
こんばんは、麻乃ヨルダです。ここ数年、Youtubeの様々なチャンネルで積極的にアニメ作品の公開をしてくれている遊戯王ですが、今年は5D’s、ZEXALと続いて遊戯王ARC-Vの一挙放送が開始されました。
ネット上でボロッカスに評価されているこのアニメ、自分はZEXALと共にリアタイせず通り過ぎていった作品で、VRAINS以降で遊戯王に復帰した後も「わざわざこんな不評の作品見たくねぇな……」とスルーし続けていました。
何ならもう見ることは無いだろうくらいの気持ちでしたが、ZEXALⅡの一挙放送を追っていったことで、「来週からARC-Vか……まぁこの流れのまま見たるか」と、一挙放送を見る習慣が残ったままだったのでARC-Vを見る気になりました。
そして舞網チャンピオンシップが始まり、激闘の数々に大興奮。「なーんだ、ARC-Vって名作じゃん!」と思わせる序盤の出来だったわけですが、そこから話が進んでいくと……?
以前の感想→遊戯王ARC-V、超面白いんですけど!?、【遊戯王ARC-V】舞網CSが終わりシンクロ次元編へ!ちょっと不穏な空気が……、【遊戯王ARC-V】シンクロ次元編突入!大会やってる暇あるのか!?
フレンドシップカップはまだまだ続く!
前回の記事で、49〜60話と61〜71話のイッキ見の感想を書いていきました。今回は72〜82話と83〜93話でシンクロ次元編の中盤から終盤にかけての感想を書いていきます。
……と思っていたんですが、72〜82話がかなり見所の詰まった話で、長くなりすぎたためとりあえず72〜82話の感想だけ書いていこうと思います。
デュエルチェイサー227を力でねじ伏せるデュエルをした遊矢。勝利したものの「こんなはずじゃなかった」と意気消沈。大会は次の試合に移り、対戦カードはユーゴvsシンゴ。これまで「俺の出番はまだかよ!」と騒いでいた沢渡さんは、「なんで俺じゃなくてシンゴなんだよ!……シンゴって俺じゃんか!?」とボケをかましています。常に面白いなこの人。
バイクに乗ってコースに入場する二人。沢渡さんは「誰だお前ー!」と野次られているのに笑顔で観客席に手を振ります。生粋のエンタメデュエリストですね。さっぱりした性格のユーゴと合わせて、重たくなっていたストーリーの空気を除湿してくれます。
慣れないバイクに振り回され偶然先行を取った沢渡さん。初ターンにペンデュラムを成功させ、対するユーゴもいきなりクリアウイングをシンクロ召喚。出し惜しみなしの真っ向勝負に。そんな中、自室で試合も見ずに塞ぎ込んでいた遊矢はユーゴと同調し、まるでこのデュエルが自分のデュエルかのように試合に入り込んでいきます。
ユーゴの方も遊矢が入り込んでいき、アクションカードを拾ったり「お楽しみは、これからだ!」と決め台詞を言ったりして遊矢化。主人公補正を手に入れ沢渡さんを倒します。自分の戦いの時は苦悩してたけど同士討ちの時はイキイキとしている遊矢。
最初は沢渡さんを認めていなかった観客も、このデュエルを見せられて沢渡さんに歓声を上げます。そしてユーゴにも観客に応えるよう促す沢渡さん。うーん主人公。そして遊矢は沢渡さんが連れて行かれてまた曇るのでした。
(デニスと沢渡さんのエンタメ力が高すぎる)
73話は記念すべき遊戯王アニメの777話目というメモリアルな回。しかし、ストーリーはフレンドシップカップの敗者が送られる地下の強制労働施設を描く回。シティの闇!沢渡さんも地下行きに。
地下施設を牛耳っていたのはギャラガー。ギャラガーはロジェと繋がっていて、地下デュエル場と強制労働施設を管理していました。強制労働施設で生き残った者は地下デュエル場で戦わせるか、ロジェに優秀な人材として献上する模様。フレンドシップカップに出場しているセルゲイという男もギャラガーからの献上品でした。
ロジェは突然シティに現れ、瞬く間にシティで成り上がり、セキュリティの親玉になりました。得体のしれない男がスピード出世できたのは、ロジェが別次元からやってきた人間で、シティにはなかった技術(リアルソリッドビジョンシステムなど)を持ち込み行政評議会に認められた功績からではないかと噂されているようです。強制労働施設に権ちゃんや徳松さんなどキャラが集まったことで、ロジェの謎などストーリーに関わる情報が明かされてきました。やっと話が動くか!
