DiRT Rally 2.0のメインであるマイチームモード。キャリアを重ねて車を揃え、様々なイベントに参加して好成績を目指すこのモードで、どのようにしてキャリアを積んでいくべきかを考えていきましょう。
最初にやること
イベントの項目を見ていくと多様なイベントが用意されていますが、最初から全てのイベントに参加できるわけではありません。イベントに参加するためにはイベントの条件に合った車が無いといけないので、殆ど車を持っていない最初の段階では自由に車を選んで参加できるキャリアラリーかキャリアラリークロスくらいしか出場できないでしょう。
初期の車として用意されているのはランチア フルビアHFとオペル コルサ スーパー1600。まずはこの2台でラリーとラリークロスをクリアして軍資金を得ましょう。
通常、イベント中に車がダメージを受けると修理費を払って車を修復する必要が有りますが、この2台はメンテナンス代が無料なのでお金の心配をせず走ることができます(だからといってクラッシュしていいわけじゃない!)。この2台は最初だけでなく資金難の時は有効活用していきたいですね。
キャリアラリーとキャリアラリークロスはクリアするほど賞金が増えていきますが、好成績を残すたびにプレイヤーのランクが上がり、ランクが上がるとステージの多さとCPUの速さがどんどん上がっていきます。そうなってくると気軽に出場して気軽に稼ぐことはできなくなってくるので、別のイベントで資金を稼いでいく必要が出てきます。
車を揃えて多くのイベントに出場する
資金が出来たらガレージに向かい、「車両を購入」で新たな車を入手していきましょう。車を購入する主な目的は「参加できるイベントを増やす」ことで、多くのイベントに参加して賞金を稼ぐことで資金繰りが良くなっていきます。
イベントには自由に車を選べるキャリアラリーとキャリアラリークロス以外に、日替わりのデイリーチャレンジ、週毎のウィークリーチャレンジ、月毎のマンスリーチャレンジがあります。チャレンジはどれもキャリアラリーに比べてプレイ時間あたりの報酬が高めに設定されているので、チャレンジをこなしていった方がお金が貯まります。
特にデイリーチャレンジは1ステージを走るだけでタイムが良ければ数万のCrが手に入るので、手軽に挑戦できて良い稼ぎになります。まずはその日のデイリーチャレンジに出られる安価な車を揃えていきたいですね。
イベントに使用している車は、イベントが終了するまで他のイベントに使用することが出来ません。例えば、キャリアラリーにフルビアHFで参加しているとき、H1(FWD)クラスのイベントがあってもそちらのイベントに同じフルビアHFで参加することはできません(2台目のフルビアHFを持っていれば別ですが)。
なので、マンスリーチャレンジなど長く時間が掛かるイベントに参加する場合は、その車で他に参加できて早めに消化できるイベントが無いか確認してから参加するべきですね。
イベントにはスペシャルイベント、コミュニティイベント、AIチャレンジがあって、スペシャルイベントとコミュニティイベントは参加プレイヤーによる戦いとなるため集計期間が終了してから階級(ランキング)に応じた報酬が支払われますが、AIチャレンジはCPUとの戦いとなるのでイベント終了後にすぐ順位に応じた報酬が受け取れます。早く手元にお金が欲しい場合は積極的にAIチャレンジを進めるのも手ですね。
スタッフを鍛える
一通りの車を揃えてどのイベントにも参加できる状態になったら、余った資金でチームスタッフを鍛えていきましょう。車のチューニングをする選択肢もありますが、車をチューニングしてもその恩恵が得られるのはその車を使ったイベントだけなのに対して、どのイベントにも参加するチームスタッフを鍛えれば全てのイベントで効果を得られます。どちらを優先すべきかは明らかでしょう。
コ・ドライバーは「ホイール交換技術」「車両運搬の知識」「リペア技術」の3項目をアップグレードできます。ホイール交換技術は、通常イベント中のタイヤ交換は1分のペナルティーを受けますが、最大までアップグレードすると30秒のペナルティーで済むようになります。全開走行をしているとクラッシュしてパンクは割とよくあることですし、ペナルティーが30秒も減るのは大きな違いなので優先的にアップグレードしたい項目です。
車両運搬の知識はコースアウトや横転時のペナルティーを軽減してくれますが、最大までアップグレードしても2〜3秒ペナルティーが軽減されるくらいで効果が薄いです。
