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【GTAオンライン】取り締まるのは俺たちだ!パトカーまとめ

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GTA5で登場するパトカーのまとめです。各パトカーは年代順で並べています。



ブラヴァド グリーンウッド・クルーザー

購入価格:$4,910,000→$3,682,500

モデルはダッジ モナコ(第4世代)のパトカー。モナコのパトカーは1970年代のアメリカにおける代表的なパトカーで、特に第3世代と第4世代のパトカーがポピュラーな存在でした。映画「ブルース・ブラザーズ」でも第3世代のモナコのパトカーが登場しており、ブルースモービルの名で知られています。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「ブラヴァド グリーンウッド・クルーザー(Bravado Greenwood Cruiser)」

デクラス インペイラーLXクルーザー

購入価格:$4,800,000→$3,600,000

モデルはシボレー インパラ(第6世代)及びカプリス(第3世代)のパトカー。インパラとインパラの高性能グレードにあたるカプリスは、パトカーやタクシーなど公共機関で人気の車でした。過去作のサンアンドレアスでもラスベンチュラス警察がカプリスモデルのパトカーを使用していましたね。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「デクラス インペイラーLXクルーザー(Declasse Impaler LX Cruiser)」

ウィラード アウトリーチファクション

購入価格:$4,150,000(「クラッキンベル工場襲撃:不正資金」をクリアで購入可能。「ローライダーズ:スロー&ロー」をクリアで$3,112,500に割引)

この車のモデルは複数で、まず車両自体はビュイック リーガル(第2世代)。リーガルや高性能グレードのグランドナショナルはパトカーとして生産・配備されたことはないですが、コネチカット州警察はカスタムされた2台を無地の覆面仕様で運用していたことがあります。1980年代のアメリカでは、麻薬密売人などの犯罪者はチューニングカーで警察の追跡を逃れていました。そのため、警察もカスタムされた高性能なパトカーが必要だったわけですね。

また、同じ理由でFBIも特別仕様のリーガルとグランドナショナルを発注していたという有名な都市伝説もあります。書類など、政府機関が特別仕様のリーガルとグランドナショナルを保有していた明確な証拠は見つかっていないようですが、当時のディーラー従業員やFBI捜査官の証言により、この都市伝説は事実の可能性が高いとされているようです。

そして、この車はパトカーでありながらハイドロサスが付いているローライダーなのですが、こちらも元ネタがあり、1つはアリゾナ州のツーソン警察が地元のサニーサイド高校の生徒たちと一緒に古くなったパトカーを整備し直し、ローライダー化したプロジェクト。もう1つはカリフォルニア州のクルージング合法化に伴いオーシャンサイド警察とサンディエゴ警察が配備したローライダー化パトカーが主な元ネタと予想されています。

これらのローライダー化パトカーは実戦で使われるというよりは地域住民との交流活動や広報活動で使われる車両で、「アウトリーチ(Outreach)=地域奉仕活動」の名前からも分かるように、このファクションはこういった個体をモデルにした広報車という設定だと思われます。純正だとルーフのパトランプが付いていないですしね。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「ウィラード アウトリーチファクション(Willard Outreach Faction)」

ヴァピッド ドミネーターFXインターセプター

購入価格:$4,950,000→$3,712,500

モデルはフォード マスタング Special Service Package。1982年、カリフォルニア州のハイウェイパトロールは当時の他のパトカーではサイズが大きすぎたり、高速域での信頼性が足りなかったりと不満を持っており、フォードに高性能で軽量な車を製造するよう依頼しました。そして出来上がったのがSSPで、ベースの3代目マスタングが製造終了する1993年まで、高性能車両として各機関に購入されました。

高性能かつ頑丈に作られていたSSPはチューニングベースとしても優れており、退役した車両の多くがドラッグレーサーとして改造されました。近年では現役当時の仕様に復元するユーザーも多く、走行用でも観賞用でも根強い人気を保ち続けているパトカーですね。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「ヴァピッド ドミネーターFXインターセプター(Vapid Dominator FX Interceptor)」



ヴァピッド スタニアーLEクルーザー/覆面クルーザー/シェリフ・クルーザー

購入価格:$4,690,000→$3,517,500(パトカー)、$3,950,000→$2,962,500(覆面)

