こんばんは、麻乃ヨルダです。ここ数ヶ月でとんでもないことになっている対魔忍RPGについて、【対魔忍RPG】終活、始めます。の記事で突然のゲーム崩壊、【対魔忍RPG】完全崩壊。の記事でバグ祭りについて書かせていただきました。あまりに酷すぎて、これ以上の底は無いんじゃないか?と思っていましたが、甘かったです。やはりこの事件、下限がありませんでした。
今回の問題は絵師さんについて。紙芝居方式で進むソーシャルゲームにおいて、キャラクターはゲームの売上に直結する要素であり、そのキャラクターを生み出し描く絵師さんには固定のファンが付いたりします。このキャラが来たらガチャを引く、この絵師さんのキャラが来たらガチャを引く、というのはソシャゲあるあるでしょう。
なので絵師さんの扱いというのもかなり注視される要素なのですが、そこはこの数ヶ月でユーザーを蔑ろにし続けてきた対魔忍RPG。客を大事にしない会社が従業員や取引先を大事にするわけもなく、今回は絵師さんへのとんでもない扱いでやらかしました。
今回も大きなトピックが2つあり、1つは配布ユニット事件、もう1つは絵師変更事件です。時系列で言うと絵師変更事件の方が先なんですが、対魔忍RPGをよく知らない人にもヤバさが伝わってインパクトが有るのが配布ユニット事件の方で、配布ユニット事件の方を先に知った方が絵師変更事件についての憶測の信憑性など見え方が変わってくるので、先に配布ユニット事件についてお伝えします。
知らない絵が生えてきた!?
前回の【対魔忍RPG】完全崩壊。の記事で、運営が謝罪動画をアップし、その中で「お詫びにキャラを配布する」と伝えられていました。そしてそのキャラが今回実装となりました。
【お知らせ】
日頃より本ゲームをプレイいただいている皆様への御礼といたしまして、新規SRユニット「黒鳳院 ヨルヤ」をプレゼントいたします!
■プレゼントコード
TYUNIBYOU上記プレゼントコードで受け取ることができる「選択交換チケット」から交換を行ってください。#対魔忍RPG #対魔忍 pic.twitter.com/Gye9k5rwqI
— 【公式】対魔忍RPG (@taimanin_rpg) June 6, 2025
こちらのキャラクター、「黒鳳院ヨルヤ」が追加されました。不具合のお詫びにユニット配布という形だったはずが、単にお祝いでプレゼントをしているような告知の仕方、引き換えコードが「中二病」とネタに走っているところなど、経緯を考えるとまぁまぁ無神経な感じがしますが、そんなことは隠された事実と比べたら些細なものでした。
このヨルヤちゃん、中々に強い性能で初心者にはとてもありがたいユニット。ただ、熟練者からすると別に持っていなくても問題ない性能で、一番被害を被ったであろう熟練者層にはほぼ補填になっていない内容なので、この子を今出すことでどう鎮火させようと思っているのかは不明瞭。
性能を抜きにしても、ストーリーでもまだ未登場の初顔見せキャラクターなので新規層にも既存層にも「誰?」という立ち位置。よく知られた既存キャラを配布したりするのであればお詫びをしつつ新規の取り込みも狙えるかもしれませんが、全く知られていない子を配布しても「このキャラもらえるんだ!プレイしてみよ」となるかというとそこまでの影響力を持つのは難しいでしょう。
そんなわけで、「この騒動にユニット配布なんかして意味あるのか?」と言われていた懸念がそのままの形で現実となり、案の定微妙な空気に。しかし、そんな微妙な空気は担当絵師である西條サトル先生のツイートで氷点下まで冷え込むことに。
ヨルヤちゃんは『HR』で納品したはずなんですが、『SR』になっているのは妙ですねぇ #対魔忍RPG
— 西條サトル (@saijosatoru) June 6, 2025
流石にこれは公で指摘しますよ。詫び対象とかは別にいいんですけど、レアリティをR帯前提でくみ上げてデザインしたものをそうするのは良くないですよ。我々はレアリティで印象が捻じ曲がるという前提を飲んだ上で日々切磋琢磨している身なんですから。そこはちゃんとしましょうよ……
— 西條サトル (@saijosatoru) June 6, 2025
巻き込まれたくないのに、何でこんなことに……。キャラに罪はないのでキャラデザ紹介はしますけど、どういうテンションですりゃいいのよ、これ……
— 西條サトル (@saijosatoru) June 6, 2025
まぁ、何が言いたいかというと、知らん絵の要素あるのにサトルの名義で責任が生じてるってことですよ。ついこの間、連絡してたと思うのにこれはホラーですよ……
