こんばんは、麻乃ヨルダです。本日は3Dユニバース時代のリバティーシティを観光しようということで、CrackdopZさんの動画を紹介します。
リバティーシティの紹介→【GTA】リバティーシティという街を紹介します【3Dユニバース】
イタリア人街の今昔……
リバティーシティの中でも今回見ていくのは1998年(リバティーシティ・ストーリーズ時代)のフォート・ストートン。ストートン島の北東にあるこの地区は、イタリア人が多く住むイタリア人街で、歴史を感じさせるアパートやホテル、イタリアの空気を感じさせる商店などが立ち並ぶ場所でした。
元ネタはマンハッタンにあるイーストハーレム。19世紀後半から20世紀にかけて鉄道網が整備される中で、路面電車の線路を建設していた請負業者がスト破りにイタリア人労働者を輸入したことでイタリア人移民が加わりました。イーストハーレムにはユダヤ人を始めとした様々な人が住んでいましたが、すぐにイタリア人が優勢となり、「イタリアンハーレム」と呼ばれるほどになりました。
そんなイーストハーレムをモデルにするフォート・ストートンは、リバティーシティで活動するイタリア系アメリカ人ギャングの1つ、フォレッリファミリーの本拠地となっていました。イーストハーレムもイタリア系犯罪組織が集まる場所で、犯罪率の高さなど様々な問題を抱える、アメリカの中でも悪名高い地区となっています。
2001年を舞台とするGTA3と、GTA3の前日譚であるLCSではマップに様々な経年変化が見られますが、フォート・ストートンは特に変化の大きい地区です。LCSの頃は雰囲気の良いイタリア人街だったのが、3年後のGTA3では建物が全て取り壊され、工事現場と化した再開発地区になっています。一体何があったのか、LCSをプレイした人なら知っていると思いますが振り返っていきましょう。
リバティーシティで最も事件が起きる場所
事の始まりはリバティーシティの市長選挙。ロジャー・C・ホール市長が公園でランニング中に暗殺される事件があり、市長選挙が行われることになり、そこで立候補したのがビジネスマンのドナルド・ラブ。
レオーネファミリーのボスであるサルバトーレ・レオーネは、ホール市長に嫌がらせを受けていました。そこで、部下のトニー・シプリアーニにホール市長を始末させ、ドナルド・ラブを支援することでリバティーシティの実権を握ろうとします。
レオーネに権力を握らせまいとするフォレッリファミリーはマイルズ・オドノヴァンを擁立し、市長選を通じて両ファミリーが戦うことに。両陣営共に選挙活動の妨害、暗殺、投票用紙の偽造と、何でもありの戦いが繰り広げられた後、ドナルドとレオーネの繋がりが明らかにされドナルドは選挙に敗北します。
落ちぶれて文無しとなったドナルドでしたが、トニーに頼み込んでかつての師であるエイブリー・キャリントンを暗殺し、パンランティック建設と進めていた土地買収の計画書を強奪。横取りしたパンランティック建設との取引を成立させ、ついでに自分を追い詰めたフォレッリファミリーにするべく、トニーに依頼してフォート・ストートンの地下に爆弾を仕掛けます。
トニーは指示通り、今は使われていない地下鉄駅に爆弾を仕掛けて爆破。フォート・ストートンには元々フォレッリファミリーが武器を溜め込んでいる弾薬庫があると言われていました。その弾薬庫に引火したのか、爆発の破壊力は凄まじく、フォート・ストートンは一瞬で壊滅状態に陥りました。
歴史の価値を知ろう
今回のCrackdopZさんの動画は、そんなフォート・ストートンの綺麗な姿と崩壊後の姿を比較した動画になります。歴史のある建物がボロボロになった姿がどれも悲しさを感じさせ、ゲームの中とはいえ、なんて勿体ないことを……と思ってしまいますね。
トリロジーの方でGTA3を今でもプレイしているんですが、LCSの方はもう10年くらいプレイしていないので、LCS時代のリバティーシティがどんな街並みだったかもう殆ど覚えていません。そもそも、当時の自分は街の観光にもそこまで興味がなく、街並みをじっくり見ることも無かった気がします。
こうして動画で久しぶりにフォート・ストートンを眺めてみると、かなり良い雰囲気の場所だったんだなぁ、もうちょっとちゃんと見ておけばよかったなぁと、本当に失われた場所のようにノスタルジーに浸ってしまいます笑。GTA3でフォート・ストートンに行っても、あるのは建築現場だけですからね。ますます寂しくなっちゃいます。LCSとVCSもリマスターほしいなぁ。
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