こんばんは、麻乃ヨルダです。本日は、この間の遊戯王マスターデュエルで行われたデュエルトライアルイベント、「アンリミテッド」で大暴れしたイシズティアラメンツの様子を見ていこうという回になります。
有識者が作る最強ティアラメンツ
こちらはティアラメンツ研究の第一人者であるメタクズさんの動画です。メタクズさんはティアラが登場して以来、どれだけ環境が変わってもティアラの研究を続けている途轍もないティアラ愛好家で、常に現環境のティアラの可能性を追いつつ、無数の型のティアラを生み出し続けています。
(一度使えば分かる、脳を焼かれる圧倒的パワー)
そして、そんなメタクズさんの研究成果が最も発揮されたのが、「アンリミテッド」イベント。約3日間という短期間だけ開催され、実験的な意味合いが強いデュエルトライアルイベントの一種で、「アンリミテッド(禁止制限を全て取っ払う)ルール」でデュエルをするイベントになっています。
20年以上の歴史がある遊戯王では、ハチャメチャなカードとデッキが沢山生み出されてきましたが、その中でも歴代最強ではないかと言われているのが「イシズギミック入りティアラメンツ」。これまでの遊戯王の概念を変えたとされるこのデッキが、果たしてアンリミテッドルールで本当に歴代最強なのかが分かります。
百聞は一見にしかず、とにかくメタクズさんの動画を見てみましょう。最初はデッキ紹介で、2:50〜くらいからデュエルのリプレイが始まります。解説の無い垂れ流しですが、見ているだけで遊戯王をやったことがある人なら異常過ぎる光景が流れているのが分かります。
初戦はティアラメンツミラー。先行のメタクズさんが好き放題展開していますが、この墓地肥やしの速さといったら。1ターンでここまで掘り進めるだけでもヤバいですが、めちゃくちゃ複雑な動きをしているというわけではなく、1枚のカードで3〜5枚を一気に落とし、それが連鎖して最終的に10〜20枚の墓地肥やしに繋がる感じで、1枚で落とせる枚数自体がヤバめ。
イシズの使用カードのリメイクがされた時、「現世と冥界の逆転」を主軸にしたデッキを構築しようということで、墓地の枚数を大胆に調整できるアギド・ケルベクといったカードたちが考案されたわけですが、こんな枚数を一気に墓地へ送れるカードを縛りもなく使えるようにしたらそりゃこうなるやろ……と改めて呆れますね笑。ティアラメンツと化学反応を起こして歴代最強デッキになってしまったわけですが、ティアラメンツが存在しなかったとしてもデッキ破壊系のデッキで使われて天下取ってそうなパワーですね。
(絶対にテストプレイが足りていない、もう二度とシャバに戻ってこなそうなカード)
そして、潤沢な墓地肥やしから展開を伸ばして、スプライト・エルフで釣り上げられたのはデビル・フランケン。悪さしかしないこの禁止カードから、魔法・罠を封殺するナチュル・エクストリオが立ち、その横にはプトレマイオスも立ち。
相手ターンになるとプトレマイオスの上にアザトートが乗って、モンスター効果も封殺して相手は何も出来ずに終了。これが基本の先行展開ですよ、というリプレイでしたが、初っ端とんでもないハイカロリーでした。現代遊戯王はどんどん加速していって最初の1・2ターンの内に殆どのやり取りが終わってしまうレベルですが、現代遊戯王基準でも全てが早すぎる展開でした。
これが「本物」のティアラメンツだ
4:50〜から第2戦目。今度は後攻からゲームを開始しますが、ここからがイシズティアラメンツの本領発揮と言っていいでしょう。後攻であるにも関わらず、手札から効果を発動して墓地肥やしをするカードを使って、0ターン目展開を決めていきます。
ここがイシズティアラメンツの本当にヤバいところで、後攻なのに手札誘発で墓地肥やしと展開が出来てしまうんですよね。「良いカードが落ちれば」という条件こそあるものの、こんだけデッキにぎっしりと落ちて旨味のあるカードが詰まっていると、当たりしかないガチャを引いている状態。
先行ルルカロスで妨害まで立て、相手の(恐らくアンリミテッド関係ない普通の)烙印デッキはルルカロスを処理してミラジェイドを立てたものの、「そういえばまだ俺のターン来てなかったっけ」と言わんばかりに後攻から平然と再展開を始めるイシズティアラメンツを見て堪らず降参。いや本当に、もう3ターン目に入ったように感じるくらいのやり取りでしたね。
6:20〜に始まる第3戦も後攻。今度は同じイシズティアラメンツに先攻を取られるミラーマッチ。スクリーム、キトカロスからお互いの墓地が暴れまくり、チェーンが10まで繋がる大暴走状態。マスターデュエルでやっても頭おかしくなりそうなんですけど、OCGでイシズティアラメンツが出てきた時はプレイヤーたちだけでこういうミラーの長大チェーン処理をやってたってマジですか?(見てるジャッジすらも訳分かんなくならないか?)