地下に送られていた月影はこっそりと地上に戻り、零児にギャラガーが話していた内容を報告。優秀すぎないかこの忍者。月影が地下に戻ろうとすると、零羅は自分のワガママで試合から逃げたこと、なのに月影に嫉妬して月影に負けろと願ってしまったことを二人に謝罪し、もっと強くなりたいと決意します。よく言えた!シンクロ次元にやってきたことで零羅は他人と交流し、人として成長しています。
フレンドシップカップに出場していたセルゲイは、コモンズの男デイモンを倒します。なお、どうやって倒したのか観客も実況も誰も分かっていない様子。デイモンがエーリアンデッキを使っていたことだけは分かりましたが笑。良いデッキ使ってんじゃん!
(モブキャラが懐かしカード使ってると嬉しくなっちゃうよね)
月影は地下に帰る前に遊矢の部屋を訪問。遊矢に状況を報告し、零児を信用できない遊矢の心を落ち着かせます。諜報活動だけじゃなく社長に代わってメンタルケアまでやって、月影が影のリーダーではないかランサーズ。一人だけすごい仕事量だ。月影から零羅の言葉を伝えられた遊矢は、月影を通じて柚子に手紙を送ります。
まだ誰にも認められていない自分が何かを叫んでも、人々は応えてくれない。伝えたいことを伝えるためにはまず人々に認められる何かを成し遂げないといけなくて、今の自分にできるのはジャックを倒すこと。人々に認められた上で、自分の言葉を届けてみんなを笑顔にするんだ!と手紙で決意表明。これからの遊矢の活躍に期待したくなる1話でした。
悪役は悪役らしく
74話は黒咲とデニスの対戦カード。地下デュエル場で中断された戦いの決着をつける試合に。これが素晴らしい名勝負で、2人のキャラの魅力を存分に引き出していました。
地下デュエルの時からデニスを疑い続けている黒咲さん。そんな黒咲さんの疑いの目を感じながら戦いに赴くデニス。地下デュエルの帝王、黒咲さんは先行1ターン目からバーンを決めて先制パンチ。デニスは黒咲さんの次の一手を読んでそれを言い当てるエンタメを披露。
デニスのターンとなり、トップで引いたのは融合。「僕に何をさせたいんだい、全く……」と意味深に呟くデニス。デニスは一旦融合を手札に抱えて、お得意のペンデュラム→エクシーズ展開。相棒のトラピーズ・マジシャンに加えてシャドー・メイカーを3対並べる怒涛の攻撃で黒咲さんを追い詰めます。
(デニスのデュエルはずっと面白くて好きになってしまう)
しかし黒咲さんも負けてはいません。デニスに読まれていたRUM、デス・ダブル・フォースでレボリューション・ファルコンを召喚。トラピーズ・マジシャンを破壊しようとするも、これはマジック・タクティシャンの効果で回避されますが、デニスの後攻ワンキルを阻止することに成功しました。デニスも、ワンキルは決められなかったもののトラピーズ・マジシャンを守ることには成功。
黒咲さんにターンが渡り、レボリューション・ファルコンで全体攻撃。これでトラピーズ・マジシャンが破壊されます。ここでトラピーズ・マジシャンの仮面が剥がれるのが良い演出。大ダメージを受けるはずだったデニスは、トラピーズ・マジシャンが拾ったアクションマジック、ダメージ・バニッシュで難を逃れます。
そして、トラピーズ・マジシャンが破壊されたことで、トラピーズ・マジシャンを対象にしていた黒咲さんの永続罠ターゲット・フラッグの効果が発動し、デニスの手札が公開されます。デニスの手札にあったのは融合。黒咲さんは仮面が剥がれたデニスの正体を確信してターンエンド。
デニスのドローカードは、アンティーク・ギア・カオス・フュージョン。デュエルの流れとしては最強のドローのはずなのに、デニスは喜ぶでもなく何かを受け入れたような表情をしていたのが印象的。このカードの効果で、墓地のトラピーズ・マジシャンらを融合素材として代用し、アンティーク・ギア・カオス・ジャイアントが降臨。エクシーズ次元を侵略したモンスターの姿に、黒咲さんは侵略が始まった日のことを思い出します。
(悪の象徴になってしまっているノーネ)
デニスがアカデミアの人間だと分かって、行政評議会に詰められる社長。そりゃ「次元戦争のために協力してください」と言ってきた相手が、身内に裏切り者が居ましたとなったらどういうこっちゃと思われるのも当然。しかし、社長も「シティにも疑わしき人物が居るのでは?」と刺し返すと、露骨に話を逸らすお偉いさん方。上の人達で化かしあいしてますね。
