GTAシリーズ

Grand Theft Auto Vice City(グランド・セフト・オート バイス・シティ)のストーリーまとめ

投稿日:2017年4月27日 更新日:

グランド・セフト・オートのストーリーをまとめてみよう、第2弾です。今回はバイスシティ。

オープニング

ハーウッド事件により服役していたトミー・ベルセッティが出所。トミーのボスでありハーウッド事件の首謀者であるソニー・フォレッリは、トミーが再びリバティーシティで暴れ出すのを快く思っておらず、仕事と称してトミーをバイスシティに送り込む。

(ハーウッド事件:当時、若くしてフォレッリファミリー内で頭角を現していたトミーが、ライバルギャングのメンバーを暗殺するためハーウッド地区へ向かった際に起きた事件。トミーはそこで指示通り暗殺を行うつもりだったがこれは罠で、トミーがこれ以上成りあがるのを恐れたソニーが嘘の仕事を押し付け、現場にトミーへの暗殺グループを待ち伏せさせていた。しかし、トミーは暗殺グループ11人を返り討ちにして逃亡、その最中に逮捕され、殺人罪で15年の実刑判決を受けた。11人も殺して15年で済んだのは、トミーが司法取引でファミリーの内情を警察にタレこむのではないかと恐れたソニーが、警察に便宜を図ったため。この事件から、トミーには「ハーウッドの顔役(The Harwood Butcher)」というあだ名がつけられる)

しかし、フォレッリファミリーとヴァンスファミリーで行われるはずだった取引は「別の組織」によって妨害を受け、現場に居たフォレッリ・ヴァンスファミリーのメンバーはトミー、ランス・ヴァンス、ケン・ローゼンバーグの3名以外全員死亡。金とヤクは誰かの元に。トミーはソニーに事の顛末を伝え、金とヤクを取り戻すために奔走することとなる。

ビジネス乗っ取り

翌日、トミーは現場に居合わせていたケンと、これからの行動について相談。取引を仲介していたファン・ガルシア・コルテス大佐から話を聞くことに。コルテス大佐は自身の所有する船でパーティーを開いており、トミーは招待されていたケンの代理人としてパーティーに参加する。そして、コルテス大佐から娘のメルセデスを紹介され、バイスシティの大物たちについて一通り教わった後、彼女をポールポジションクラブに送る(パーティーに行く際、アロハシャツを着ていることをケンに「1970年代じゃないんだから」と言われてムッとするトミー。15年も塀の中にいたから、流行とか分かんないよね)。

パーティーから帰ったトミーは、ケンの入れ知恵で街の情報通ケント・ポールに会う。マリブクラブで遊んでいたポールから強引に情報を聞き出し、ワシントンビーチのホテルで働くシェフに目星を付ける。彼を始末し携帯電話を奪ったトミーは、彼の同僚に襲われそうになったところを、ランスに助けられる。ランスは同じ目的を持つ者同士で協力しようと持ちかけ、何かあったら連絡すると伝えて去っていく。

コルテス大佐は事件の原因が自らの部下であるゴンザレスにあったことを突き止める。コルテス大佐から取引のことを知ったゴンザレスが情報を「どこか」に売ったことで、取引が悲惨な結末を迎えたと分かったのだ。コルテス大佐はトミーにチェーンソーを渡し、ペントハウスに居るゴンザレスを始末するよう命じる。トミーはゴンザレスを始末し、追ってくる警察を振り切り夜の街へ消える。

キューバギャングとヤクの取引をするディアスが、コルテス大佐に護衛を用意してくれと依頼をしてきた。コルテス大佐は護衛役にトミーを指名する。コルテス大佐の用意した武器を取りに行く際、待ち伏せしていたランスと出会ったトミーは、二人でディアスの元へ行く。取引はハイチギャングによって襲撃されるが、トミーとランスは護衛の仕事を務め上げ、ディアスの信頼を勝ち取る。その後、ディアスはトミーへ自分の元で働くよう誘う(このタイミングで街に発令されていた暴風警報が解除され、島と島を繋げる道を閉ざしていた門が開かれる)。

