Webサカ2に登場するフォーメーション「ビアンコネーロ 16-17」について考察していきます。
各ポジションのモデル選手はワールドツアーのフォーメーションを元に予想しています。選手の詳しい能力値は分かり次第載せていきます。
データ
能力値:S8/T9/P7
タイプ:S(スピード)
解説文
変幻自在
相手に合わせた変幻自在な戦い方で試合を制するビアンコネーロ16-17。他の強豪チームと違い、クールに勝とうとはせず、堅実に、時には泥臭く勝利をもぎ取りに行く。このシステムの特徴は、ベースにイタリアの伝統的な守備力があり、そこに南米の攻撃力が上乗せされているところである。チャバリが攻撃の形を作り、ナポリから禁断の移籍でやってきたビスコンティが仕留める。また、左サイドにマンダノビッチを配置するところもポイント。マルクスからのクロスをマンダノビッチがヘディングで合わせたり、味方に落としたり、といった攻撃のオプションも持ち合わせている。他を圧倒する強さでリーグ史上初となる6連覇を達成し、世界最強クラブを決める戦いでも快進撃を見せた。快進撃を支えたのは世界最高のGKの一人であるブッチの活躍だ。が、決勝戦でまさかの大量失点で敗北を喫する。世界最強の栄光には、後一歩及ばず、ビアンコネーロにとっては、もう5度目となる準優勝に終わった。ブッチにとっても3度目の準優勝となってしまった。
各ポジション
☆CFW:ビスコンティ/ゴンサロ・イグアイン(S/T/P、感性/個人)
ストライカー:チームの点取り屋。様々な能力をバランスよく兼ね備えた選手が適任。
活躍した選手:◎ビーティー(1、4)、○ピレリ(3)
フォワードとしてあらゆるプレーをこなしながら点を量産できるストライカーが求められるポジション。STP全部持ちで感性個人のストライカーがハマりそうです。
万能型のビーティーはもっとハマると思ったんですが、活躍するシーズンと活躍しないシーズンで波があり。P寄りのピレリは能力の高さで及第点まで持ってきた印象。ピレリと同じようなカミュは1期しか試せておらず活躍できませんでしたが、成長すれば及第点くらいはいけそう。
LFW:マンダノビッチ/マリオ・マンジュキッチ(S/P、知性/組織)
活躍した選手:☆アグーニ(2〜4)、◎花江(2〜5)
本来ストライカーでありながらサイドアタッカーとして攻守に身体を張れる選手が求められそうなポジション。PSで組織だけか知性もか、どちらにせよフィジカルがあるチームプレイヤーが活躍しそうです。
イメージに完璧に合致するアグーニが大活躍してくれて嬉しい限り。花江もユーティリティ性で素晴らしい活躍をしてくれました。PSは合っていても完全にサイドアタッカーなライムンドは微妙だったので、前線のポジション適性は大事そうです。
☆RFW:チャバリ/パウロ・ディバラ(S/T、感性/個人)
ストライカー:攻撃を牽引する司令塔。狭いエリアでも通用する器用さと俊敏性を併せ持つ選手が必要。
活躍した選手:☆デス・ピサロ(1〜5)、☆フットレ(2〜5)
クリエイティブなプレーで魅了する10番が求められそうなポジション。STで感性のみか+個人も必要になりそう。
絶対にハマってほしいデス・ピサロが大活躍したので満足。フットレも大活躍で、こちらのポジションはフォワード適性をそこまで求められないかもしれませんね。
LWB:A・サンガロ/アレックス・サンドロ
活躍した選手:☆ローム(2〜5)、○ロビンソン(5〜6)
抜群のフィジカル能力で左サイドを制圧できるウイングバックが求められそうなポジション。S/T知性組織のチームプレイヤーが活躍しそうです。
ロームは期待どおりに大活躍。完璧にはハマってなさそうなロビンソンは及第点だったり及第点に満たなかったりで予想通りでした。
RWB:マルクス/ダニエウ・アウベス(S/T、感性/個人)
活躍した選手:◎パブロ・ペイロ(2〜4)、◎ジャンニケッダ(3)、○ヨルセン(7)
右サイドからの崩しを司る超攻撃的ウイングバックが求められそうなポジション。S/TがベースでPも必要?個人だけが求められるのか感性も求められるのか、何にせよ攻撃性能が大事そう。
イメージ的に合っていたパブロ・ペイロはしっかり活躍してくれて、これで個性値6なのが最高。イメージ的には完璧に合致していなさそうだったジャンニケッダも良い活躍をしてくれました。ヨルセンも十分な活躍。
レザエイは1期目だったからなのか適性は合っているはずなのにそこまで活躍せず。カヌーは1期目かつ適性が全然合っていなかったのでボロボロでした。
LCM:ケテラー/サミ・ケディラ(P、知性)
P個人?