デニスは黒咲さんを煽ってヒールになりきります。フレンドシップカップ前に権ちゃんとのデュエルで悪役を演じていたのがストーリー的に効いてきますね。カオス・ジャイアントはレボリューション・ファルコンを破壊しながらスタジアムも破壊。このまま黒咲さんのライフも尽きるかというところで、ラスト・ストリクスの効果でなんとか延命します。
諦めない黒咲に、デニスはエクシーズ次元での話を始めます。エクシーズ次元でスパイとして大道芸人をしていたデニスは、ある日お客さんの中に居た瑠璃を発見。瑠璃を“見つけてしまった”ことで、デニスはアカデミアに彼女の存在を報告し、これが侵略の狼煙となりました。
デニスの話を聞いて、瑠璃の誘拐にデニスが関わっていたと知って激昂する黒咲。RUM−ソウル・シェイブ・フォースでサテライト・キャノン・ファルコンを召喚し、カオス・ジャイアントの攻撃力を弱体化させます。
墓地のレイド・ラプターズの数だけ力を奪うサテライト・キャノン・ファルコンは、まるでエクシーズ次元の民の怒りを表しているかのよう。デニスはアクションマジックで窮地を脱しようとしますが、カオス・ジャイアントが破壊したスタジアムの瓦礫に邪魔されてアクションマジックを取ることができません。アクションマジックを持ってきてくれたトラピーズ・マジシャンとアクションマジックを手放させるカオス・ジャイアント。そのままサテライト・キャノン・ファルコンの攻撃が通り、黒咲が復讐を果たします。
負けたデニスはロジェの手下によって連れて行かれ、デニスに会いに行こうとする社長の行く手を行政評議会が阻みます。行政評議会は「次元戦争などという面倒事は御免だ」と言って社長の動きを止めますが、真意はどこにあるのか。デニスが裏切り者だと知り、自分の中に居るユートの怒りも感じて心が不安定になりますが、それでも憎しみ合うデュエルはいけないと我に返り、こんなデュエルはしちゃいけないと持ち直します。成長感じるね。
(黒咲さんもずっとカッコいいぞ)
柊柚子14歳
76話は総集編でこれまでのおさらい。ここで行政評議会の意図が明かされ、ロジェが外の次元から来ていたのは分かっていたが、シティを混乱させないよう一旦は飼い慣らし、良好な関係を築いておきたいと思っていた模様。
そしたら赤馬零児がやってきて次元戦争の危険を訴えてきたので、アカデミアとぶつからないようロジェを懐柔して取り込むか、戦争の脅威に備えるため赤馬零児と手を組んで自分たちを守ってもらうか、ランサーズの力を見て二者択一をしようと考えていたようです。行政評議会はとにかく平穏に、シティを今のまま維持し続けたいので、戦争などという厄介事は御免だと。段々とタヌキジジイどもの化けの皮が剥がれてきた。
デニスがロジェに攫われるとアカデミアにシンクロ次元の情報が流れるかもしれないので、行政評議会はデニスが地下送りにされる前に身柄を確保しようと動きます。ロジェ長官の権限を停止させて強行的に指示を飛ばすと、ロジェも強硬手段「キングス・ギャンビット」を発令してデニスの確保へ。
「キングス・ギャンビット」によって、セキュリティーの者たちは頭に埋め込まれた何らかの装置によって自我を奪われロジェの言いなりに。ロジェの駒としてデニス捜索に人員が総動員され、行政評議会の場所にも大挙します。ロジェは本性を現して、このシティを支配しているのは自分だ!と行政評議会の前で啖呵を切ります。あの、飼い慣らそうとしている間にめちゃくちゃ暗躍されてますよ行政評議会さん。ちゃんと見張れてないと飼い慣らしじゃなくてただの野放しでは。
行政評議会を抑え、赤馬零児と手を組まないか?と誘うも振られたロジェ。行政評議会はロジェとデニスが組んで融合次元組で何かしでかさないかを注意していましたが、ロジェ本人はアカデミアの干渉を恐れており、自分がシティで何をしているかプロフェッサーに知られたくない一心でデニスの確保に動いていました。
しかし、デニスは忽然と姿を消し、行政評議会でもセキュリティーでもない誰かの手に。それは、シンクロ次元に来た素良でした。素良はデニスをアカデミアに送り届け、プロフェッサーはシンクロ次元に柚子とセレナが居ることを知り、バレットらアカデミアの戦力をシンクロ次元に送り込むのでした。ロジェの懸念が現実となり、ここから一気に話が動く予感。というかここまでがずっとシンクロ次元内のゴタゴタで、本来の次元を越えた戦争の話が進まなすぎだったのはある。