— 西條サトル (@saijosatoru) June 6, 2025
本件はプレコという金銭が絡んでこない独立した要素なので言及してる側面もあります。今後の従来実装の金銭絡むとこで、似たケースが起こってしまうと本当に本当にヤバいのです。今回黙ってしまうと自分の納品分が怖いんですよ……それは心が耐えられないし、元より対魔忍自体は続いてほしいのです
— 西條サトル (@saijosatoru) June 7, 2025
対魔忍RPGのシステムを知らないとどういう話か分からないと思うので解説。対魔忍RPGにはユニット毎にレアリティーがあり、大まかにR・HR・SRが用意されています。レアリティーが高いほど性能が良いのは言うまでもないですが、Hなゲームである対魔忍RPG(正確には年齢制限がついている対魔忍RPGX)なのでレアリティーが高いほど回想も豪華になります。
具体的には、RとHRだと回想シーンが1つで、1つのスチルに差分とストーリーがついてくるのが、最高レアのSRだと回想シーンが2つになります。なので1つのユニットで2倍回想を楽しめるわけです。そのため、R・HRとSRには大きな格差があります。
今回、西條サトル先生はヨルヤちゃんをHRユニットとして納品したとのこと。ということは、回想用の絵を1種類(+差分)で納品したわけですが、今回のヨルヤちゃんのレアリティーはSR。つまり回想シーンが2つ。担当絵師が絵を1種類しか描いてないのに回想が2つある???
そして、西條サトル先生の反応を見ると、ヨルヤちゃんがSRで実装されることは一切知らされていなかった様子。自分の描いたキャラクターに無断で知らない絵が生えてきて、その知らない絵も自分名義になっているという状況。なので、こうなるとその知らない絵に対する評価も西條サトル先生が受けることになってしまいます。これはとんでもないホラーです。
もしあなたが自分の担当していない仕事を勝手に自分名義にされて、それが今後の仕事の評価に関わってくるとなったらどう思うでしょうか?そんなことをしてくる相手と一緒に仕事をやっていけるわけがないですよね。というか法に触れます。普通ならそんなことやっちゃいけないと分かるし、そんなリスクを背負ってまで名義や成果物を勝手に弄る人間は居ません。
この間の謝罪動画で「配布ユニットを用意する」話が出た時、謝罪からすぐにキャラを作ってもらって絵を作ってもらって声を当ててもらってユニットを実装準備、なんて間に合うわけが無いから、元々実装するはずだったユニットを黙って早期実装してお詫びの品とするんだろう、という推測はされていました。
ただ、それをするとしても担当絵師に無断でレアリティー変更と絵の追加をするなんて予想できた人は居なかったはずです。だってやる意味無いんですから。今回の件も西條サトル先生に話を通してもう1枚描いてもらうなりすればよかっただけの話で、仕様変更など「一言伝えておく」だけで大凡収まったはずの話です。それすらやらずにこうして大問題に発展させることができるのは、もはや不祥事を起こす才能が無いと不可能です。
今回の件でヤバいのは西條サトル先生と運営の関係性もそうですが、「前例」ができたことで「今後も同じ事件が起こり得る」と思われたことです。ユーザーにも取引相手にも不義理をかまして何とも思わない、「製作者を偽った作品を平気で出す会社」だと印象づけました。これ、西條サトル先生が何も言わなかったら明るみに出なかった話ですからね。当然のように無言で産地偽装と。こんな会社に成果物卸したいクリエイターさん居ますかね?
ユーザーに無断で大工事をして大失敗、ソシャゲで前代未聞のタイムトラベルバグときて、ゲーム部分を完全に崩壊させたと思ったら、今度は他人名義で作品偽装。一手一手がソシャゲ史に残りそうな大失敗な上に、それぞれ別方向のやらかしという隙の無さ。対魔忍が一般的なジャンルでないので一部ネットユーザーの間での騒ぎに収まっているだけで、やらかしの規模はゲーム業界でも稀に見るレベルだと思います。
しかも、配布ユニット事件についてはユーザーから求められていたわけではなく、運営が勝手にやって勝手にやらかしてますからね。そもそもユニット配布なんて要らんからバグについての説明と対処をしろと言われていたのをユニット配布でお茶を濁そうとして、その上でこんな訳の分からないことをしでかしているので始末に負えません。無から火事を起こしてます。
突然のレジェンド絵師降板!?
