夢にまで見た空飛ぶバスの登場です!カーゴボブはあらゆる戦争映画の哀愁漂う空撮シーンでお馴染みの、双発タンデムローター式の戦術輸送ヘリコプターです。積載区画に積むヤクの量や捕虜の人数にもよりますが、最高速度は時速200マイル、巡航速度は時速150マイルを発揮します。
(Warstock Cache & Carryでの解説〜カーゴボブ)
有害物質の海洋運送業で数十年の実績を持つジェットサム社は、千載一遇と言われる又とない環境災害に百発九十中の確率で出会えるような特別な状況を熟知しています。そんなチャンスに恵まれてしまった際には、やはり空のサポートが必要不可欠でしょう。かつて産業機として大量の化学分散剤や海洋生物の死骸を積み、太平洋沿岸を何度も縦断した経歴を誇るこのカーゴボブなら、どんな難題をも確実にこなすこと間違いありません。
(Warstock Cache & Carryでの解説〜カーゴボブ ジェットサム)
大型輸送ヘリのカーゴボブ。地上で人や物を運ぶのが大変なら空を使いましょう。空から物を運んでくれる1機を見ていきましょう。
機体データ
メーカー:ウェスタン(Western Company)
名称:カーゴボブ(Cargobob)
分類:ヘリコプター
乗車定員:10人
購入価格:$1,790,000
メーカー:ウェスタン(Western Company)
名称:カーゴボブ ジェットサム(Cargobob Jetsam)
分類:ヘリコプター
乗車定員:10人
購入価格:$1,995,000
モデルの考察
モデルはバートル社のV-107(CH-46)”シーナイト”ですかね。機首などにはシコルスキー CH-53”シースタリオン”の要素も含まれているように見えます。
機体としては最初から登場していましたが、オンラインでは当初非売品でした。「金と権力と野望」アップデートで販売が開始され、オンラインでもカーゴボブの特殊ギミックで遊べるようになりました。
ジェットサムの方はカラーリングが異なるだけで通常版と性能は変わりません。見た目が好きな方を買いましょう。特に見た目に拘らないのであれば安い通常版でいいですね。
飛行性能
大柄なヘリコプターなので、動きはやや緩慢。速度もあまり出ません。単純な飛行性能なら大したことのないヘリコプターですが、カーゴボブにはカーゴボブだけの特殊なギミックがあります。
PS4だと十字キー→でフックを展開することができ、乗り物の中央上部にフックを当てると乗り物を引っ掛けて吊り上げることができます(どう見ても引っ掛けられていない用に見えますがバイクも吊り上げることができます)。これにより、乗り物を空輸で移動させることができます。ただ、重量の重たい乗り物は持ち上げることができないので、大型トラックなどを運搬することはできません。
ちなみに、乗り物に限らずコンテナ、木箱、ゴミ箱、仮設トイレなど様々なものを吊り上げることができます。興味があれば様々なオブジェクトにフックを引っ掛けてみましょう。なお、フックはパッシブモードだと展開できないようになっているので、遊ぶ時は周囲に気をつけて遊びましょう。
一部のミッションでは用意されたカーゴボブを使うことがありますが、そこで手に入るカーゴボブはフックが長い特殊な仕様だったりします。このカーゴボブはフックの長さが違うだけでなく牽引能力にも違いがあり、通常のカーゴボブでは持ち上げられない重量の乗り物も持ち上げることができます。興味があるなら、ミッション後に持ち帰って遊んでみましょう。
後部ハッチはアクションメニューから開閉させることができ、そこからプレイヤーが入れるようになっています。ただ、乗り物に乗っての乗車はできないようになっているので、カーゴボブ内に乗り物を積んで移動することはできません。
鈍重で扱いづらい代わりにフックで様々なものを空輸できるカーゴボブですが実は他にも優れた部分があり、耐久力が若干高めです。具体的にはホーミングランチャーを一発耐えられることと、コックピットのガラスが防弾である程度の銃弾を防いでくれることが挙げられます。微々たるものかもしれませんが、無いよりは有ったほうが断然良いでしょう。
カスタマイズ
ペガサス保管の機体なので改造等は出来ませんが、格納庫に搬入して個人航空機化させるとカラー変更のみ可能になります。
感想
初期から存在するヘリコプターですが、物を吊って運べる唯一無二の個性を持っているため今なお存在感のあるヘリコプターです。スタイリングも特徴的で、「人も物も運べます」といったデザインが頼もしいですね。
実用性に関してはなんとも言えず。有用な使い道となると車両取引ビジネスで安全に車を運べるくらいでしょうか。車両取引ビジネスを頑張る人は買ってもいいかもしれませんね。
モデルについて
ボーイング・バートル V-107(CH-46)”シーナイト”
パイアセッキ・ヘリコプター社が名前を変えバートル社に生まれ変わった1956年。設立間もないバートル社は大型輸送機の開発に取り掛かった。客室の面積拡大や貨物の積み込み易さを考慮し、胴体後方の上部に双発ターボシャフトエンジンを取り付け、タンデムローター形式のスタイルで作成された原型機はバートルモデル107(V-107)と名付けられ、1958年に初飛行を行った。V-107に目をつけていたアメリカ陸軍は、完成したV-107を研究用に少数購入するが、エンジン出力の小ささが問題となり不評を買った。この反省を活かしバートル社はエンジンを換装した107 IIを作り上げ、今度はこれがアメリカ海兵隊の目に止まり、強襲揚陸作戦用ヘリコプター「HRB-1 シーナイト」として正式採用。見事に評価を勝ち取った。バートル社は1960年にボーイング社に吸収され、V-107はバートル社唯一のヘリコプターとして名を残した。
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