スクーターは特定の人向けです。もしかしてあなた向けでは?
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
イタリア生まれの伝統あるファギオ。実はファギオ派なことを隠している人は案外居るものです。昔ながらの1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ペガッシ(Pegassi)
名称:ファギオ(Faggio)
分類:バイク
乗車定員:2人
購入価格:$5,000
モデル車の考察
モデルはピアッジオ ベスパですね。イタリア製の伝統あるスクーターで、映画「ローマの休日」でマリリン・モンローが乗っていたスクーターとしても有名です。
ちなみに、アメリカでは「Fag(ホモ)」というスラングがあります。ファギオの名前と解説文もこれを揶揄したものでしょう。余計なお世話じゃい!
通販サイトではメーカー表記がプリンシペで、乗車するとペガッシと表示されるのでどっちやねんと言われ続けていましたが、「バイカー」アップデートにて派生車両のファギオスポーツとファギオMODが登場し、この2台がペガッシ製だったのでファギオもペガッシ製だろうということで現在は意見がまとまっているようです。このサイトでもペガッシ製説を支持しておきます。
GTAシリーズでも伝統のある1台で、バイスシティで登場して以来3Dユニバースでは毎回のように登場しています。派生車両としてPizza boyやNoodle boyといった配達用スクーターもありましたが、残念ながらGTA5では登場せず。配達のバイトとか好きだったんだけどなぁ。
そしてザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニーで「ファギオ ウルトラ」の名で復活し、GTA5ではファギオの名で続投となりました。GTA4でファギオと呼ばれていた現行タイプのスクーターは後に「バイカー」アップデートでファギオスポーツとして登場することに。
イースターエッグとして、オフラインでトレバーにスイッチすると「スクーターブラザー!」と叫びながらファギオに乗って走るイベントに出くわすことがあります。これはゲーム実況者のブラッド氏がGTA4でファギオに乗りながら「スクーターブラザー!」と叫んでいたプレイ実況をロックスターがネタにしたものです。
走行性能
原付ということで当然のように遅いです。レースではバイクカテゴリーではなく作業用カテゴリーに分類されているほどで、特に坂道では急勾配だと登ることすらできない非力さ。所によっては自転車の方がまともに走れるでしょう。
速さには全く期待できない車両ですが、重心が後ろに偏っているためウィリーがしやすいという隠れた技を持っています。のんびりと走らせて遊びましょう。
カスタマイズ
残念ながら外装パーツはなくカラー変更くらいしかできません。カラーを変更するだけでも印象が大きく変わるのでいいのですが、シマウマ柄のシートカバーは変えられるようにしてほしかった。これも悪くはないけど普通のシートカバーも欲しいよ。
感想
荒んだGTA世界で一服の清涼剤となってくれるスクーターですね。たまにはファギオに乗ってのんびりとドライブを楽しむのも気持ちがいいものです。
性能が高く幅広いカスタムを楽しめるファギオMODが登場したのでベースのファギオはあまり価値がなくなってしまいましたが、ファギオMODとは所々違う部分もあるのでこちらのデザインが好きならノーマルのファギオを選びましょう。価格もカスタム費も安いし。
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