デニスに加えて柚子・セレナを確保することがシティ支配計画には必要だと考えるロジェは、フレンドシップカップの次の対戦で柚子と戦うセルゲイに柊柚子14歳を倒すよう指示。そして始まったのは、セルゲイの変態デュエルでした……。
セルゲイは攻撃力0のモンスターをひたすら攻撃表示で並べ、ライフコストを払うことで戦闘ダメージを無効にして耐えます。茨の囚人(ソーン・プリズナー)モンスターと、ライフコストを払う際に茨で緊縛されるセルゲイの絵面で、嫌な予感がビンビンしています。
柚子の攻撃を耐えたセルゲイは、シンクロ召喚をして一転攻勢。「歪曲した煩悩をさらけ出し、茨に肉塊を委ねよ。シンクロ召喚!」というかなり剥き出しの召喚口上。柚子の幻奏モンスターを縛り上げて自分も縛られてニッコリ。実況のメリッサはドン引きしているし、リアル視聴者もドン引きの展開。こんな戦法を女子中学生相手にやるなよ!
柚子はブルーム・プリマを融合してロックを突破、セルゲイのライフをギリギリまで削ります。勝利を確信し、怪我をしているセルゲイを気遣ってもうデュエルをやめるよう観客に訴えかけますが、そんな柚子を見てセルゲイは「勝ったと確信した相手をぶっ潰すのが美しい」「耐えた、耐えた、耐えた耐えた、耐えたぞおおおおお!」とリミッターが吹っ飛びます。ま、まずい!
セルゲイは融合を使い、切り札のヴァンダーリズーマを召喚。攻撃力を一気に上げてワンショットキルを狙ってきます。柚子は急いでアクションカードを拾おうとしますが、セルゲイはクソデカバイクで柚子をぶっ飛ばして妨害するリアリスト戦術。そのまま敗北した柚子はビルに叩きつけられバイクは爆破。し、死ぬ!完全にロジェの命令を忘れているセルゲイに怒るロジェ。こんな変態を手駒にしているロジェにも問題がある。
(拷問車輪に張り付けられていたようなダーリの姿、OCG化していたら確実に性癖破壊モンスターズだったと思われる)
アルミホイーラー5G’s
次は遊矢とシンジのデュエルですが、柚子の安否が気になって仕方ない遊矢。誰も柚子を救出に行っていない様子で遊矢は動揺しますが、そうやって敗者が切り捨てられるのがこの街、だから変えるために俺は戦っているとシンジは闘志を燃やしています。シンクロ次元社会も終わってるし、シンジも過激思想だしで、まともな感性の遊矢はメンタルがボロボロ。やっぱさぁ、シンクロ次元の社会問題でストーリーややこしくなりすぎだよ。
シンジはお得意の演説デュエルでコモンズを煽りながら展開。遊矢は早くデュエルを終わらせて柚子を助けに行きたくて焦りが募ります。シンジにペースを握られて集中できていないところに、コース外から声を掛けたのは素良。素良は柚子のヘルメットを見せて、自分が柚子の安全を確保していることをアピールします。
スタンダード次元で素良と敵対したまま別れたんだから、素良が柚子のヘルメット持ってたら増々心配になるのでは?無事かどうかは分からないか?アカデミアに連れていかれたように見えないか?という疑問が浮かぶものの、遊矢は安心してデュエルに集中。ペースを取り戻します。
シンジの煽りに盛り上がるコモンズ。行政評議会にも焦りが見え、一方のロジェは「何もしないからコモンズはコモンズ」とどっしり構えます。混沌としていく状況で、遊矢が召喚したのは調律の魔術師。ジャックからサムへ、サムから遊矢に渡された弱小カードが戦いのキーカードに。
(よわい、かわいい)
調律の魔術師を「使えないカード」と侮るシンジ。相変わらず、自分の使うカードは「弱小モンスターが力を合わせれば」と主張しておいて、他人の使う下級モンスターはコケにしまくる男である。遊矢はアクションマジックでシンジの攻撃をかわし、調律の魔術師を使ってエンライトメント・パラディンをシンクロ召喚。
エンライトメント・パラディンの効果で墓地のギャップ・パワーを使い、シンジの切り札である降魔弓のハマの攻撃力を上回ります。ギャップ・パワーの効果を活かせたのは調律の魔術師の力によるもので、シンジは侮っていたカードにやられる形に。自分のライフを削ってワンショットキルを狙う戦術が、さっき柚子を倒したド変態と被っているのは、きっと偶然です。セルゲイさんのおかげで遊矢が調律の魔術師の使い方を見つけたとか、そんな展開あるわけないだろ!
