
こんばんは、麻乃ヨルダです。昨日の夜、突如ネット社会がパニックに陥りました。
WebサイトやWebアプリの開発に使われる言語「PHP」に深刻な脆弱性が発見され、世の中の7割のサイトやアプリがPHPを使用していると言われているので、それらが全て一斉に攻撃されかねない状況になりました。攻撃されたサイトはデータを抜かれたり乗っ取られたりされる危険性があり、下手をすればネット社会の崩壊という危機でした。
プログラミング言語に危険な脆弱性が見つかること自体はそこまで珍しいことではありません。ただ、今回の件で違ったのは、脆弱性の正体を我先にと世に広めたバカが居たこと。
脆弱性を表に知られると当然攻撃の対象になってしまうので、いつもなら会社がこっそりと脆弱性を見つけて直して、パッチをリリースします。が、そのパッチリリースを待たずしてPHPの脆弱性を見つけ、その内容をTwitterで堂々とテストして世界に公開したバカが出現。これで本来は脆弱性について知る由もなかった人々にも情報が渡ってしまい、各所で攻撃が開始。PHP財団とPHPを使用するサーバー管理者たちは、昨日突然の対応を迫られました。
関係各所の緊急対応により、大きく目立つ被害が出る前に事態は収束。もしかしたら本当の問題が起こるのはこれからかもしれませんが、ひとまずはネット社会が崩壊するような大混乱には陥らずに済みました。本来なら人知れずエンジニアさんたちが仕事して終わるはずだった話が、地球規模の大問題になってしまいました。
(精一杯抑えてバカと表現していますが、発端の人間は普通に○○と思っています)
自分がこのブログを書いているWordpressもPHPが使われていて、どうなるか分からない状況でした。幸い、サーバーをレンタルしているxserverさんの素晴らしい仕事により事なきを得て、今もこうして文章を書くことが出来ています。僕の約10年間が消し飛ばずに済んで本当に良かったです。
しかし、今回の件で改めて現在のネット社会のリスクを感じました。ネットが発展して人類にとって当たり前の存在になり、あらゆる人間がネットワークの中で存在を示せる時代。そんな中で、地球上80億人の内の1人が大バカをやらかしただけで壊れかねない、インターネットという砂上の楼閣の上に自分が立っていることを再認識。イカれた少数派の横暴で大多数の日常がいつでも脅かされる時代になってしまいました。
AIの発達がこの息苦しさを加速させ、個人情報は流出し放題。もはや自分も全ての個人情報が世界のどこかで公開しっぱなしにされていて、ネット上で今も被害なく活動出来ているのは「たまたま悪人のターゲットにされていないだけ」だと思っています。このブログが今も動いているのもたまたま。今回の件が無くたって、いつどんな被害に遭うか分かりません。素人がセキュリティーに気を配っていても、ダメな時はダメでしょう。
となると、もうリスク管理としては「分散」くらいしか無いように思います。自分は現在このブログとツイッターが主な拠点になっていますが、このブログが死んだ時のことも考えないとな〜と。何があっても僕は文字書きをやめられないので、他に文章が書ける場所を探しておかないといけないかもしれません。
インターネットの発達によって世の中が便利になり、僕のような社会不適合者もネット上で居場所を見つけられるようになったのは良かったですが、このところは社会の発展ではなく衰退にネットが貢献してしまっているケースの方が多くて辛いですね。作るよりも壊す方が圧倒的に簡単な非対称性。うんざりするような破壊の毎日に歯止めがかかる日は来てくれるのでしょうか。これ以上人間社会の善性が踏みにじられていくのは見たくないです……。
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「麻乃ヨルダ」と申します。カードゲームオタクです。連絡やメッセージはツイッター(