”速い”。形容詞。意味:高速で移動すること、もしくは高速で移動する能力。例文:オーバーフロッド エンティティーMTはとても速いので思わず、****を****のように****して、そこら中に****を**********してしまった。
(Legendary Motorsportでの解説)
「ロスサントス・ドラッグウォーズ」アップデートで追加されたエンティティーMT。現金を配ってでもSNSのフォロワーが欲しい、自己掲示欲過多な成金にピッタリのメガ・カーです。金さえあれば品性以外のものは買えると示す1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:オーバーフロッド(Överflöd)
名称:エンティティーMT(Entity MT)
分類:スーパーカー
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$2,355,000
モデル車の考察
モデルはケーニグセグ ジェスコですかね。同社のアゲーラの後継機にあたる車で、名前の通りアゲーラをモデルにするエンティティーXXRの後継機になりそうです。日本でのジェスコと言えば、前澤友作氏がオーダーしていたことで知られているでしょうか。
ケーニグセグと言えばラプタードアなので、エンティティーシリーズが登場する度にラプタードアの再現が期待されていますが、今回のMTも普通のヒンジドア。なぜフューリアには採用したラプタードアをエンティティーではやってくれないのでしょうか。そこまでやったら流石にケーニグセグに怒られると思ってるとか?(今更すぎるけど)
走行性能
悲しいことにスーパーカーカテゴリーでは下位レベルで、高性能なスポーツカーに負けてしまう程度の速さです。拡張版ではHSW版が用意されているのでそちらで本領を発揮することができますが、拡張版以外では悲しい性能のままです。
加速性能はそこそこ。最高速はスーパーカーでも上位クラスと健闘しているので、直線の多いコースならまだ頑張れるかもしれません。
コーナリング性能はスーパーカーと考えると難アリで、オーバーステアが強めですぐにズルっと滑ります。スライドコントロールはしやすいタイプの滑り方なので、一瞬で制御不能まで行ってしまうことは少ないですが、やはりロスが大きい走りになりがちなのは間違いありません。ブレーキ性能も微妙で、コーナリング勝負は難しいです。こういうところがスーパーカーというよりスポーツカーっぽくなってしまう要因ですね。
カスタマイズ
スーパーカーなのでパーツは多くないですが最低限やりたいことが出来るパーツは揃っています。カスタムで不満が出るようなこともないでしょう。
エアロ類は基本的にスプリッターやカナードなど後付けパーツが多め。スプリッターとスカートは数種類パーツが用意されていますが、ディフューザー、カナード、ミラーあたりは差分パーツがあるくらいで基本1種類です。ボンネットはそれなりに種類があります。
ルーフは差分パーツの他に取り外しの項目があるので、オープン状態にすることができます。オープンも中々似合いますね。
スポイラーは純正のカミソリのようなフィンタイプのスポイラーが多め。その他にはモデルのジェスコを思わせるウイングや、ダックテイル、スポイラー取り外しなどの選択肢があります。どれも個性が強めですね。
サスペンションの変更による車高の下げ幅は初期の車を思わせるひじょーーーに細かいもので、純正からコンペ・サスペンションに変えても僅かにしか変わりません。まぁ、ガッツリ変わっても困りますけど。
純正ホイールはスポークの内側部分などがサブカラー適用範囲となっています。敢えて純正ホイールのままで色を活用するのもアリでしょう。
ボディーペイントは太め細めのストライプ柄が多めで、あとは企業ペイントが2種類にハーフ迷彩が1種類という感じです。もうちょっと競技車両っぽい企業ペイントがあればよかったなとは思いますが、ロードカーとして作るなら十分な内容でしょう。
感想
見た目はカッコいいですしカスタマイズ性も十分。しかし、性能が全然足りていないのでこれに230万ドルは高いな〜と感じます。HSW版ならもっと印象変わりそうですけどね。
あと、新型のケーニグセグ車を出すならいい加減ラプタードアにせいよと。GTAの車で1台もラプタードアが無いなら「作るの大変なのかな」と納得することができますが、フューリアには付いているだけに諦めきれません。そういうディテールの部分で「おっ!」と思わせるポイントがいくつかあるだけで、価格に対する満足度が全然違うんですけどね。
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