4月16日、この日は何の日かと言えば、我らが下江コハルの誕生日だ。トリニティ総合学園の生徒で、正義実現委員会に所属する心優しい女の子。少々Hなことに興味があり、成績不良で補習授業部に入れられてしまったが、そこで出来た友人達と一緒にエデン条約に潜む陰謀と対峙。トリニティを陥れんとするアリウスの策略を退けることに貢献した。
そんな小さなヒーローであるコハルを祝うため、今日はコハルの喜ぶプレゼントについて考えていきたい。果たしてコハルはどんなプレゼントを贈れば喜んでくれるのだろうか。というわけで早速見ていこう。
目次
コハルの喜ぶプレゼント
(画像はブルーアーカイブ攻略 Wki様より拝借致しました)
効果大:サミュエラ「ザ・ビヨンド」(高級)、禁断の愛〜許されないからこそ美しく〜、チェリーローズカラーのグロス
効果中:お肌を透明にするBBクリーム、ミリタリー用カモフラージュクリーム3種セット、跳躍探偵ウサギ〜霧に包まれた温泉での滑落〜
このような結果になった。化粧品4種と、小説が2種類。「禁断の愛〜許されないからこそ美しく〜」は恐らくそういう小説だと思われるが、それ以外は割と普通に女の子というか、真っ当に女子高生な趣味をしている。化粧品で喜んでくれるのはなんとも年頃の乙女な感じだ。
しかし困った。誕生日にかこつけてコハルのことをイジろうとしたが、こんなに普通の趣味ではイジりどころが無い。無理にイジっても、私が好きな女子にイジワルをする男子のような感じになって終わってしまう。これでは企画倒れか……
???「諦めてはいけませんよ、先生♡」
だ、誰だっ!?
???「あのコハルちゃんが悦ぶプレゼントなんです、その意味を考えないといけませんよ♡」
そうか、コハルはムッツリスケベだ。森羅万象を性に変換する色欲の化身。そのコハルが喜ぶプレゼントなんて、何か隠された意味があるに違いない。ありがとう通りすがりの露出狂!君のおかげで、俺はまだ戦える。
気を取り直して、もう一度コハルの好きな物を見てみよう。何か隠されたメッセージがあるはずだ……ん?
んん???
なんてことだ……たまげたなぁ。
お肌を透明にするBBクリーム
自分が透明人間になったら何をするか。こんなことは聞くまでもない分かりきった問いだろう。それと同じように、コハルがお肌を透明にするBBクリームを使ったら何をするかなど、こんなことは聞くまでもない。そういうことだ。
しかし、コハルがBBクリームを好んでいるというだけでエッ死(略語)の対象とするのは少々強引だろう。ここは他にBBクリームを好む生徒をまとめることで、このBBクリームの隠された力を見極めていこう。
BBクリームを好む生徒:アスナ、サオリ、シュン、ノノミ、ノノミ(水着)、ハナエ、ミカ、ミネ
うーむ、この中にBBクリームを悪用しそうな生徒は居ない。ということは普通に化粧品として使われているのだろうか。これでBBクリームが覗き魔御用達アイテムと言い張ってもあまり説得力はないだろう。次に行こう。
ミリタリー用カモフラージュクリーム3種セット
こちらは迷彩メイクができる化粧品だ。迷彩ということは、周囲に溶け込み身を隠すために使うものだ。これはもはやBBクリームで透明人間になるのと同じと言っても過言ではない。つまりエッ死の可能性がある。そんな怪しいブツを好む生徒は誰なのか。
クリーム3種セットを好む生徒:サキ、マシロ、マシロ(水着)、アスナ、イオリ、イオリ(水着)、サオリ、シュン、ノノミ、ノノミ(水着)、ハナエ、ミカ、ミネ、ミヤコ、ミユ、モエ
生徒の名前を見ていくと、大体の名前はBBクリームと変わらない結果になった。それにプラスしてSRTの4人が居るというくらいか。この辺の面子もエッ死なことをするためにこの迷彩クリームを使うかというと微妙だ。
強いて言えばSRTの子たちが迷彩メイクでコソコソと何かをするかもしれないが、彼女たちがそんなハレンチなことをするわけがない。真面目な用途に使っているに決まっているだろう。私は先生として生徒を信じる。
チェリーローズカラーのグロス
チェリーという危険な単語が使われていることから分かるように、これもまた怪しむべきアイテムだ。チェリーをリップに塗るなど、もはやエッ死ポイントを隠そうともしていない。これを使ってチェリーの先生を食べようとする生徒が出てしまわないようにチェックしていかなければならない。どどど、童貞ちゃうわ!