ディアスとの件を報告しに来たトミーに対し、コルテス大佐は「例の取引の邪魔をしたのはディアスかもしれない」と告げる。そして、コルテス大佐の仕事を終え、スターフィッシュ島に鎮座する巨大な豪邸に足を踏み入れたトミー。邸宅の主であるディアスは早速トミーに仕事を任せる。どうやらディアスの手持ちのヤクを掠め取った裏切り者がいるらしく、その男がどこと通じているかを調べてほしいらしい。トミーは男を尾行し、ブローン島の廃墟を拠点にするストリートギャング、ストリートワナビーズ(旧シャークス)だと突き止める。

後日、ストリートワナビーズへの報復を任されたトミーは、ディアスに紹介されたクエンティンと名乗る男と共に、ヘリでアジトへ襲撃を行う。クエンティンはランスの偽名で、取引を妨害し兄を殺したのがディアスだと勘付いたランスが、トミーとは別にディアスの周辺を探っていたのだった。そして、トミーはランスと共にストリートワナビーズを一網打尽にし、ディアスの願いを叶える。

ディアスからの依頼を次々とこなしていくトミーだったが、ポールから不穏な連絡を受けマリブクラブへ向かう。ポールによると、我慢できなくなったランスがディアスに襲い掛かるも返り討ちに遭い、廃物置場に捕えられたらしい。トミーは急いで救出に向かい、周辺を警護していたディアスの手下たちを排除する。怪我を負っていたランスを病院に送り届け、トミーは早急にディアスを潰す決意を固める。

退院したランスと合流したトミーは、二人でディアスの豪邸へ乗り込む。襲い掛かる護衛たちを次々と薙ぎ倒し、ついに親玉のディアスを討つ。ディアスの持っていた金も、ヤクも、組織も豪邸も全てトミー達の物となり、新たにベルセッティファミリーが街を仕切ることになる。

裏切りへの決着

トミーがバイスシティで名を上げているという噂を聞き付けたソニーが、電話で金とヤクの催促をする。それに対し、トミーは「何も手伝ってくれない」と悪態をつき、ソニーをあしらう。金もヤクも有り余っているはずなのに成果を寄越さないトミーに苛立ちを覚えるソニー、助力することなく利益だけを掠め取ろうとするソニーに反発するトミー。両者の関係は緊張状態に突入していく。

「不動産を所有した方がいい」というエイブリー・キャリントンの助言を聞き入れ、廃業寸前となっていた印刷所、プリントワークスを買い取ったトミー。そこで働いていた老人アーネスト・ケリーと出会ったトミーは、父親が印刷工であったこと、自分もその道を継ごうと思っていたが、気づけば全く違う道を歩んでいたことを打ち明ける。感傷に浸りつつ、叶わなかったもう一つの夢を追うため、この会社に真っ当な印刷業を続けさせようと思っていたトミーだったが、ケリーはこの街の住人らしく「せっかくならニセ札を作ろう」と提案する。ニセ札のシンジケートであるトライアドの船が港に来ているとポールから聞きだしたトミーは、船に乗り込み、中に居た構成員から情報を聞き出す。ニセ札の原版を持った運び屋が来る日時を知ったトミーは、その日に向けて準備を始める。

豪邸のバーに足を運んだトミーは、酒を飲み項垂れるランスの姿を発見する。話を聞くと、ショバ代を払わずゴネている店があるという。「どうにかする」と言いながら酒を飲み続けるランスを、トミーは部下の前で叱責。自らその店へ出向く。店のオーナーは「警備はDBP警備に任せているから、そっちで話をつけろ」と語り、それを聞いたトミーはDBP警備に襲撃を仕掛け、「話をつける」。無事に仕事を終えたトミーだったが、その後ランスから電話がかかり、対等ではない扱いに我慢ならないことを打ち明けられる。我を忘れるランスを宥めるトミーだったが、新たな火種を抱えることとなる。

ニセ札の原版を持った運び屋が来る日、トミーは印刷所にケリーとランス、それに部下たちを残し、原版の強奪に向かう。トミーは港を見張るトライアドの連中を片づけ、ヘリでやってきた運び屋も始末。無事に原版を送り届け、印刷所はニセ札づくりにフル稼働を始める。