さて、どれだけとんでもないことをやらかしたのか伝わったと思うので、その上で配布ユニット事件の前にあった絵師変更事件についても触れていこうと思います。配布ユニット事件だけでお腹いっぱい?本当にね……。
5月31日、毎年恒例のジューンブライドイベントが行われました。ジューンブライドイベントでは花嫁ユニットが登場し、花嫁ユニットたちは限定ガチャとイベント報酬で入手することができます。そしてガチャのR・HR・SR、イベント報酬の配布SRと4体のユニットが来たわけですが、その4体の情報が解禁されるとユーザーたちからどよめきが。
上はガチャSRの【鋼鉄の花嫁】甲河アスカ、下は配布SRの【トラの嫁入り】トラジロー。甲河アスカは原作の「対魔忍アサギ3」から登場している古参キャラクターで、トラジローはRPGから登場のどちらも人気キャラ。これまでも複数体の衣装違いが登場しており、イベントを彩りました。
どちらも可愛いキャラですよね。なぜユーザーたちがどよめいたのでしょうか。それは、この2人のキャラがいつも描いている絵師さんから違う絵師さんに突然担当変更になったからです。
甲河アスカを担当するのは葵渚先生で、対魔忍シリーズの人気作「対魔忍 ゆきかぜ」の原画を担当。水城ゆきかぜや秋山凜子を生み出し、対魔忍RPGになってからも鬼崎きららなどの人気キャラを続々と輩出。対魔忍の世界観を作り上げた1人であり、「この人のキャラを引きたいから対魔忍RPGをやっている」人も大勢居るくらいには対魔忍を語る上で欠かせないビッグネームです。
トラジローを担当するのはZOL先生で、こちらも原作シリーズの「対魔忍 紅」の原画を担当し、心願寺紅やフェリシアなど対魔忍RPGでもメインどころとなるキャラクターを作り上げている絵師さんです。葵渚先生同様に「対魔忍を象徴する絵師と言えば」で必ず名前が出てくる方ですし、この両名の名前を知らなくても、対魔忍RPGをプレイしてて気に入ったキャラが居れば大体はこの方たちのキャラクターではないか、というくらいゲームの核になっているクリエイターです。
その両名が担当しているアスカとトラジローが、イベント直前のお知らせで突然絵師変更が告知されました。作画を担当するのは「ST先生」。まず絵師変更が行われただけでもかなりの騒ぎだったんですが、この騒動を大きくしたのが「ST先生」という絵師を誰も知らなかったこと。ST名義でこれまで活動していた絵師は誰も認知しておらず調べても全く情報が出てきません。
これはかなり物議を呼ぶことで、全年齢向けの絵を描いているイラストレーターなら上手くても無名でというのはあるかもしれませんが、年齢制限ありの絵を描いてくれて商業作品に納品できるレベルで上手い人が、誰もその存在を知らずネット上に宣伝アカウントが一切見られないというケースはまず無いからです。ただでさえスケベOKで描いてくれる人は数が限られてくるのに、更に絵が上手かったら名が売れないわけがないですし、無名だったとして宣伝活動を一切せずにある日突然ソシャゲに起用(しかも限定キャラ)されることは無いです。
そのため、ST先生の正体が何なのかについて、ユーザーたちの間では「社内のイラストレーター説」と「AI説」が浮かび上がりました。ただ、当のZOL先生が社内イラストレーターの1人なので、社内イラストレーターだったとしてこれまで全く名が知られていないということはあるのか、個人ではなく社内チームなど複数人が関わった作品への便宜上の名義ではないかなど色々な憶測が浮かび上がることに。
そしてAI説については与太話として受け入れられていました。AI作品をAI作品と表記せずに売っていいのかなどはかなりセンシティブな話題ですし、いくらここのところの運営会社(インフィニブレイン)があからさまに金欠っぽいからといって、目玉の人気キャラをAIに描かせるような真似はしないだろうと思われました。実は例の大崩壊メンテ前に実装された【夜会の幻影】水城不知火もAI疑惑でボヤ騒ぎがありまして、そこの流れで「今の運営ならやりかねん」と疑われていた状況でした。
なんで絵師の変更を?