モデルはフォード クラウンビクトリア Police Intercepter(P71型)。アメリカでは1990年代に初代クラウンビクトリアが登場してから、2010年代前半までクラウンビクトリアがパトカーの7〜8割を占めていると言われたほどポピュラーな車両で、今でもアメリカのパトカー=クラウンビクトリアと言っても過言では無いほど代表的な車です。

そうなった要因は、「他にフルサイズFRセダンの選択肢が無かったから」。アメ車と言えど時代の変化によりボディが大きくパワーがあってFRレイアウトという車が他に無くなってしまったので、クラウンビクトリアの独占市場になってしまったわけですね。

今作でのスタニアーLEクルーザーは型落ちとして後述のトーラスモデルのポリスインターセプターにバトンを渡していて、市内で見かけることは殆どありません。郊外ではまだシェリフ・クルーザーが運用されているので、ブレイン郡ではまだまだ現役です。GTA5の舞台設定が2013年なのでリアルでもそんな感じだったかもしれません。

購入可能になった他のパトカーはボディーペイントを外すことで覆面パトカーにすることができますが、この車は元々パトカーと覆面が別の車両として登場していたため別個で購入可能になりました。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「ヴァピッド スタニアーLEクルーザー(Vapid Stanier LE Cruiser)」

デクラス インペイラーSZクルーザー

購入価格:$4,720,000→$3,540,500

モデルはシボレー カプリス 9C1。ベース車であるインペイラーSZのモデル、インパラSSは、9C1(パトカーなど緊急車両に使われるモデル)をベースに作られた実質的なカプリスの高性能パッケージとなっています。なので、モデル基準に考えるとインペイラーSZクルーザーの高性能版がインペイラーSZみたいな感じですね(ゲーム中の性能はクルーザーの方がちょっと高いと思われる笑)。

先代(このゲームではインペイラーLX)と同じく、フリート車両として人気だったインパラとカプリス。特にパトカー仕様の9C1は当時最も高性能なパトカーとして一番人気を誇りました。過去作でも1992年が舞台設定であるサンアンドレアスで、ロスサントス警察とサンフィエロ警察がカプリスモデルのパトカーに乗っていました。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「デクラス インペイラーSZクルーザー(Declasse Impaler SZ Cruiser)」

ブラヴァド ドラド・クルーザー

購入価格:$5,005,000→$3,753,750

モデルはダッジ デュランゴ(初代)のパトカー。初代以降デュランゴは定番のパトカーになっており、現行型も元気に各地で配備されています。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「ブラヴァド ドラド・クルーザー(Bravado Dorado Cruiser)」



デクラス ポリス・トランスポーター

モデルはシボレー エクスプレスのパトカー。あまり情報が出てこないのでよく分かりませんが、写真は沢山出てきますし映画でも見た覚えがあるので、実際のアメリカでも犯人の移送などで使われている車両だと思われます。

今作では手配レベル3から登場する警察車両で、スパイクベルトと共にロードブロックを形成しているイメージが強いです。装甲板によって銃撃への耐性が強化されているため、厄介な存在ですが奪ってしまえば頼りになる車です。

ブラヴァド ポリス・クルーザー2/FIB

モデルはダッジ チャージャー ポリスパッケージ。今作での主力パトカーは後述のトーラスモデルのポリス・クルーザーとなっていますが、実際のカリフォルニア州ではチャージャーモデルのパトカーが主力だったので、GTA5のメインパトカーになっていてもおかしくなかった車です。

GTA4のザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニーから登場し、今作ではオフラインで低確率で出現、オンラインではミッションなどでFIBの覆面のみ出現というレア車になっています。多くの警察車両が購入可能になったオンラインでも、まだこの車は実装の気配はありません。

デクラス シェリフSUV/FIB2

モデルはシボレー サバーバンのパトカー。サバーバンのパトカーは実在しますが、どちらかと言えばサバーバンと同じプラットフォームでサイズが小さいタホの方がパトカーとして一般的なようです。サバーバンもタホも似たようなものなので、両方の要素が入っていそうですね。

ゲーム中ではシェリフ(保安官)の名の通りブレイン郡で出現します。手配度4以上で現れ、保安官ではなくN.O.O.S.E隊員がボディサイドに捕まり乗りをして、多人数で苛烈な攻撃を仕掛けてきます。