印刷所以外にも多くの事業を買い取り、バイスシティの裏だけでなく表でも力をつけていくトミー。多くのコネもつくり、順調に成功を重ねているかに見えたが、抱えていた因縁がついに牙を剝く。印刷所で何かトラブルが発生したらしいと知ったトミーが急いで印刷所へ向かうと、誰かに痛めつけられたケリーの姿が。ケリーの話によれば、どこかの組織が「取り分を徴収する」と言って、金を強引に持ち去ったらしい。その組織とは、「フォレッリ」。トミーは自らの所有する物件に近づく徴収係たちを次々に始末する。ソニーと決着をつける時はすぐそこにまで迫っていた(印刷工であるケリーを父と重ねていたのか、ケリーが傷ついたことに激昂するトミー。まるで息子のよう)。

ランスからの連絡で豪邸に向かったトミーは、部下を殺されて怒るフォレッリの連中が今日ここに来ると言われ、急いで迎撃の準備を始める。ソニーが現れ、15年ぶりに顔を合わせた両者はすぐに一色触発のムードに。300万ドルを用意したトミーをソニーは「さすがハーウッドの顔役様だ」とからかい、トミーはハーウッド事件が仕組まれたものだったとソニーに詰め寄る。埒が明かないと判断したトミーは300万ドルを持って早く帰るようソニーを急かすが、ソニーはそれがニセ札であることを見抜いていた。なぜなら、ランスがトミーを裏切り、情報をソニーに売っていたからだ。トミーは怒りながらも冷静にソニーへ宣戦布告をし、豪邸で激しい銃撃戦が始まる。凄まじい攻防の末、トミーはランスとソニーを始末し、裏切り者への復讐を終える。戦いに生き残ったトミーは、逃げ隠れていたケンと共に勝利を喜び、街の支配者となりEND。

あとがき

とにかくトミーがカッコいい。野心に溢れ、野望を実現させるだけの力があり、様々な事業で成功を収める多彩な才能を持ち……犯罪者ではあるけど、ホイホイついていきたくなってしまうような、男の魅力を感じさせる主人公でした。とにかくトミーは、強い。その強さが転じて確執を生んでしまうこともあるけど、そんなことお構いなしに突き進んでしまう。最終ミッションのムービーで、トミーが豪邸(もしくはバイスシティそのもの)を「俺の縄張り」と表現していたところが、良くも悪くも彼のキャラクターを表しています。「俺たちの」ではなく、「俺の」なんだね。でも、その傲慢さがまた良い。

スカーフェイスのオマージュな今作で、トミーもトニー・モンタナの影響をかなり受けていますが、トミーはモンタナよりもかなり大人なんですよね。若くてパワーがあって、若さゆえに余裕がないのがモンタナでしたが、トミーは仲間の裏切りと刑務所での服役生活を経験している分、何事にもどっしりと構えて対応できる余裕があります。バイカー(ミッチ・ベイカー)にバイクの運転ができるか問われて「座って酒飲むより簡単だ」と返したり、ハエも打てるぜと豪語するガンマン(フィル・キャシディ)に対して「ハエを打つ訓練をしてたのか?税金払ってなくてよかったぜ」と毒づいたり、ジョークのセンスもあるのがまた大人っぽい。全編通して「負ける姿が想像できない」と思わせるのが、トミー・ベルセッティという男でした。

GTAのストーリーって基本は復讐劇なので、エンディングはしんみりとした雰囲気のものが多いんですが、VCは意外と珍しく明るいエンドなんですよね。ランスを失った悲しみは(プレイヤーはどうか分からないけど、少なくともトミーには)ありますが、それでも宿敵ソニーを倒して過去の清算も完了し、無事にバイスシティの王に成り上がってめでたしめでたし、というエンド。バイスシティの賑やかな雰囲気と、チンピラから裏社会の王にまで駆け上がるストーリーで、更にこのエンディングなので、ギャングの成り上がりストーリーとしてGTAでは今作が一番好き、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。それくらいパワーを感じる作品ですね。

そんなVCが僕も大好きで、トミーのことも大好きですが、一番好きなシーンはトミーがカッコよく活躍するところではなく、印刷所のシーンなんですよね。ケリーに父親との過去を話すシーンが、トミーの人間味が表れていてすごく好き。強くてカッコいい男が、一瞬だけ想い出に浸って子供に戻るあのシーンが堪らなく好き。これはギャップ萌えなのかな?

↑今回もハチャメチャな魔界塔士さんの動画。パート5で戦争しだすの何回見てもすき。

ストーリーの年表

GTA VCS(1984年)→GTA VC(1986年)→GTA SA(1992年)→GTA LCS(1998年)→GTA3(2001年)



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