こんばんは、麻乃ヨルダです。最近通販サイトでミニカーをよく見ていて、思いついたのが「ミニカーでGTAワールドを再現できないか」と。主にトミカとホットウィールだけで、あのスケール感でGTAっぽい世界を現実に作れたら超カワイイんじゃないかと妄想しています。
そんなわけで今回はCamperのモデルであるフォルクスワーゲン タイプ2のミニカー。こちらはホットウィールの商品で、初代であるT1が鮮やかなカラーでデザインされています。
GTAシリーズにはタイプ2もといワーゲンバスをモデルとした車が2種類存在します。1つはサンアンドレアスで登場したCamper。謎多きヒッピー、トゥルースの愛車としても登場していたのでインパクト抜群でした。
GTA5ではサーファーという名前で登場。3DユニバースとHDユニバースで同じ名前の車のモデルが変わるのはあるあるなんですが、この2台はモデルが同じだけど名前が変わっているという珍しい例。ついでにキャンパーという名前も結構ややこしい感じになってますが、そこは話が逸れるので割愛。
さて、Camperもサーファーもどっちも変わらんやろと思いつつ、今回はどちらかと言えばCamperをイメージして商品を選びました。実はこのワーゲンバス、GTAのワーゲンバスとは結構違う部分があって、それはパネルバスであること。
普通のワーゲンバスは後席と後部ドアがあるんですが、パネルバスは荷物運搬用に後席を廃して窓も埋められています。Camperもサーファーもパネルバスではないのでその点は「っぽくない」んですけど、このミニカーを見て自分はサンアンドレアスのある地区を思い出しました。
そこはサンフィエロのHashbury地区。モデルはサンフランシスコのヘイト・アシュベリー地区で、ヒッピーたちが集まりドラッグと音楽を楽しみ、1960年代にはサマー・オブ・ラブの中心地となりカウンター・カルチャーの聖地とされています。そんな元ネタの雰囲気を再現したHashburyは、景観が色鮮やかなだけでなく同性愛カップルのNPCがよく歩いていたり、独特の雰囲気が楽しい場所です。
このワーゲンバスミニカーの青空と虹のようなカラーリングを見た瞬間、パッと頭に過ぎったのがそのHashburyだったんですね(虹は多様性のシンボルとされていて、Hashbury地区にも虹色のフラッグがあちこちに掲げられています)。
ワーゲンバスとヒッピー文化は強く結びついていて、1960年代のアメリカでは中古でお安く手に入り、箱型のボディをキャンバスに見立てて自由にペイントできたことから、ヒッピーはこぞってワーゲンバスを愛車にしていました。SAでもトゥルースが愛車に、5でもヒッピーたちが乗り回していますよね。
なので、このミニカーのようなワーゲンバスはGTA世界にも絶対居る!と。Hashbury地区を走っている姿もそうですし、ロスサントスやブレイン郡を走っている姿も容易に想像できます。荷台にはドラッグやハッパが山積みになってたりして……妄想が止まらない。
同じワーゲンバスのミニカーだと、こちらもホットウィールから赤オレンジでルーフラックを付けたものが出ています。ボディタイプ的にはこっちの方がCamperとサーファーに似ていますし、こっちの方がヒッピーだけでなく色んな人が乗っていそうで汎用性があります。
良い意味でどっちでも良かったんですが、バチッとシチュエーションにハマるのはやっぱり今回紹介しているパネルバスの方ですかね〜。GTA的な妄想のし甲斐があるというか。GTAとヒッピーは結構繋がりがあるので、ミニカーたちの中にこの子が居るとコレクションに「GTA感」が出るんじゃないかな〜と思います。
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