さて、ST先生のことはともかくとして、それ以前に「なぜ絵師の変更が行われたのか」が気になるところです。そもそも、葵渚先生とZOL先生がこれまで通り描いていれば何も起きなかった騒ぎです。これについて、葵渚先生とZOL先生本人のツイッターアカウントで出来る限りの説明が行われました。
葵渚先生は現在鍵垢になっているので内容を掻い摘んで説明させていただくと、「絵師変更は前から知らされていた」「今回の件に自分の不手際などがあったわけではない」とお話されています。立場上言いたいことが言えない中で、とりあえず無断での絵師変更ではないこと、葵渚先生が何かやらかして降板などがあったわけではないという説明でした。
そして、衝撃的だったのはもう一つのツイート。「簡単に言うと私も状況よくわかんないんです(原文ママ)」とおっしゃられています。外部のイラストレーターとはいえほぼ身内レベルで関わっているであろう葵渚先生が、事情がよく飲み込めないまま絵師変更の事態に直面しているとのこと。言えることに限りのある短い説明の中で、困惑が見て取れます。
ここ最近、私個人の作業の進行が遅れており、他の工程に迷惑をかける状態となっていたため、スケジュールの調整を行いました。5月末実装予定のトラジロー(こちらはラフの段階で監修を入れています)を含めた2回、他の方に作画をお願いしています。誠に申し訳ございません。
— ZOL (@NaniwaComteg) May 29, 2025
もしかしたら「私個人の作業」という言い回しを「仕事じゃない個人的なこと」と誤解する人がいるかもしれませんが、「私が受け持っている仕事(つまり原画作業)」という程度の意味です。字数制限がある媒体で丁寧な説明は難しい…
— ZOL (@NaniwaComteg) May 29, 2025
ZOL先生の方からは、「作業の進行が遅れていたのでスケジュール調整をして他の方に作画をお願いしました」という説明がありました。「5月末実装予定のトラジロー(こちらはラフの段階で監修を入れています)を含めた2回」とおっしゃられているので、今後もう1体原画ZOL先生、作画ST先生のユニットが登場するのでしょうか。
ということで両先生から説明がありましたが、ZOL先生の方はともかく葵渚先生の説明によって「葵渚先生でもよく分からない状況で絵師変更が行われてるってどういうこと???」とユーザーたちに燃料がぶっかけられました。
お二人共かなりの固定ファンがついている絵師さんで、キャラ自体も人気ですが「葵渚先生とZOL先生が描いているから価値がある」と思う人が多い絵師さんなので、この二人の手を離れたキャラクターにどれくらいの価値があるのかと、両先生に思い入れのある長年のファンほど考えてしまう事態となりました。
また、もう1体別の絵師さんに任せていると明言しているZOL先生のキャラはともかく、葵渚先生のキャラについてはアスカだけでなく今後もずっと作画担当が別になる可能性があり、ここまでゲームがどれだけ大崩壊していても「でも葵渚先生が描いていたスケベが見られるのは対魔忍RPGしかないし……」とついてきた固定ファンを手放すことに。
課金周りのバグとかもそうですが、ここまでの騒動は全部熱心に追ってきたプレイヤーほど心を折られる話しか無いんですよね。事情に詳しくない新規層にとってはそこまで痛手にならなくても、お金も時間もかけてきたユーザーほどこれまでの前提を丸ごとひっくり返されるようなとんでもない事件の数々で、真っ先にコンテンツを支えてくれる層から切り捨てているんですよね。
葵渚先生も対魔忍RPGのイチプレイヤーの中でとんでもないガチ勢としても知られていて、新コンテンツが来るたびにやりこみを積極的にツイートしていたり、自分の担当キャラが実装されるたびに完凸するまでガチャを回していたり、単に製作者の1人というだけでなく対魔忍のガチファンとしても活動されていた方でした。
それが、夜会不知火のあたりから対魔忍RPGに言及することが無くなり、大崩壊メンテの時もだんまり。そこから絵師変更のお知らせと説明という流れで、色々と察するものがあります。僕達のようなただ遊んでいるだけのユーザーとは比べ物にならないほど対魔忍と深く関わっている方なので、今の惨状にどんな想いを抱えられているのかを考えると、こちらまで胸が痛くなってきます。