活躍した選手:◎ノテウス(1〜2)、○ダリエン(4)、○フィゲロア(6)、○プラチナペジェグリーノ(2〜3)
フィジカルとインテリジェンスに優れ、ハードワークで攻守に厚みを持たせられる選手が求められそうなポジション。Pは絶対として、意外と知性ではなく個人が求められるのでは?という説もあり、分かりそうで分からないポジションです。
ノテウスが活躍しましたが、能力の高さでゴリ押した感があってハマっているかと言われると何とも言えないところ。ダリエン、フィゲロア、プラチナペジェグリーノなど色々試したものの、そこそこの活躍で絶対的なレギュラーとまではいきませんでした。
RCM:チュリッチ/ミルコ・ピアニッチ(T、組織)
活躍した選手:☆ルカリッチ(2〜5)、☆プラチナジョージ・ビンガム(1〜4)
抜群のキック精度から長短のパスでゲームを作るレジスタが求められそうなポジション。Tが必要なのは言うまでもないですが、トップ下の適性も必要なのではないかと感じます。
活躍するだろうと思っていたルカリッチ、プラチナジョージ・ビンガム(アシスト王1回)が期待通りの大活躍。かなり分かりやすいポジションだと思います。ファビアーノは悪くないんじゃないかと思って起用したんですがイマイチで、ちょっと能力不足だったか。
LCB:マルコリーニ/ジョルジュ・キエッリーニ(S/P、知性/組織)
活躍した選手:◎マルコリーニ(3〜6)、☆ツアーマルコリーニ(1〜3)
激しくもクレバーなディフェンスで敵を封じ込めるディフェンダーが求められそうなポジション。P/Sで知性組織の能力がハマりそうです。
モデルのマルコリーニはツアー版も含めてしっかり活躍してくれました。プラチナペジェグリーノは能力的にはもっとやれそうな気がしたんですが及第点に届かず、左サイドの適性もある程度必要なのかも。カルロスはチーム事情の都合でここで起用したこともありましたが、勿論微妙でした。
☆CB:トレッリ/レオナルド・ボヌッチ(P/T、個人)
センターバック:球際や対人プレーで力強さを発揮できる選手が求められる。また、個の力と組織性の両方を兼ね備えたい。
活躍した選手:○エルニーニョ(4)、○ヒム・デリク(4〜5)、○ハンセン(2〜3)
3バックの中央からパスを供給し、最終ラインのレジスタとなれる選手が求められそうなポジション。P/Tで個人が必要になりそうです。
補強が上手くいかなかったりでバッチリハマりそうな選手を試せておらず、ハマってくれたらいいんだけどな〜くらいで起用したエルニーニョ、ヒム・デリク、ハンセンは良くも悪くも想像通りの及第点。ミトロプーロスはあと一歩で、デュランは微妙でした。
RCB:バルゼッリ/アンドレア・バルザーリ(P)
活躍した選手:◎ウォーカー(2〜5)、○マルティニ(7)、○カートン(2、4)
ディフェンダーに必要な全ての能力を備え、常に最高のパフォーマンスを発揮する選手が求められそうなポジション。Pは絶対で、個人もあると良さそうな感じ。
イメージに合っていたウォーカーが良い活躍をしてくれました。似たようなカートンもいけるかなと思いましたが及第点前後を行ったり来たり。マルティニももうちょっとやれるかなと思ったんですが、組織系なのが合ってなかったのかも。
☆GK:ブッチ/ジャンルイジ・ブッフォン(T、組織)
守護神:ハイボールの処理や、的確なポジショニングなど、守護神としてのテクニック、そしてインテリジェンスが多分に要求される。
T/S組織?
