こんばんは、麻乃ヨルダです。本日はGTA5をプレイする車好きなら必ず一度は頭を抱える「ツラウチ問題」について触れていきます。
5になって車のカスタム要素が非常にパワーアップしたグランド・セフト・オート。しかし、あくまでクライムアクションゲームであってレースゲームではありませんし、元々PS3時代に開発されたゲームなので、カスタムで手が届かずもどかしい部分も多いです。
そんなモヤモヤの中で結構大きなウェイトを占めるのが「ツラウチ(ホイールがフェンダーの内側に引っ込んでいる)」。車をカッコよく決める上で、ホイールとフェンダーの位置は足元の印象を大きく左右し、多くの場合は2つの面がピッタリと合う「ツライチ」が良いとされています。
ツライチを実現するためにオフセット(ホイールの中心線とホイールの取り付け面との距離)を調整したりするのがチューニングの一要素としてありますが、GTA5ではそこまでのカスタムはできません。なので、フェンダーを変えたりホイールを変えたりするとツラの位置が変わって、大抵はイマイチな見た目に……まぁ、そこは上述の理由で仕方ない部分もあると飲み込めます。
が、時には我慢できる範囲を逸脱したとんでもない「ツラウチ」と出会うことがあります。流石にGTA6ではこの辺の問題に対処してくれると信じて、GTA5の最悪なツラウチたちを集めていきたいと思います。
目次
ウォーレナーHKR
ウォーレナーHKRは旧車故のツラウチが気になるタイプ。旧車は純正のタイヤが細めで、その上でワイドフェンダーを装備するとみすぼらしく見えがち。
ビジュアル的にワイドフェンダーは迫力を出すために付けるパーツなので、ワイドフェンダーを付けて足元が貧相に見えるのは本末転倒。こういう旧車にワイドフェンダーを付けるなら、ぶっといタイヤと深リムのホイールを履かせたいですね。
とはいえ、ウォーレナーHKRは今回の企画だとだいぶまともな方。そういうもんだと思って見ればそこまで気にならない、かも?
ブリスタ コンパクト
ブリスタ コンパクトはちょっと特殊なタイプで、フロントとリアでツラの位置が変わります。見てもらうと分かるように、フロントは綺麗に収まっているのにリアだけが引っ込むのがなんとも違和感。純正だと気にならないんですけど、ホイールを変えてフェンダーも変えてだとかなり気になる感じ。
RE-7Bのようにフロントとリアで極端にタイヤの太さが変わるレーシングカーとかなら分かるんですが、普通のコンパクトカー(カテゴリーはスポーツカーだけど)であるブリコンでこうなるのは納得いきません。どうしてこうなる。
イッシースポーツ
イッシースポーツは現代ラリーカーっぽく全身がエアロで武装されていて、マッチョなボディーが印象的な車。更にカスタムパーツでもフェンダーが用意されています。
しかし、タイヤはフェンダーの中にすっぽり。ラリーカーだとグラベル用に細いタイヤを履いたりすることがありますが、この車はターマック用の太いタイヤでこうして内に収まってしまうのが締まりが悪いですね。ターマック用タイヤならワイドボディーと合わせてビタッと地面を捉える力強い姿がラリーカーの魅力ですからね。
テイルゲイターS
テイルゲイターSはかなり大きなワイドフェンダーを装備することができます。横に羽を生やしたような大迫力のフェンダーですが、タイヤが一緒についてこないと迫力は半減。これならもう少し小さいフェンダーの方がむしろインパクトがありそうです。
ルイナー2000
ルイナー2000はフェンダーの改造パーツがあるわけではなく、純正でツラウチ気味の車両。純正ホイールやインチ大きめのホイール、オフロード系のタイヤを履かせればそこまでツラウチは気にならないんですが、それ以外のホイールを履いた時が結構悲惨。
ご覧のように、チューニング系のホイールを履いた時なんかは「履かせるタイヤを間違えたのでは」と思ってしまうくらいに足元が貧相になってしまいます。この点はベース車両であるルイナーの方がよっぽどマシなバランスをしているのがなんとも悲しいところ。
ドミネーターGTX
ドミネーターGTXはテイルゲイターSと同じような感じで、カスタムでドデカいフェンダーを付けられるタイプ。しかし、やはりフェンダーだけが張り切っていてタイヤがついてこないので、かなりアンバランスな印象。ワイドフェンダーを付けない方が見栄えが良いのは言うまでもありません。
190Z
190Zは旧車のボディーにガッツリとワイドフェンダーを付けられてしまうタイプ。旧車にこういうワイドフェンダーは定番のカスタムなはずですが、オフセットを調整しないとかなり残念な見た目に。
190Zの場合は細タイヤでこうなっている感じでもなく、結構太めのタイヤを履いてこうなっているので、それもまた変な感じ。ワイドフェンダーを付けないとスラッとしたボディーに太めのタイヤで、それはそれで純正なのかチューンドなのか半端な見た目になる車なので、とにかく足元がもどかしい車です。
ちなみに、公式の画像ではこのように、ワイドフェンダーを付けながらツラウチに見せない真横からのアングルで写真が撮られています。しかも2枚も。完全に分かっててやってやがる……。
ウォルトンL35ストック
ウォルトンL35ストックは、パーツの流用によって事故が起きてしまった車。リフトアップ仕様のウォルトンL35が先に実装されて、その後にストック仕様であるこの車が実装されましたが、その際に大半のカスタムパーツが流用されました。
リフトアップされた車にピッタリ合うワイドフェンダーを、ノーマルの車につけたらどうなるか。それがこの悲惨なみすぼらしさです。純粋なツラウチっぷりなら多分この車が最悪で、この車を見てこのまとめを作ろうと思い至ったレベルでインパクトがあります。
そしてこの車も公式画像でワイドフェンダーを付けながら真横で写真が撮られています。タイヤも本当はほっそいタイヤでとんでもないツラウチになっているはずなのに、そうは見せないアングル。詐欺罪で訴えられないか?
と思ったら、独立記念日の時に出された画像ではスカスカワイドフェンダーを公開してきました。正直なのは良いことだが、そもそもワイドフェンダー付けないで撮ってくれないか……。
まとめ
いやー、ひどい車が沢山ありましたね。この企画のために改めてツラウチな印象があった車たちを見直しましたが、学びが色々とありました。
印象だともっと不満があった車は多かったんですが、この記事に載っている選りすぐりの車たちを見た後だと「思ったより問題ないな?」と思って、載せなかった車も多いです。
逆に、この記事に載った車たちは改めて見ても酷くて、こりゃ強烈にツラウチのイメージ付くわと納得してしまう出来でしたね。一番最後の2台なんかは伝説級です。公式画像の撮り方に悪意すら感じる笑。
皆様からも、「こいつも酷いぞ!」という意見がありましたらお寄せください。
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