グロスを好む生徒:アスナ、サオリ、ノノミ、ノノミ(水着)、ミネ、カズサ、シュン、ハナエ、ミカ
こちらも同じ化粧品だからか、上2つのクリームと好む層が似ている。というか殆ど同じだ。これは無罪ということでいいだろうか。
高級贈り物のサミュエラ「ザ・ビヨンド」も香水ということは媚薬入り香水なのではないか!?と言い張ろうとしたが、結局化粧品系はどれも喜ぶ生徒の顔ぶれがほぼ変わらないのでこれ以上はやめておこう。そろそろこの天丼も読者が飽きているからな。
化粧品は全て健全だということが分かったところで、先ほどは普通の本のように見えていたあの一冊をチェックしていこう。
跳躍探偵ウサギ〜霧に包まれた温泉での滑落〜
「ピンと立った」!?「温泉で」!?と、既に中々のエッ死ポイントを稼いでいるが、その程度は上の化粧品たちも同じことだ。やはり他の生徒の好みを見ていくことでこの本の真実が浮かび上がってくるだろう。
跳躍探偵ウサギを好む生徒:アヤネ、アヤネ(水着)、イロハ、ウイ、コトリ、シミコ、チセ、チセ(水着)、チナツ、チナツ(温泉)、ノア、露出狂
!?
なんだこのラインナップは……「淫獣」しか居ないじゃあないか!?
水着姿で撮影(意味深)をするアヤネ、事ある毎に2人きりで休憩(意味深)をしようとするイロハ、熟成された芳醇な香りを漂わせるウイ(想像)、ムチムチの身体で応援(意味深)してくるコトリ、あんまりイジれるネタがないシミコ、メモリアルロビーで“見えちゃってる”チセ、混浴のチナツ、引けていないのでまだキャラが掴めていないノア……錚々たる面子だ。彼女達が居るだけで清渓川の透明度は急上昇。ピラニアたちも満足そうに笑顔を浮かべている。
これだ、間違いない。この本こそがコハルの大本命。親愛度の上昇率は「効果:中」となっているものの、ムッツリなコハルはその喜びを表に出さないだけで、本心ではこの本を求めていたに違いない。この本をあげれば見えない親愛度は鰻登りであり、ブルアカが恋愛シミュレーションだったならコハルルート一直線、エ○ゲーだったらイベントスチル待ったなしだ。
思えば、ウサギは非常に繁殖力の高い生き物。そんなウサギが温泉で身体の一部分をピンと立たせる作品など、完全にエッ死だ。なんという問題作だろうか。
大人の私としてはこういった作品を生徒たちが見ることに反対しなければいけない立場だが、こうした毒になり得る作品も食らってこそ健全な成長に繋がるというのも事実。立場上はダメだと言いつつ、中身を知らないフリをしてエ○本を渡してあげる。これこそが「淫らを温ねて正しきを知るっ」なのだ。
というわけで、誕生日のコハルには跳躍探偵ウサギの本を送るのがベストだと分かった。これを読んだ先生方も是非コハルにこの本をプレゼントしていただきたい。渡した直後はあまり喜んでいないように見えるかもしれないが、この本を家に持ち帰ったコハルはそれこそウサギのように1人で盛り上がっているに違いない。そうしてコハルはまた一つ大人の階段を登るのだ。
誕生日おめでとうコハル。清渓川は今日も透き通っている。
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