の波によるものか、内容量が減り、内容量の減少に合わせて缶のサイズも縮み、アメリカンなサイズ感はどんどん失われている悲しい現状があります。この現象はポテトチップス全体のものでプリングルズに限った話ではないんですけど、「“プリングルズ”がサイズダウン」するのは特別寂しさを感じてしまう気がします。
フレーバーについても変化があったようで、識者曰くサワークリーム&オニオンはサワークリーム感が失われたとのこと。しかし、よく考えてみれば自分は本物のサワークリームを食べたことがありません。一度くらいあったのかも知れないですが、もう完全に忘却しているくらい食べていません。あと、もう10年も前なのでリニューアル前の味も思い出せません。
なので、今の自分は本物のサワークリームの味も昔のフレーバーの味も分からないまま、小さく量が減ったプリングルズを食べていることになります。冷静に考えるとどんどん悲しくなってきます。なんて世知辛い世の中なのだ。
それでもプリングルズを食べ続けてるのは、この味はプリングルズでしか食べられないから。成型ポテトチップスで、サワークリーム&オニオンというフレーバー。探せば他にもあるのかも知れないですが、どこでも見かける商品でこの組み合わせは中々無いでしょう。
そんなわけで、自分は悲しみを抱きながらこれからもプリングルズを食べていきます。プリングルズのフレーバーは他にもあってたまにチーズも食べますが、他のポテチでも食べられるしな〜ということで大体はサワークリーム&オニオンを食べていますね。みんなも同じ理由なのか、サワークリーム&オニオンが不動の一番人気だそうです。
プリングルズには袋詰めのミニチップスという商品もあります。こちら実際に買って食べてみたんですが、その名前の通りマジで小さいです。親指くらいのサイズのポテチがちょろっと入っています。ポテチ食いて〜でこのサイズのポテチを買い求める人どれくらい居るんだろう……?
ちなみに、Youtubeにはプリングルズジャパンの公式チャンネルらしきものがあります。とはいえ活動は散発的で、2015年(リニューアルがあった年だ……)に「イケぐいバトル!!」という一連の動画シリーズを上げて以降、2年の時を経て「ハラペーニョ&オニオン」の宣伝を一回して、そこから更に6年飛んで先ほどのミニチップスの宣伝をして、という感じで、ちょっとだけ知名度がある個人チャンネルくらいの規模で運営されています。
数年に一回突然やる気が出る感じがすごく個人チャンネル感あって、本当の公式なのか、単にプリングルズ好きの一般人がCMをまとめているのか全く判別できません。誰か詳しい人いたら教えて下さい笑。
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