戦いを終えると、遊矢を取り込もうと遊矢を称えに来るロジェ。その様子を見て、遊矢はトップスと繋がっていたんだ、出来レースじゃないか!と憤るシンジ。流石のアルミホイーラー。しかし、ロジェは「この試合が出来レースだというなら、君もそのデュエルに加担したことになるが?」と正論パンチ。秒で論破される陰謀論者。悲しすぎるよ。
シンジを倒したことでトップスは喜び、コモンズは俺たちのシンジを倒すなんて許せねぇと憤り、分断は更に深刻に。調律の魔術師を託したサムも、遊矢がトップスと繋がっていたなんて……!と陰謀論に染まって失望しています。いや、お前だけは遊矢の味方でいとけよ!勝手にジャックと遊矢に想いを託して、勝手に失望して逆恨みを繰り返す、どうしようもない他責思考の弱者です。なんのための居るキャラなんだコイツは……。
デュエルを終えた遊矢は柚子を探しに街へ繰り出します。遊矢が「柚子の場所が分かったんだ!」と言っていたのを聞いて、ロジェは敢えて遊矢を好きにさせます。遊矢は素良を探し、素良は追手が来ていると言って遊矢と共に隠れます。
素良は柚子が無事であると伝えつつ、アカデミアの兵士である自分、遊矢と柚子の友達である自分で揺れていることを明かします。素良はセレナを連れて行く代わりに柚子を見逃すから、これでお互いにやり過ごそうと折衷案を出しますが、遊矢に「プロフェッサーは説得すれば柚子やスタンダード次元を見逃してくれるような相手なのか」と言われてハッとします。
追手に遊矢と素良の会話を盗聴させていたロジェは、デニスが既にアカデミアに帰還して情報を持ち帰ったならもうアカデミアの侵攻が始まるのは時間の問題であり、対アカデミアの切り札として一刻も早く柚子とセレナの身柄を奪わないといけないと焦ります。セキュリティは素良を捕らえようとし、遊矢は素良を庇ってセキュリティに捕まります。
素良は柚子の元へ戻ろうとしますが、目を覚ました柚子は素良の隠れ家から抜け出します。なんであの事故で軽症なんだストロング柚子。そんなところに偶然会ったのはコモンズの子供たち。クロウのデュエルが始まるから一緒に見に行こうと誘われます。これで素良は柚子を見失うことに。すれ違い〜。
闇・鳥獣族の絆
次の試合に向かうクロウは、遊矢がトップスと繋がっていたとするなら誰も信用できねぇ、俺が一番になってジャックを倒すしかねぇ!と闘志を燃やします。あの、コモンズって陰謀論者しか居ないんですか?やだよそんなリアリティーのある底辺層。そんなクロウと戦うのは黒咲さん。アカデミアへの恨みでいっぱいの復讐者と社会への恨みでいっぱいの陰謀論者の対戦カードとなりました。混ぜるな危険すぎる……。
案の定、二人の対戦はお互いに自分の言いたいことしか言わないドッジボールデュエルに。コモンズの辛さ!故郷を侵略された苦しみ!でまるで会話になりません。クロウの取って付けたような「インチキ効果もいい加減にしろ!」という持ちネタも滑り気味。なんと雑な過去作ファンサービス。罠カードで相手ターンシンクロされただけでインチキ言うくらいなら、その後のアクションカードを拾って防御されたことにツッコんだ方がいいのでは。
コモンズの子供たちと柚子はビルの階段からクロウと黒咲の対戦を見守っていましたが、子供が落ちそう!危ない!と丁寧に前フリをして、しっかり子供が落ちました。ちびっ子のタナーはクロウのモンスターに必死にしがみついて、それに気づいた黒咲さんは「デュエルを中止しろ!」とクロウに叫びますが、ここまでドッジボールをしていたせいでクロウは聞き入れてくれません。そりゃ、さっきまで対話を拒否ってたやつにいきなり話を聞け!って言われてもね。
