サッカー

2026ワールドカップ22日目!スペイン対オーストリアとスイス対アルジェリア!

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こんばんは、麻乃ヨルダです。気づけば今は2026年、気づけば6月ということで、4年に1度のサッカーワールドカップの時期がやってまいりました。

のお祭りのなので出来る限り多くの試合を見たいと、どの時間帯の試合も頑張ってリアタイ。今日はスペイン対オーストリア、スイス対アルジェリアの試合を見たので感想を書いていきます。



欧州王者強し

初戦カーボベルデにスコアレスドローとなり話題となってしまったもののその後2連勝で勝ち上がってきたスペインと、第3戦でアルジェリアと談合に見せかけた騙し合いをしてギリギリの勝ち抜けをしたオーストリアの戦い。序盤はお互いに激しいプレッシャーを掛ける潰し合いとなり、落ち着かない入りの中でチャンスを作るのはスペイン。当たり前のように違いを作るヤマルを中心に崩しを行い、徐々にスペインがボールを保持するようになります。

遅攻でじっくり押し込みながら、ボールを失ったら即時奪回でオーストリアに息をつかせないスペイン。オーストリアは序盤から苦しい展開となりますが、引きすぎずにミドルゾーンで構えることを徹底し、ラインを高めに設定して守備のコンパクトさを維持。スペインが少しでももたつくと一気にボールホルダーへプレッシャーを掛けていきます。

ただ、パスとドリブルの変幻自在な攻撃で的を絞らせないスペインの攻撃は驚異的で、しっかりと守備ブロックを組まれても関係なく崩せてしまいます。オーストリアはボールを奪った後にシンプルに前線に預けるもそこでボールが収まらず、自分たちの時間を作れず追い込まれていきます。

スペインのチャンスシーンが増え得点は時間の問題かと思われた36分、ペドリが中央でドリブルで持ち運んで左サイドのククレジャにパスを通すと、ククレジャはピンポイントなグラウンダーパスをペナルティーエリア内に通し、オヤルサバルがボールを流し込んでスペイン先制!上手く攻め込めている時間に狙い通りの先制点を奪ってみせました。

ビハインドを負ったオーストリアは点を取り返しに行きたいところですが中々攻撃に出られません。前からのプレスは当たり前のようにいなされ前進されるので、自陣に押し下げられ上下動を強いられます。ただミドルゾーンでのプレスには成功しており、ショートカウンターが発動するシーンはいくつか。そこからシュートまで持っていければいいのですが、スペインもネガティブトランジションの強度は凄まじいのでオーストリアは速攻を完結できません。

セットプレーからの決定機もありほぼワンサイドゲームとなった前半が終了。後半に入っても流れは変わらずスペインが押し続ける展開となりますが、オーストリアはアルナウトビッチが入りシンプルに高さを使った攻撃でワンチャンスを作って活路を見出します。

20分にスペインの波状攻撃。オルモのシュートをディフェンダーがブロックし、溢れたボールをククレジャが拾ってバエナに渡すと、バエナはエリア内で仕掛けてクロス。そのクロスに合わせたのはペドロ・ポロ!サイドバックのポロがエリア内中央に入ってヘディングを叩き込む、スペインらしい誰でもスコアラーになる攻撃で追加点を手に入れました。

前に出なければいけなくなったオーストリアに対して、スペインは攻撃練習のようにやりたい放題。オーストリアの足も止まっていき、好きな方法で崩せるぞと言わんばかりにパスが回っていきます。この機に乗じて控え組のフェラン・トーレスらはゴールを狙いますが点は取れず、44分にククレジャのクロスからドフリーだったオヤルサバルが流し込んで追加点。控え組が入っても結局スタメン組が得点をして試合がクローズさせました。

スペインは初戦のカーボベルデ戦でカーボベルデの引き立て役となってしまいましたが、「大会はこれから」の言葉通りに調子を上げていき気づけば連勝。オーストリアくらいなら軽く捻れると言わんばかりに試合を支配しました。

この調子ならやはり優勝候補一角といったところですが、気になるところがあるとすれば控え組に数字が出ていないこと。毎試合出番を与えられている控え組がチャンスを得ながら決定機を外し続けているので、控え組の活躍が必要な試合に直面した時に控え組が自信と落ち着きを持って試合に入れるか。ここまで控え組にヒーローが生まれていないのが後になって効いてこなければいいのですが。

