華やかさ、セックススキャンダル、財政上の不正でイタリア人に勝る者はいません。さあ、これであなたも仲間入りです!
(Legendary Motorsportでの解説)
常に最高のスーパーカーであり続けたインフェルナス。今の時代もそれは普遍です。地獄すら一瞬で駆け抜ける1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ペガッシ(Pegassi)
名称:インフェルナス(Infernus)=地獄(ラテン語)
分類:スーパーカー
駆動方式:AWD
乗車定員:2人
購入価格:$440,000
モデル車の考察
フロントマスクのデザインとメーカーから、ランボルギーニ ムルシエラゴがモデルだと思われます。ムルシエラゴの弟分、ガヤルドがモデルのヴァッカが、解説文でインフェルナスの弟分扱いされているため間違いないでしょう。
ただ、パガーニ ゾンダがモデルであろうリア周りの印象がとても強く、一見すると「ゾンダっぽい車」で記憶されますね。どちらにせよ、イタリアンスーパーカーの合作と言えそうです。
GTA3で登場して以降スーパーカーの定番となっているインフェルナスですが、デザインがコロコロ変わっているため一口に「GTAのインフェルナス」と言っても人によって思い浮かべる姿が変わりそうですね。バイスシティではカウンタック、サンアンドレアスではNSXになったりしてますからね。
なお、インフェルナスの旧世代版として登場したインフェルナスレトロは過去作で一度もモデルになったことがないランボルギーニ ディアブロがモデルになっています。ややこしすぎる。
後のアップデートでパガーニ ゾンダの後継機ウアイラをモデルにしたオシリスが登場しました。インフェルナスはムルシエラゴがベースだと思うので、インフェルナスの後継機がオシリスというわけではない気もしますが、モデル的には繋がりがありますよ、ということで。
「サンアンドレアスの傭兵」アップデートで通販サイトから約200台の車両が削除されましたが、この車もリストラの対象となりました。この車は野良湧きするものの、高級車扱いでガレージには入れられません。そのため、ロスサントス・カーミーティングの試乗トラックなどでリストアップされないと入手できないレア車両となりました(リストラ車両の一覧は【GTAオンライン】欲しいレア車を探せ!〜通販サイトから消されたリストラ車両まとめで)。
走行性能
スーパーカーだけあって通常湧きする車では最高クラスの性能です。特に直線加速は素晴らしく、迫力のある排気音を鳴らしながらグングン加速していきます。
ハンドリング面はやや難ありで、グリップ力があまり高くないため無理してコーナーに突っ込むと簡単にリアがスライドします。AWDなのでアクセルオンで強引にフロントを引っ張って向きを変えることもできますが、行き過ぎてアンダーステアになってしまうことも多々あります。
ブレーキ性能もそこまで高くないため、コーナーの入りは慎重になるべきですね。
カスタマイズ
外装パーツは殆んどなく、5本出しマフラーを4本にしたりスポイラーを変更できるくらいですね。あとは、サブカラーでサイドのストライプの色を変えるとか。ワンポイントのオシャレをしていきましょう。
ちなみに、スポイラーは付いているものと付いていないものの2種類が存在し、カスタマイズではスポイラー無しにできないので、純正スポイラーの有無が気になる人は入手時点で吟味しておきましょう。
感想
カッコいいし性能も悪くないのですが、流石に幾多の追加車両が出た現在では型落ち感が否めません。というか、通常湧きする車に44万ドルも払うのはちょっと気が引けます。街中でアシが欲しくなった時にこの車が通りがかってくれるとすごくラッキー。そんな立ち位置の車でしょうか。
「安いスーパーカーが欲しいから」という理由で買うのはオススメしないので、買うのはこの車に値段以上の価値を見出した時だけにしておきましょう。そのルックスとエンジン音、魅力は十分にありますよ。
最後に余談ですが、テールランプがモンスターボールにしか見えません。
モデル車について
ランボルギーニ ムルシエラゴ
ランボルギーニを支え続けた名車、ディアブロの後継機として登場したスーパーカー。ディアブロのコンセプトを踏襲しつつ、新たなランボルギーニの象徴に相応しい性能アップが図られている。最先端素材をふんだんに使用したボディは、ディアブロと比べ全長が約100mm延長されたにも関わらず車重は同等の1,650kgに抑えられている。エンジンはディアブロのものを改良したV12エンジンで、既に古典的なエンジンとなっていたが豪快な回り方が持ち味にもなっていた。ムルシエラゴはスペイン語で「コウモリ」を意味し、その縁からかクリストファー・ノーランが手掛けた映画バットマンシリーズでは、主人公ブルース・ウェインの自家用車として抜擢された。
パガーニ ゾンダ
イタリアの新興スーパーカーメーカー、パガーニ・アウトモビリ初の市販車であり、代表作となった1台。1999年に登場したゾンダは進化を続け、通常モデルの生産終了が発表された2010年以降も多くの派生モデルを生み出し続けている。中でも、ニュルブルクリンクで驚異の記録を叩き出したF ClubsportやR、5台限定で発売されたCinque、ワンオフモデルの760シリーズなどが有名なモデルとなっている。独特のスタイリングを持つゾンダだが、中でもリア中央部に4本出しのマフラーが配置されているのが印象的で、どのモデルでもこのデザインは一貫している。
フォトギャラリー
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弟分→ヴァッカ
インフェルナスの先代→インフェルナスレトロ
モデル繋がり→オシリス
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