仲間を乗せる時も、死体を乗せる時も、後部にはスペースがあると便利です。TV局よりも犯罪現場を多く見てきたバン、デクラス ギャング・ブリートの実績は購入者の期待を裏切りません。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
「強盗」アップデートで追加されたギャング・ブリート。作戦は奇を以って良しとすべしです。最強チームの4人を乗せる1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:デクラス(Declasse)
名称:ギャング・ブリート(Gang Burrito)
分類:バン
駆動方式:FR
乗車定員:4人
購入価格:$86,450(「強盗:パシフィック銀行強盗」クリアで$65,000に値下げ)
モデル車の考察
ブリートがギャング仕様に改造された車は既に「ギャング・ブリート」の名でロスト仕様が登場していましたが、「強盗」アップデートでロスト仕様とはまた違うギャング・ブリートが登場しました。ロストのギャング・ブリートは購入できませんでしたが、こちらは購入して個人車両にすることができます(データ上はロスト仕様が「Gang Burrito」、強盗仕様が「Gang Burrito2」と表記されています)。
カラーリングや仕様を見ていくと、ギャング・ブリートのモデルはアメリカのテレビドラマ「特攻野郎Aチーム」に登場するGMC バンデューラでしょう。ロストのギャング・ブリートの時点で似ていましたが、強盗仕様のギャング・ブリートはボディを横切るようにストライプが追加され、よりモデルに近いカラーリングにすることができます。脳内でAチームのテーマが流れてきそうですね。
ギャング・ブリートは過去作でも登場していて、バイスシティが初登場でした。割と高性能で見た目もカッコよくて好きな車でした。そして、ザ・ロスト・アンド・ダムドでロストが乗る改造車として再登場し、今作に続投となりました。
走行性能
素の性能はベースのブリートと大きく変わりありませんが、改造することで性能を上げることができます。改造すればバンカテゴリーの乗り物の中ではかなり速いほうでしょう。
乗ってみて感じるのはまず重量感。発進時の加速も鈍く重たさを感じますが、少しスピードが乗ってくると力強く加速していくので我慢しましょう。最高速も高めなので、長いストレートであればスピードを乗せて快適に飛ばせます。
ハンドリング面は流石に重量級のバンだけあって快適とは言えませんが、元のブリートと比べればかなり旋回しやすくはなっています。ホイール(タイヤ)の交換やサスペンションの変更によってグリップ力の向上を行えばより乗りやすくなるので、改造次第で十分に走れるバンになります。ブレーキは改造しても重量をカバーできるほど高性能にはならないので、ブレーキングポイントは要注意。
カスタマイズ
パーツ自体はバンパーやグリルガードなど様々な項目が用意されているのですが、殆どがメインカラー・サブカラーに変えられるだけの色違いパーツなのでカスタマイズの幅はありません。形状を変更できるのはマフラーとスポイラーくらいですね。
サスペンション交換による車高の変化が大きく、シャコタンを楽しめるのは評価できます。車高を下げるとグリップ力が向上するのでオススメです。
感想
あまりカスタマイズを楽しめないのは残念ですが、デザインがカッコよくて割と好きな車です。金額もたったの6万ドルと非常にリーズナブルで財布に優しいのも評価できます。
個人的な話ですが、バイスシティのギャング・ブリート以外にも、GTA3ではカラーギャングのフッズが乗っていたフッズランポがスポーツカー並みの性能を持つバンで乗っていて楽しかったので、改造された高性能バンって結構好きなんですよね。なので、GTAオンラインでもこの手の車が増えてくれたら嬉しいなと密かに思っています。改造バンこの車以外にもだとランポ・カスタムやスピードー・カスタムなんかが既にありますが、ちょっと物足りないので。色々改造できて速いバンが追加されてほしいですね。
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