オーストリアはほぼ良いところ無し。しっかりと守備ブロックを組んだりプレスに行ったりしてもその上を行くスペインの攻撃に振り回され、完全に押し込まれた状態からは得意のカウンターにも持ち込めず、遅攻が得意なチームではないので押し返すことも難しい。打つ手なしといった状態でした。相手が悪いと言ったらそれまでですが、やはり中堅国も自分たちでボールをある程度持てないと休む時間が無くて詰むというのが、今大会で何度も証明されてしまっている結果ですね。



試合を決めてしまった2ゴール

グループステージを無敗でくぐり抜けたスイスと、オーストリアと談合に見せかけた謎の殴り合いをして上がってきたアルジェリアの戦い。立ち上がりはアルジェリアがアグレッシブに攻めてボールを保持。ミドルゾーンで構えるスイスに対してアルジェリアは前から積極的にプレスを掛け、スイスからボールを取り上げます。

アルジェリアは2トップのスイスに対してキーパーも交えながらのビルドアップで丁寧に前進。トップに入るのは本職フォワードではないマザで、適宜ボールを受けに中盤へ降りるゼロトップ状態。マザが空けたスペースを他の選手が使う動きがスムーズに行われており、スイスの守備陣をかき乱します。

しかし10分、スイスが中盤でボールを奪うと左サイドでボールを受けたバルガスがマンザンビを走らせ、マンザンビがドリブルでペナルティーエリア内まで突進していきタッチライン間際でマイナスのクロス、そのクロスに合わせたのはエンボロ!相手にボールを持たれていたスイスがカウンター一閃で先制点を手に入れました。

失点してしまい更に攻めの圧力を高めたいアルジェリアでしたが、時間の経過でアルジェリアのプレスも緩み、慣れも生まれたスイスがボールを保持できるように。スイスもボールを持ち始めれば前線の突破力と中盤の配球でチャンスを作ることができ、守備においてもアルジェリアのゼロトップに惑わされず中を閉めて対応できているので、徐々にスイスペースの試合となっていきます。

終盤はアルジェリアも猛攻をして拮抗した状態で前半が終了。そして後半に入っていくと後半まだ1分足らず、アルジェリアがボールを繋ごうとしたところをスイスがハイプレスで奪い、クリアしきれなかったボールをエンドイエが拾うと見事なシュートで追加点!攻めに出ようとするアルジェリアに奇襲を仕掛けて最高の追加点を手に入れました。

2点を奪われたアルジェリアは点を取りに行きたいものの、3点目を取られたらゲームセットになってしまうため簡単には動けない状態。リードを広げてやることがハッキリしていくスイスはやりやすくなり、愚直にグラウンダーパスでの繋ぎを徹底するアルジェリアに落ち着いて対応。

時間ばかりが過ぎていき、心身のパワーが出せなくなるアルジェリアは前線の運動量が減って増々スイスの守備が動かなくなり、ポゼッションを重視するチームに陥りがちな負けパターンに入っていきます。スイスはアルジェリアの出方を見ながら何度も決定機を作るも点を奪うには至りませんでしたが、試合はそのまま終了。前半と後半の立ち上がりで効率よく点を奪ったスイスが勝利しました。

スイスは試合をほぼ手中に収めて危なげない勝利といったところでしょう。前半も早い時間の先制点でペースを握り、後半も立ち上がりで2点目を取ってしまったことで余裕を持ってアルジェリアに対応。マンザンビを始めとした前線のパワーで遅攻でも速攻でも相手の守備を破壊できており、順当に思える勝利だったかと思います。

アルジェリアは試合の中で断片的にしか良さを出せず、試合をコントロールすることができませんでした。心を挫く2失点目が一番良くなかったものの、あの2失点目が無くても勝てていたかどうか。自分たちのスタイルである繋いで崩す攻めがスイスへの有効打になっていなかったので、先に先制点を取られてはいけない試合だったと思います。結果が求められる大会で、自分たちのスタイルを貫くのは大変です。

というわけで今日は2試合を視聴しました。スペインは順当と言ってしまって良さそうな試合となり、スイスとアルジェリアはもうちょっと拮抗したゲームになるかと思いきやスイスが支配したまま終わってしまいましたね。物足りなさは否めないので、明日以降の試合に期待します。

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