自分が見た中で「これは面白い!」と感じた動画(YouTubeでもニコニコでも)を紹介するコーナーです。今回は「【壮絶】那須大亮と語る!まじでキツかった鹿児島実業時代の地獄練習!」です。
仲良し同級生プロサッカー選手
こちらは元日本代表のサッカー選手、松井大輔さんと那須大亮さんがコラボした動画です。那須大亮さんはこの動画の前からYoutubeで活動をしていて、松井大輔さんはここからYoutubeにデビューをして、お互いに個人のチャンネルで動画を出し続けてくれています(松井さんはここ2年くらい投稿頻度が少ないですが)。
お二人は鹿児島実業高等学校の同級生で、そこからお互いにプロサッカー選手になり、オリンピック代表、A代表と駆け上がっていくという、正に盟友な関係性になっています。
お互いに気心知れた仲なので、ふざけあって笑い合って和気藹々とした動画になっているのがとても楽しいです。やっぱりね、おじさん二人が仲良くしてる動画が一番イイんですよ笑。松井さんは元々おふざけ大好きなキャラですし、那須さんはイジられて面白くなるキャラなので、この関係性で語られる軽妙なトークはすごくバラエティー向きで、ベテランのテレビタレントがやっているものと全く遜色ないです笑。ただ喋っているだけで笑えます。
そして、二人の鉄板トークが鹿児島実業の話。昭和なスパルタ教育で有名な鹿児島実業の思い出話はシャレにならないようなエピソードも多いですが、二人が笑いに変えてくれるので楽しく聞くことができます。こういう子供の頃のハチャメチャエピソードを共有できる関係性は強いですね〜。
アテネ五輪の坊主エピソードは本当に大爆笑でしたね。キャプテンにされて空回り、オリンピックより彼女を気にするちっちゃい男、坊主にしても挽回できず、松井さん含め誰も坊主に続かない、と一生擦れる面白エピソード。ただ、この話をメディアで聞けるのも那須さんがそこで潰れずプロキャリアを歩んだからだと思うので、こういう失敗をしても立ち直った那須さんに拍手ですね。
対談の後は二人でサッカー対決。お互いの技術はプロ選手のそれですが、テンションは完全に仲良しサッカー小僧二人で、学校帰りのガヤガヤ感になってます笑。負けたらジュース奢れよとか聞こえてくる雰囲気。
那須さんがワンツーのあと即シュートしているせこいシーンは、先程松井さんが言っていた「ちっちゃい男」を体現していて笑いました。その上でしっかり外しているところまで芸術点が高い笑。こういう微妙なズルをしてるところと決めきれないところを松井さんは学生時代から見てきてるんでしょうね笑。
ボールキープ対決はシュート対決以上にイチャイチャしてます。もうただ同級生二人が相撲してるだけです笑。お二人とも自分より歳上ですけど本当に可愛くて仕方ないですね笑。
自分はサッカーを見始めてからずっと選手は選手という感じでピッチ上のプレーばかりに注目していましたが、歳を重ねると選手以前に一人の人という意識が強くなってきて、こういった人となりが知れるインタビューなどに興味が出てきました。生活があってのサッカーですし、人となりがプレーに現れることも沢山あって、選手としてだけでなく人としても魅力的な人がいっぱい居るなと。
サッカーに限らずスポーツ観戦という趣味の世界で、選手に心無い言葉を平気でぶつけられる人を沢山見てきました。そういった人たちも、多くは選手のことを人間扱いしておらずコンテンツとしてしか見ていないのではないかと思います。過去の自分にもそういった部分に心当たりがあります。
こういう人となりが分かるコンテンツに触れると、どんなプロ選手も仕事を離れれば自分と変わらないただの人間なんだと分かるので、みんな見た方がいいし選手も沢山メディア露出してくれると嬉しいなと思います。
まぁ、人を見るということは「人間性が悪かったら仕事が良くても評価しない」と表裏一体でもあるので良し悪しですけどね。その辺はそれはそれ、これはこれの精神で切り分けてもらえば。ピッチ上のコトとピッチ外のコト、良い意味で都合よく選手を見て、サッカーをより楽しむ材料にできれば一番と自分は思います。結局はどう楽しむかですからね。パーソナリティーを知る方がサッカーをより楽しめると思ったら調べたほうが良いし、知らない方が楽しめるなら知らないでいいし、自分が楽しめる向き合い方が一番。
関連コンテンツ