活躍した選手:◎ベア・フォイオルゲン(1〜5)
キーパーとして完成され、絶対的な守護神にしてキャプテンとして君臨する選手が求められそうなポジション。T/Sで組織が重要そうです。
能力的にピッタリイメージに合っていたベア・フォイオルゲンがしっかり活躍し、毎シーズン安定したパフォーマンスで最後の砦になってくれました。
監督
超得意:ナッツァーリ
☆:大活躍(3.5〜pt)、◎:かなり活躍(3.2〜3.5pt)、○:十分活躍(2.9〜3.2pt)
25試合以上出場して、活躍したシーズンの中での最高到達点の評価を記載しています(例:1シーズン目は2.90ptで2シーズン目は3.23ptなら◎)。
優勝メンバー
クレイク / リカステA 2461シーズン
CFW:ビーティー(4) 20G 1A 3.00pt
RFW:アグーニ(4) 9G 6A 3.37pt
LFW:デス・ピサロ(5)20G 10A 3.47pt(PK・FK・CK)
LWB:リゼレス(1) 5G 3A 2.93pt
RWB:パブロ・ペイロ(4) 14G 2A 3.23pt
LCH:ノテウス(2) 0G 7A 3.20pt(Cap)
RCH:ルカリッチ(5) 5G 22A 3.27pt
LCB:ツアーマルコリーニ(3) 0G 7A 3.60pt
CB:ハンセン(3) 2G 2A 3.17pt
RCB:フィゲロア(2) 0G 0A 2.73pt
GK:ベア・フォイオルゲン(5) 0G 0A 2.87pt
(フィゲロアとリゼレスは15試合出場)
23勝2負5分、得点76失点19、得失点差+57
雑感
2445シーズンにセビージャ 06-07でリーグ優勝を果たしてから、約2ヶ月半ですか。久しぶりにリーグタイトルを獲得できました(そして記念すべき30回目のリーグ優勝)。セビージャで予想外に素晴らしい時期を過ごし、その後は結構良いチームを作れた気がしても全く優勝争いに絡めない時期が続き、手応えと結果が一致しない苦しい時間だったので、もっと長くタイトルから遠ざかっていたような感覚がありますね。
今回の優勝も非常に苦しみました。特にチーム作りの部分で苦労をし、思ったような補強ができずにバタバタ。その中で戦力値は9400と数字の上ではかなり完成度は上げられたんですが、ナッツァーリ監督が守備的な戦い方をすることもあってか圧倒的な勝ち方をするチームではなく、いつもギリギリの1点差勝利。勝ちきれずに取りこぼす試合も多く、一戦一戦がハラハラのシーズンを過ごしました。
ナッツァーリ監督が就任して最初のシーズンは過渡期だったので6位。翌シーズンから一気に世代交代が進み、そこから3シーズン連続で2位となりました。
2シーズン目にデス・ピサロ、アグーニ、ビーティーの3トップが揃い、活躍具合もさることながら個人的に好きな選手3人が並べられた夢の3トップが実現し、2位にジャンプアップ。「これは絶対タイトルを獲ってもらわねば!」と次のシーズンにツアーのマルコリーニも獲得。3シーズン目から必勝体制で臨んでいきました(僕は勿体ない病なので、絶対に優勝を狙う時くらいしかツアー選手を獲りません)。
しかし、ここからパタッと補強が上手くいかなくなります。特にDFの補強が進まず、右に知性系、左に感性系が欲しいのに、来るのはカヌーとカルロスみたいに真逆の人だったりで、良い選手はリストアップされるのに尽く適性が合わない状態で、獲っても戦力になりませんでした。
特に痛かったのがキーポジであるCBの適任者が見つけられなかったこと。T/P個人のCBってこんなに見つからないもんだっけ!?と思ってしまうほどしっかりハマりそうな選手が来ず、探しても探してもリストアップされるのは適性の合わないDFたち。キーポジが固まらなかったのがあと一歩優勝に届かない苦戦の原因であることは間違いないですね。
そして、どれだけ補強してもCBとLWBが人材不足のまま、2位、2位、2位……。問題点は分かっているのにそこを埋められない状態で、あと一歩優勝に届かないストレスの溜まる日々。いくら騒いでも理想の補強ができない時はできないのがこのゲームなので、じっと耐えるしかありませんでした。
そして、ナッツァーリの統率力が落ち始め、マルコリーニとデス・ピサロがピークでいられるラストシーズンとなるナッツァーリ政権5季目。「ここで優勝できないならもう無理だろう」と思われるシーズンで、前半戦を1位で折り返すことが出来ました。
優勝争いのライバルは、ここまで4シーズン連続でリーグ優勝をしている相手。つまり、ナッツァーリ政権になってから敗れ続けている相手。そんなライバルに前半戦の直接対決で1−4で勝利することができ、優勝がいよいよ現実味を帯びてきました。とはいえギリギリの勝ち点差で、得失点差では上回られている状態。ここは勝負に出ようと、冬の移籍市場へ。
LWBの候補でリゼレスが出てきて、ようやく適性が合いそうな選手が引けたんですが、放出候補はロビンソン。何シーズンもしっかりハマっていなくて今季も及第点を下回りそうではあるものの、リゼレスはこのフォメで試したことがない上に、ロビンソンとリゼレスを変えると個性値オーバーで別の所を弄らないといけません。