先行のお相手は墓地効果を封殺する深淵に潜む者を立て、更にプトレマイオスからのアザトートでモンスター効果も封殺。普通に考えたらハイハイ対戦ありがとうございましたをする状況ですが、それでもなんか戦えちゃうのがイシズティアラメンツ。ペルレイノを貼って相手の深淵に潜む者をしばきに行き、今度は自分が深淵に潜む者を立てて相手の墓地効果に睨みを効かせます。
3ターン目、お相手もペルレイノを貼ってメタクズさんのペルレイノを破壊。そうこうしている内にメタクズさんの墓地に現世と冥界の逆転が落ち、墓守の罠の効果で墓地効果が封殺。相手の猛攻をサリークなどで耐えます。相手はおかわり深淵に潜む者で4ターン目のメタクズさんの動きを止めに行きますが、サリークで深淵に潜む者が黙らされます。
リソース差が逆転し、4ターン目は悠々とメタクズさんが展開をして勝利。お互いにブン回るイシズティアラメンツ同士の対決、もう素人には何が勝負どころだったのかさっぱり分かりませんが、とにかく凄いことが起きていたことだけは分かりました笑。
(ティアラメンツメタと言われているカードだけど、ティアラメンツ側も普通に使うし、全盛期ティアラメンツはこいつが居ても動いてくるのであった)
10:40〜の第4戦は墓守の罠でスネークアイ・エクセルを撃ち抜いたリアル千年タウクくらいが見どころなので割愛して、これまた凄いのが11:35〜に始まる第5戦。
5戦目もイシズティアラメンツミラーで、相手は60枚の構築。メタクズさんが先行で動き、相手もハゥフニスの墓地肥やしから動き出して0ターン目ルルカロスを決めてきますが、そこからの墓地肥やしの質はやはり43枚に抑えられているメタクズさんの方が良さそうで、ルルカロスやケルベクの妨害を全く気にせずエクストリオとアザトートを成立させて勝利しています。約40枚全部が落ちて良し引いて良しのカードで固められているイシズティアラメンツの恐ろしさですね。
ヤムチャ視点で見る神々の戦い
いやぁ〜とんでもない物が見られましたね。中々アンリミテッドルールのためだけに禁止URをポンポン生成は自分には出来ないですし、イシズティアラメンツの全盛期をリアルタイムで見ていなかった自分にとって、こうしてアンリミテッドイベントの内容が見られただけでも価値がありました。
イシズティアラメンツ同士の戦い方やアンリミテッド環境など、その辺は自分には全く理解の及ばない領域ですが、とにかく凄いことだけは伝わり、「全盛期のイシズティアラメンツってこんな感じだったんだぜ」と広めるのにこれ以上ない教材だったと思います。アンリミテッドなので全盛期よりも凄いイシズティアラメンツですが、だいたい似たようなことをやっていたと思うとやっぱり異常です笑。
当然のようにアンリミテッド環境でも最強だったイシズティアラメンツ。先行ワンキルとか色んなヤバいデッキが他にもゴロゴロしていたようですが、先行1ターン目に好き放題なんて遅すぎますからね。0ターン目に動いて妨害を構えてくるイシズティアラメンツの相手にはならなかったようです。自分でも何を言っているかさっぱり分からない。
というわけで、遊戯王の長い歴史において満場一致の歴代最強となったイシズティアラメンツを楽しめる動画でした。自分がこのデッキを握ったとしても、恐らくデッキを回す時間と脳みそが足りておらず全く扱えないと思うので、見ているだけで満足です笑。去年、60ティアラを握ってワタワタしながら遊んでいたので、あれより忙しいデッキとなると一切使いこなせるイメージは湧きません。今後アンリミテッドイベントがまた来たとしても、自分は遠くから眺めて楽しませていただきます。
(Twitterでたまに遊戯王について呟いているのでフォローしてね→@yolda2s)
(この記事が面白いと思ったらSNSでシェアや感想の投稿などよろしくお願いします!)
関連コンテンツ