燃料危機が高まり、汚職が蔓延するほど、70年代のスタイルへの回帰が叫ばれるものです。そんなノスタルジックな願いを本当の意味で満たせるマシンは1台しかありません。アーデントはあなたの富と性的なアピールを周囲に知らしめるだけでなく、前部に2連装マシンガンが搭載されているので、実用性もしっかり備わっています。
(ロード画面での解説)
完全な心の平穏と自然の気品、そして度を越した暴力性を同時に持てる車はなかなかありません。アーデントはその全てを実現した上にさらなる魅力を備えているから驚きです。この名車のハンドルを握れば、できないことは何もありません。追跡を逃れる、2つのマシンガンを撃ちまくる、逃げた敵にとどめを刺す、通行人に悪態をつく、シャンパンで乾杯する、女を連れ込んで楽しむ、海に飛び込む、やってしまったと気づく、あっという間に溺れる、という具合に…。
(Warstock Cache & Carryでの解説)
「銃器密造」アップデートで追加されたアーデント。英国紳士を目指すなら愛車にも相応の気品と色気が必要です。スパイ活動にも使える1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:オセロット(Ocelot)
名称:アーデント(Ardent)=熱意(英語)
分類:クラシックスポーツカー
駆動方式:MR
乗車定員:2人
購入価格:$1,150,000
モデル車の考察
モデルはロータス エスプリ(第5世代)ですかね。解説文の海に飛び込んだりの件は、映画「007 私を愛したスパイ」で登場した初代エスプリのボンドカーを意識したものでしょう。
ただ、このボンドカーをより正確に再現したストロンバーグが後に登場したことで、ボンドカーモデルとしてのアーデントの立場はちょっと微妙なものになってしまいました。エスプリモデルの車としてはアーデントの方が再現度が高いんですけどね。
走行性能
クラシックスポーツカーカテゴリではかなり高性能な車で、インフェルナスレトロなどの最速クラスたちと比べても遜色ない性能の持ち主です。
最速クラスの車と比べるとほんの少しだけ最高速が低いですが、加速性能は同等なのでストレートでの差はほぼ無いと言っていいでしょう。
そして、この車が評価できるのは挙動がニュートラルあるいは弱アンダーステアでとても安定していること。ブレーキ性能も良く、コーナリングもスムーズに楽しめますね(モデルのエスプリはブレーキの径が小さくて貧弱なんだけども)。
戦闘能力
純正でマシンガンが装備されているため一応は戦闘車両なんですが、他に武装が付けられるわけでもなく守備面でも特に装甲があるわけでもないので普通の車と何ら変わりありません。
へなちょこマシンガンなんて使わずドライブバイをした方が強いので、戦闘車両だということは忘れて乗ってあげましょう。
カスタマイズ
改造パーツは数こそ多くないものの各種満遍なく用意されていて、エスプリらしいパーツも揃っています。十分に満足できるラインナップでしょう。
戦闘車両扱いなので乗り物ワークショップで迷彩ペイントを施すことができます。エスプリっぽい上品な雰囲気から一変させて、ド派手な迷彩ペイントで荒々しい雰囲気に作り変えるのもいいですね。
感想
どうしようもないマシンガンが付いているせいで価格が吊り上がっているのは腹立たしいですが、戦闘車両扱いなので迷彩ペイントを入れられるのは評価できるポイントです。クラシックスポーツカーで迷彩ペイントを入れられる唯一の車ですからね。
性能面も文句ありませんし、結構気に入っている車です。惜しむらくは、この車にストロンバーグのような変形ギミックがあれば最高だったということ。せっかく戦闘車両にするならマシンガン以外にも色々ギミックが欲しかったなぁ。
ボンドカー繋がりということで、 JB700とストロンバーグと一緒にコレクションするのもいいかもしれませんね。
モデル車について
ロータス エスプリ(第5世代)
ロータスの名車エスプリの第5世代。ロータスのデザイナーであるピーター・スティーブンスは、これまでに鬼才ジョルジェット・ジウジアーロが手掛けてきた従来モデルのエスプリを踏襲しつつ、新たなエスプリをデザインした。丸みを帯びたデザインは「ニューシェイプ」と呼ばれ、新世代のエスプリを印象づけた。この頃の日本仕様のエスプリは北米仕様をベースに作られており、本国(英国)仕様が右ハンドルにも関わらず左ハンドルで販売されていた。
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