リペア技術はイベント中致命的なダメージを受けたとき次のサービスパークまで車を運びリタイアを免れる事ができますが、車が止まってしまったステージは15分、スキップしたステージは30分のタイムで計測され、サービスパークには大ダメージを負った車が運び込まれるのでタイムも車も致命傷でリタイアだけ免れることになります。この時点でもう絶望的な状況に陥っているので、果たしてどれだけの意味があるのかちょっと考えものです。
チーフエンジニアは「リサーチの知識」「診断の知識」の2項目をアップグレードできます。リサーチの知識は後述の車のエンジンチューニングに必要な走行距離を短縮してくれます。さっさと必要な走行距離を稼ぎたいならアップグレードしましょう。
診断の知識は「車両のリペア診断の精度を向上させて、リペア箇所をすばやく表示する」と書かれていて、意味が分かるんだか分からないんだかですが、サービスパークでのリペア時間が減ったような気がします。多分。
エンジニアは項目が多く、エンジン・シャーシー・ドライブトレインのリペア知識と、FWD・RWD・4WDの知識の6項目があります。前者はサービスパークでのそれぞれの部位のリペア時間を短縮してくれます。
後者は駆動方式で効果が限定されますが、同じくエンジン・シャーシー・ドライブトレインのリペア時間を短縮してくれます。後者は1項目をアップグレードするだけでエンジン・シャーシー・ドライブトレインに効果があるのがメリットですが、駆動方式が違う車には効果がないのが大きなデメリットで、それならどの車にも適用される汎用性が高い前者の項目をアップグレードした方が良い気がします。
エンジニアは最初1人だけですが、クレジットを払ってエンジニアの人数を5人まで増やすことができます。ただ、エンジニアの追加はやたらとお金がかかり、「車を買うより高いじゃねぇか!」となるので、多くても3人雇ってアップグレードを完了させれば十分だと思います。
車を改造する
スタッフもある程度鍛えられて、リペアなどイベント中の不満が解消されてきたら車に手を出していきましょう。各車に出来る改造は、エンジンのパフォーマンスを上げるエンジンチューニングと、各パーツのアップグレードです。
エンジンチューニングは、エンジンのパフォーマンスを向上させる代わりにエンジンの耐久性を落とすため、諸刃の剣となるチューニングです。速さを求めるならレベルの高いチューニングを施すのが一番ですが、エンジニアのアップグレードを行っていなかったり、車をクラッシュさせずに走れる技術がないとチューニングをしてもデメリットが目立ってしまうので注意。
また、エンジンチューニングは車の走行距離を増やしてリサーチを進めないと解除されていきません。エンジンチューニングを行いたい車があれば、積極的にイベントに出走させて距離を稼ぎましょう。
各パーツのアップグレードは車によって種類が違いますが、「チューニングのアンロック」と「クラッチ・ブレーキ・ダンパー・ディファレンシャルの耐久力アップ」が用意されています。後者は名前の通り、パーツの耐久力が上がって交換やリペアの頻度が減るのでサービスパークでの作業が少なくなります。
前者は「車両に対するチームの理解を深め、サービスパークでチューニングを実行できるようにする」と書かれていて、チューニングという言葉を使っているせいでとてもややこしくなっていますが、要はサービスパークで車のセッティングができるようになります(チューニングって書いたらエンジンチューニングと用語が被るんだからセッティングって書いてくれや)。細かなセッティングをしつつ走りたいならアップグレードを行いましょう。
DLCを購入する
イベントの中にはDLCを購入して車やステージを解放しないと出場できないものもあります。ある程度ゲームを遊んでいくとやはりDLC限定イベントが気になってくるでしょう。
前述の通りマイチームモードで資金を稼げるか否かは「どれだけ多くのイベントに出場できるか」に依る部分が大きいので、DLCを購入して出場できるイベントを増やせばそれだけ資金調達が楽になります。DLCで購入したマシンはそのままガレージに入るので車両を買うクレジットも必要なく、その点も資金面で助かります。
問題はこのゲームの有料DLCを買う価値がどれだけあるのかということ。その辺はこちらの記事で触れているので、気になった方は読んでみてください。
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