そしてやっと自分のモンスターにタナーがしがみついていると気づくクロウ。黒咲さんも普通に子供がいるから危ないぞって説明しなよ。限界を迎えたタナーは振り落とされますが、自分のモンスターに乗ってタナーをナイスキャッチする黒咲さん。先程まで黒咲さんをボロクソ言っていた子供たちでしたが、黒咲さんに助けられて感謝します。
クロウは黒咲に子供を助けられ、また黒咲も子供に応援されるクロウを見て、自分は元々ああいう子供たちの笑顔のために戦うデュエリストであったと初心を取り戻します。二人は意気投合し、相手を見て真っ直ぐな闘志をぶつけるデュエルに。
良い話ではあるんだけど、さっきまでお互いに言いたい放題言ってたのが180度切り替わって褒め称え合う熱い手のひら返しで、温度差についていけません笑。クロウが子供とどーたらこーたらする件も権現坂と既にやっていたので、ネタかぶり感は否めず。コモンズの絆を事あるごとに主張するクロウですが、子供とシンジくらいしかまともにコモンズの絡みが無いせいでイマイチ薄っぺらい。ジャックとユーゴも同じコモンズ出身なだけの他人だからなぁ。
ともあれ、お互いに全力を尽くしたデュエルはクロウが勝利して友情を確かめて終了。アルティメット・ファルコンも神立のオニマルもかっこよかったですね。最後にアルティメット・ファルコンの破片がジャックのポスターに刺さる謎演出もあり。
(無敵耐性で制圧とかいう全然黒咲さんらしくない戦法でおなじみの鳥)
クロウと黒咲がデュエルしている最中、ロジェの元へ連れてこられていた遊矢はロジェの口八丁で揺さぶりをかけられていました。ロジェに沢山褒められ、ロジェを怪しみながらも突っぱねることができない遊矢。フレンドシップカップ中の遊矢はずっと幽閉されていたので、多分ランサーズやシンクロ次元の大体のキャラよりもしっかりロジェとコミュニケーションを取っています。やっぱ大会の設定が展開の足引っ張りまくってるよ。
しかし、クロウと黒咲が和解したのを見て、俺は友達を信じる!と素良のことを信じてロジェの味方にはならないと宣言。遊矢に振られたロジェは、クロウvs黒咲の試合中継で柚子の場所が分かったのでもう遊矢は用済みだと言わんばかりに遊矢を監禁部屋に閉じ込めました。
これで72〜82話が終了。ユーゴvs沢渡、デニスvs黒咲、柚子vsセルゲイ、遊矢vsシンジ、クロウvs黒咲のデュエルが描かれ、どのデュエルも良くも悪くも見所たっぷりでしたね。そのせいで、軽く振り返るつもりがガッツリと感想を書いてしまいました笑。
しかしアレですね、これで11話進んだわけですが、本筋の次元戦争云々の部分が全然進んでませんね。大会は進んでいますが、別にシンクロ次元のデュエル大会で勝つことはランサーズの本来の目的ではないのを忘れそうになるくらい大会の話しかしていません。ほんでEDで見られるようなランサーズ内での交流も無く、ただ大会だけが進んでいます。
デュエル単体では見所がちゃんとありながらもストーリー自体は全然進んでいない。そんなことをやっている間に物語は折り返し地点に来ていて、尺のヤバさがそろそろシャレにならない感じになっています。えっと、マジで2年目を完全にシンクロ次元で終わらせちゃうの?別の次元は?そんな困惑を残しながら、次は83〜93話のイッキ見へ……。
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