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GTA5/GTAオンライン車図鑑「ウィラード ファクション(Willard Faction)」+α

投稿日:2020年4月21日 更新日:

角ばった車体と実用にかなった設計、Tトップのルーフを持つファクションと言えば、巨額の資金や性的暴行事件を昔は連想したものですが、最近はそうでもなくなってきました。今では安い旧車として、古い車を購入して他人に格好良く改造させたいだけの、 若きアーティストたちに人気です。時代の先駆者になりたければ、これほどのチャンスはめったにありません。
ベニーズ・オリジナルモーターワークスでカスタマイズ可能。

(Benny’s Original Motor Worksでの解説)

「ローライダーズ」アップデートで追加されたファクション。凛々しい出で立ちの紳士と思いきや、中身は逞しい戦士かもしれません。ストックカーレースで活躍した1台を見ていきましょう。



車両データ

メーカー:ウィラード(Willard)
名称:ファクション(Faction)=党派、派閥(英語)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$36,000

メーカー:ウィラード(Willard)
名称:ファクション・カスタム(Faction Custom)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
カスタム費:$335,000
備考:ファクションをベニーズに持ち込みアップグレードすることで入手

モデル車の考察

モデルはビュイック リーガル(第2世代)ですかね。中でもグランドナショナルがモデルだと思われます。

過去作ではGTA4で登場し、今作では廃車モデルがあるのみで続投はしていませんでしたが、「ローライダーズ」アップデートで生きた車両として復活を果たしました。また同時にドンクカスタムを施したバージョンであるファクション・カスタム・ドンクも追加されました。

走行性能

マッスルカーらしい動きに加えて独特な癖もありなんとも扱いが難しい車ですね。性能自体はカテゴリー内で平均レベルだと思いますが、走らせてみての速さだと割と下のほうかもしれません。

トラクション性能は低めで加速性能も低め。最高速はそれなりですが、そこまでスピードを乗せるのに時間が掛かります。長いストレートじゃないとパワーを発揮できませんね。

コーナリング面はだいぶ不安定というか、ところによってアンダーステアで曲がらないと思ったらオーバーステアでズルっとリアが滑り出したり車の動きが読めなくて苦労します。更に、見た目では想像できないほど段差に弱く、歩道に乗り上げただけでガツンとぶつかり車体が宙を舞うことも。これのせいでかなり乗りにくいマシンになってしまっていますね。

カスタム版はノーマル版とほぼ変わらない性能ですが、段差への謎の弱さが無くなったため乗りやすくなりました。カスタム版の方が明らかに車高が低いのになんでなんでしょうね。

カスタマイズ

ノーマル版はルーフをルーフなしかガラスルーフに変えられるだけで殆ど改造の余地がありません。カスタマイズしたかったらカスタム版にしろということですね。

が、カスタム版も改造パーツは殆どなくて、べニーズ車両共通の内装カスタム系を除けばボンネットとマフラーに1〜2種類のパーツが追加されただけとあまりに寂しいラインナップ。折角のアップグレードなんだからもっと追加パーツを充実させて欲しかったですね。

ボディーペイントはどれも派手目なカスタムペイントで、ピンストライプ系もインパクトのあるデザイン。色合いが青緑黄色に偏っているのは気になりますが、十分に楽しめるラインナップだと思います。

感想

このくらいの時代のカクカクとした旧車が好きなので、とても好きなデザインです。それだけにノーマル版がやたら乗りにくいのがとても残念です。ローライダーとしてだけでなく、ただの旧車としてももっと楽しめる車だったら良かったなと。

カスタム版も全然パーツが追加されていないわボディーペイントもバリエーションが少ないわで不満はありますが、元のデザインが好きなので多少乗りやすくなってボディーペイントが追加されただけでも満足は出来るかなと思いました。足りない部分は色々あるけど、好きだから許しちゃおうと思えてしまう車です。



モデル車について

ビュイック リーガル(第2世代)

フルサイズの高級パーソナルカー、リヴィエラを投入し市場で成功を収めたビュイックだったが、ミドルサイズの高級パーソナルカー市場への反応は鈍くライバルの台頭を許した。ポンティアック、シボレー、オールズモビルが続々とヒット作を送り出す中、1973年にビュイックはAボディの中型車であるセンチュリーの最上位車種として「センチュリーリーガル」を投入した。1978年にはダウンサイズされた2代目が投入されたが、ミドルサイズの高級パーソナルカーとして投入されたはずのリーガルはその性能からスポーツカーとしての評価を得るようになる。1981年のフェイスリフトと共に戦闘力を増したリーガルはNASCARで活躍し同年のNASCARマニファクチャラーズタイトルを獲得。これを記念し高性能モデルのリーガルグランドナショナルが追加され、2代目リーガルの象徴的なモデルとなった。

フォトギャラリー

関連コンテンツ

ドンクバージョン→ファクション・カスタム・ドンク

アップグレードできる場所→【GTAオンライン】ベニーズ・オリジナルモーターワークスについて

他のワイルド・スピード関連の車→【GTAオンライン】ワイルド・スピードに出てきた車と似ている車まとめ

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