ちなみに、絵師変更がされたお二方以外にも、対魔忍RPGに関わっている他の絵師さんたち(ユージ先生、対魔ぬん先生など)もやはり思うところはあるようで、具体的な話はしなくとも現状に困惑している様子を軽くツイートされていたりします。絵師さんたちで分からないなら、もう僕たち外部の人間からはもっと訳が分からないレベルで内部はおかしくなっているのでしょう。
こんなことが出来るやつなんて
では、最後に配布ユニット事件の話に戻りましょう。葵渚先生とZOL先生の絵師変更が行われ、「ST先生とは誰なのか?」が注目されましたが、配布ユニット事件でこの話題が蒸し返されました。
というのも、「西條サトル先生が預かり知らないヨルヤちゃんの2枚目の回想絵は誰が描いたのか?」という疑問があるからです。西條サトル先生しかクレジットされていないので、一体誰が勝手に絵を追加したのか誰にも分かっていません。
となった時に推測の材料となるのが、「西條サトル先生の名前で自分の絵を使われることに同意する絵師は居るのか?」という疑問です。前述した通り、他人の名義で勝手に絵を追加するなんて犯罪レベルの行為に加担することになってしまうので、それを良しとして絵を描いて納品する絵師なんて存在するのか?と思ってしまいます。
そうしてまた出てきてしまうのが、「AIに絵を描かせている説」です。AIであれば、そんな倫理や常識など関係なく仕事を請けてくれます。というか、AIくらいしかこんな仕事を請けてくれるやつ居ないだろという話ですね。ここ数ヶ月の騒動で運営は「他の全てを犠牲にしようがとにかくコストカット」という姿勢を見せているので、コストカットのためならAIくらい使うでしょ、無断で、という負の信頼感があるわけですね。
AIそのものの是非というより、「あからさまコストカット」「担当絵師すらよく知らされていない采配」「無断で納品物を弄る」など、誰がやってもマズイことをAIにやらせているのではないか、そんなマズイことを引き受けてくれる人間は普通居ないのでAIにやらせているくらいしか考えられない、という感じですね。その上で、AIを使っていてそれを表記していなかったとしたら、更にドラが乗ってもっとマズイことになる状態。
今回は絵師さんの話に終止しましたが、絵師さんに限らず対魔忍RPGの制作に関わるクリエイターさん全てが「無断で納品物を弄られて、それが自分名義で自分の責任になるかもしれない」という前例に怯える現状になりました。なので、絵師さんどうこうのレベルに留まる話ではなりません。制作に関わる全ての人間に不信感を与える騒動でした。
当然ですがそんなゴタゴタを見せられたユーザーたちはどう思うかという話で、配布ユニット事件については「本当に本当に一線を越えた」という意見が多く見受けられました。既に見限っていた自分ですら、たまたま開いてみた攻略wikiの掲示板でこの話題を知って目ン玉が飛び出ましたよ。常識では考えられない不義理ですからね。いくら落ちぶれていてもそれだけはダメだろと言いたくなる酷い事件でした。
葵渚先生とZOL先生の絵師変更についても言いたいことはありましたが、この辺は色々言っても対魔忍を知らない人にはあまり深刻さが伝わりづらいかなと思って、記事にするほどでは無いと静かにしていたんですが、流石に西條サトル先生の件は周知しないとあかんレベルだわと思って、丸一日かけて急いで記事を書きました(だから読んでくれた人は是非拡散してね!)。
いやホント、この短期間でどこまで下限を突き破れば気が済むんでしょうね対魔忍RPGは……数ヶ月前のユーザーたちに今の大崩壊の現状を伝えても、頭のおかしい陰謀論者としか思われないような事態が続きまくって目眩がしてきます。信用を失うのは一瞬と言いますが、こんなの破滅願望でも無いと起こせないレベルでおかしいよ……。
余談なんですが、自分はブルーアーカイブもプレイしていまして、プロジェクトKVの件も追って記事にしていました。全然性質の違う事件ではありますが、常識が一切通用せず新しい話題が追加される度に株が底抜けしていく有様だけは既視感があるというか、ヤベー奴らがやることに限界は無いと思い知らされたのを対魔忍RPGでも改めて感じています。バカのファンタジスタです。我々一般人が思う「こんなことをするわけがないだろう」は絶対に裏切られると思って事件を追わないといけませんね。
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