不安はあるとはいえ、1位で折り返せている状況でこのトレードはギャンブル。悩みに悩みましたが、不安を抱えたまま行って優勝を逃したらとんでもなく後悔しそうな気がして、トレードを決行しました。
個性値調整でどこを弄るかも悩み、RCBで及第点を下回っていたマルティニなら変えても大丈夫かと判断して、成長途中のフィゲロアと交代。相変わらずCBは適任が見つかりませんでしが、ハンセンが頑張っていたので任せることにし、いざ後半戦へ。
後半戦に入ってからはずっと1位をキープしつつも差はつかず、やっと勝ち点差が5に開いたと思ったら、26節にこちらは3位のチームに敗北し、勝ち点差は2。得失点差では上回られているので、勝ち点が並んだら確実に逆転されるという状況で、28節に1位と2位で直接対決に。
ホームで迎える天王山で、先制しつつも後半に追いつかれ1−1の引き分け。残り2節のお互いの対戦カードを見るとこちらの方が若干有利ではあるものの、放置チームとの対戦は無く油断できない状態。どうなってもおかしくないシチュエーションで、ここからの2節がまた大変でした。
29節は8位相手に前半ロスタイムで先制しながら、後半キックオフですぐに同点に追いつかれる展開。しかし後半13分に追加点を決め、なんとか1-2で逃げ切ります。デス・ピサロが直接FKを含めた2得点を決め、リゼレスが1アシストを記録。2位のライバルも勝ち点3を積み上げ、優勝争いは最終節までもつれ込みます。
30節、ここでもドラマがありました。前半17分にリゼレスが先制点を決めるアツい展開でスタートしたものの、23分にここまでチームを献身的に支えたアグーニが一発レッド。しかもそこで得たFKから相手に同点弾を決められ、最悪の追いつかれ方をします。
かなり嫌なムードが漂いましたが、29分にフィゲロアのアシストでパブロ・ペイロが決めて追加点。そこから後半はなにかが起こりそうで起きないジリジリとした展開が続き、ロスタイムに2度相手にチャンスを作られますがなんとか耐えきって勝利。11位の相手になんとか1点差で勝利し、苦しい苦しい数シーズンを象徴するようなホームゲームで優勝を決めることが出来ました。
2位のライバルは最終節で敗北していたので、結果を見れば勝てなくても大丈夫だったゲームですが、リアタイしてた時は本当に緊張感がありましたね笑。ロスタイムが6分もあって全然終わらないしチャンスも作られるしで、生きた心地がしませんでした。ただ、こういうドキドキ自体久しぶりだったので、全力でWebサカを楽しんでる感じがあって良かったです。
ナッツァーリ監督とのタッグで優勝したのはネラッズーロ 13-14を使った2366シーズン以来で、ほぼ100シーズンぶり。彼にはインテルとユーベのフォメで優勝させてもらい、我がクラブにおいては「イタリア系3バック→ナッツァーリさん」という信頼感ですね。モデルのワルテル・マッツァーリ監督はナポリで素晴らしいチームを作ってコッパ・イタリアを優勝するも、インテルでは1年も持たずに解任され、その後は何とも言えない監督キャリアを歩んでいるので、そんなナッツァーリがウチで二度タイトルを獲ったのは感慨深いです。
ちなみに、見返してみたらインテルで優勝した時もマルコリーニとベア・フォイオルゲンが優勝メンバーに居て、インテルの時はそこまで活躍せずだった二人が今回のユーベでは主軸になっていのも面白いですね。こうしてブログに記録を残していると、こういう楽しみ方もできます笑。
攻略メモ自体は裏でずっと取り続けているんですが、こうしてブログでアップするのはリーグかチャンピオンズカップかのタイトルを獲った時の記念と決めているので、「みんなの名前を優勝メンバーとして残したい……!」というモチベーションでプレイしているところもあります。なので優勝した時は単に優勝できた嬉しさ、フォメを攻略したと自信を持って記事をアップできる嬉しさ、好きな選手と監督がクラブの歴史に名を残す嬉しさ、色々な嬉しさ味わうことができます。
今回のチームだと、夢の3トップ、最後のピースとなったリゼレス、ベストでは無いながらもベターな仕事を黙々こなしてくれたハンセンが優勝メンバーとして名を残し続けるのが嬉しいですね。活躍選手のメモの中では「及第点」の一言で終わってしまう選手でも、実際のシーズン中は欠かせない仕事をしてくれていたり、そういう選手も「優勝メンバーの一員」となると箔が付くってもんです。勿論、好きなスター選手を「優勝したシーズン、あいつは凄かった!」と記録に残せるのも嬉しいです。
苦しみ抜いた代わりに、笑顔で終わることが出来た今シーズン。選手と監督に沢山のおめでとうとありがとうをあげたいです。これからの数シーズンで一斉に主力が衰退期に入るので、次の監督はレア監督ではなくノーマル監督で一旦移行期に入ろうかなと思います。
もし優勝できていなかったら次もレア監督を呼んでシャカリキに優勝を目指していたと思いますが、今回の優勝で当分は「7月にユーベで優勝したしな」と自分を落ち着けられるので、余裕を持って省エネでチーム運営したいと思います笑。
関連コンテンツ