貸衣装の正装に身を包み、プロムまでの道すがら、車の窓から身を乗り出して酔っぱらったふりをすることだけを楽しみに生きている興奮しやすい未成年でも、大勢の仲間と一緒に大事な客先に行かなければいけない麻薬ブローカーでも、あるいは、派手な買い物にハマりすぎた情けないセレブでも、パトリオット・ストレッチの大きなスペースなら安心してくつろげます。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
「ナイトライフ」アップデートで追加されたパトリオット・ストレッチ。VIPを乗せるためにボディを延長した大型SUVの特別仕様です。夜の街を彩る1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:マンモス(Mammoth)
名称:パトリオット・ストレッチ(Patriot Stretch)
分類:SUV
駆動方式:AWD
乗車定員:6人
購入価格:$611,800(ナイトクラブの宣伝ミッションを5回クリアで$460,000に割引)
モデル車の考察
モデルはハマー H2のストレッチリムジンバージョンですね。ハマー H2についてはパトリオットの記事で。
ハマーのリムジン、一生に一度は乗ってみたい車だなぁと思っていたのですが、調べてみたら世の中にはリムジンのレンタルサービスなるものがあり、ハマーのリムジンは相場だと1時間あたり3〜4万くらいから借りられるそうです。あれ、意外といける?1時間で二桁万円とかの世界だと思っていました。でも、そもそもレンタルしたところでリムジンで乗りつけるような用事がありませんね。
ナイトクラブの経営者であるゲイ・トニー(トニー・プリンス)が、白のパトリオット・ストレッチを所有しています。ナンバーは「PR2NCE」。クラクションがリバティシティ・ループになっているところがニクい演出ですね。
走行性能
性能自体は元のパトリオットと大きくは変わらず。しかし、重量が増えた分レスポンスは悪くなっています。立ち上がりの加速、ブレーキの効きなど、一つ一つの動作が重たくなっています。
あとは、見て分かる通り車体が長いので、取り回しが大変です。道幅が狭いところやきついカーブがあるところには入らないように。
AWDなので悪路でも駆け抜けられるトラクション性能がありますが、その長い車体が悪さして、車体下部が地面の凹凸に突き上げられることもよくあるので、山道を突っ走ったりするのは危険です。そもそもそんな乗り方をする車じゃないので。
とはいえ、SUVのカテゴリーでレースに出ることが可能なので、レースに参戦すると荒れた道を走ることもあるかもしれません。この車を選んでいる時点で完全にネタですけど。
ナイトクラブの宣伝ミッションではパトリオット・ストレッチに乗る機会があるので、そこで走りがどんなものなのか試してみるのもいいでしょう。割引を狙うなら宣伝ミッションをこなさないといけませんしね。
カスタマイズ
パトリオットではオプションパーツ扱いで、ロスサントス・カスタムに持ち込んでも装着できなかったパーツがいくつか。しかし、それでもパーツの数は少なく物足りないです。ただ、こちらはボディーペイントをすることができるので、そこで個性を出せます。
内容は、昨今の軍用車系でお馴染みとなった迷彩柄のペイント。一部のボディーペイントは地下基地の研究開発によってアンロックされるので、迷彩柄を楽しみたいなら研究を進めましょう。また、ゲストリスト報酬ではルイ・ヴィトンを模したモノグラム柄も。しかしまぁ、ボディーペイントがあると言っても迷彩柄ばかりだと「リムジンに迷彩柄?」と思わなくもないです。
トリムカラーはダッシュボードやシートの色ではなく、車内のイルミネーションの色が変更されます。好みのカラーで車内を彩りましょう。
感想
これまでリムジン系の車はどれもペガサスの管轄で個人車両にはできず、改造も不可能でしたが、パトリオット・ストレッチは晴れて個人車両にすることが可能に。ガレージに入るのか?と思いましたが、ギリギリ入りました。本物のリムジン仕様よりも全長が短めなおかげですかね。それでもガレージの中で1台だけサイズ感が違うので笑っちゃいます。
派手に改造できる唯一のリムジンなので、存在感は抜群です。目立ちたがりにはもってこいの1台ですね。ただ、これは他のリムジンでもそうなんですが、自分が所有していても結局運転するのは自分なので、持っていてもあんまりお金持ち気分にはなれないという。NPCを運転手として雇ったりできないかな。
フォトギャラリー
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