多くの警察車両が購入可能になったオンラインでも、まだこの車は実装の気配はありません。同じグレンジャーをベースにした緊急車両として、FIBの覆面、パーク・レンジャー、ライフガードと多彩なバリエーションが存在していますが、今のところライフガードしか購入可能になっていません。



ブラヴァド ガントレットインターセプター

購入価格:$5,420,000→$4,065,000

モデルはダッジ チャレンジャー(第3世代)のパトカー。それほどポピュラーな存在ではないですが、ハイウェイパトロールなど高性能なパトカーが求められるところで少数配備されたりしているようです。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「ブラヴァド ガントレットインターセプター(Bravado Gauntlet Interceptor)」

ヴァピッド ポリス・クルーザー3

モデルはフォード ポリスインターセプター。第6世代のフォード トーラスをベースに警察仕様とした車です。なお、元ネタのトーラスはFFまたは4WDですが、このポリス・クルーザーはFR(オリジナル版では4WDだったのが、強化版からFRに)。

今作ではこの車が市内の主力パトカーとして配備されているため、最もプレイヤーと縁があるパトカーでしょう。実際のアメリカでは、2011年に生産終了したクラウンビクトリアのポリスインターセプターの後継機として、2013年からトーラスベースのポリスインターセプター(FPIS)とエクスプローラーベースのポリスインターセプター ユーティリティ(FPIU)が登場しました。なので、2013年が舞台設定のGTA5はこれを先取りした設定になっていますね。

しかし、そこからの売れ行きはFPIUの方が良く、セダンタイプのパトカーもダッジチャージャーの方が人気ということもあり、2019年にはトーラスの販売終了と共にFPISも生産終了。もしかするとロスサントスが一番、FPISが活躍した場所だったかもしれません。

多くの警察車両が購入可能になったオンラインでも、まだこの車はベース車両共々実装の気配はありません。

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ヴァピッド カラカラパスート

購入価格:$5,335,000→$4,001,250

モデルはフォード F-150 Police Responder。13代目のF-150をベースとした2017年型のポリスレスポンダーは、アメリカ初のピックアップトラック型パトカーとして話題に。運搬能力や走破性などが評価され、14代目もポリスレスポンダーとしてパトカー仕様が作られました。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「ヴァピッド カラカラパスート(Vapid Caracara Pursuit)」

カニス ターミナスパトロール

購入価格:$5,125,000(「クラッキンベル工場襲撃:不正資金」をクリアで購入可能。「ディスパッチワーク:衛生法違反」をクリアで$3,843,750に割引)

モデルはジープ ラングラー(第4世代)のパトカー。ジープ ラングラーは古くからパトカーとしても使われてきた車で、現在でも現行型がパトカーに採用されています。カリフォルニア州でもハモサビーチ警察などで採用されているようですよ。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「カニス ターミナスパトロール(Canis Terminus Patrol)」

インヴェテーロ コケットD10パスート

購入価格:$5,620,000(「クラッキンベル工場襲撃:不正資金」をクリアで購入可能。ディスパッチワークを10回クリアで$4,215,000に割引)

モデルはシボレー コルベット(第8世代)のパトカー。コルベットのパトカーが実際に生産・配備されたことはありませんが、「あったらいいな」と多くの人が思っている車で、デザイナーがモデルを作ったり、ゲームで架空のコルベットパトカーが登場したり、まるで本当に存在するかのようにパトカーのイメージが作られてきました。

配備されたことがないだけでコルベットのパトカー自体は存在していて、著名なものだとフロリダ州のパナマビーチ警察は麻薬密売人が所持していたコルベットをパトカー仕様にラッピングして広報など地域活動に使用しています。もう一つ有名なのはカナダのオンタリオ州警察が所持している個体で、カナダ国際オートショーに展示されました。

実戦配備されていないこれらの元ネタが意識されているのか、この車も純正だとルーフにパトランプが付いていません。コケットD10パスートも広報用の車両という設定なのではないでしょうか。

詳細なレビューは→GTA5/GTAオンライン車図鑑「インヴェテーロ コケットD10パスート(Invetero Coquette D10 Pursuit)」



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これまでのGTA5/GTAオンライン乗り物図鑑まとめはこちら



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