新入生をモノにしたい、サーフボードを乗せて走りたい、あるいは国境を越えてハッパを運びたいという方には、このキャンパーがおすすめです。たった数千ドルで、落第生、変質者、そして過去にすがりつく者たちのエリートグループに仲間入りを果たせます。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
クラシックバンのサーファー。海の向こうからやってきたヒッピー御用達のバンです。ハッパでも銃でも積み放題の1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:BF
名称:サーファー(Surfer)
分類:バン
駆動方式:RR
乗車定員:2人
購入価格:$11,000
モデル車の考察
モデルはフォルクスワーゲン タイプ2のT1型ですね。「ワーゲンバス」などの愛称で親しまれている可愛らしいバンです。ライトが4灯であったりよく見ると様々な違いがありますが雰囲気は似ています。
ラスティバージョンも存在していて、アラモ海周辺ではラスティバージョンがよく見られます。単にボロボロなだけでなく車高が高かったりデフォルトのホイールがノーマルと違ったりしています。
過去作のサンアンドレアスでは同じタイプ2をモデルにしていた車がCamper(キャンパー)の名で登場していました。今作ではキャンピングカーになってキャンパーが復活し、サーファーがタイプ2をモデルにした車として新たに登場しましたが、モデルの再現度はSA時代のキャンパーの方が高かったのでちょっと残念な気もします。
走行性能
遅いです。バンカテゴリの中でも下から数えた方が速いんではないかなという遅さです。加速は鈍いし、最高速を出しても高速では走る障害物になるほど。のんびりドライブする時以外は乗らないほうがいいでしょう。
後部ドアはスライドドアっぽい雰囲気を出しておきながら普通のドアで、しかも中に入ることができません。そのため2人乗りになってしまっているのがちょっと残念なところ。
カスタマイズ
残念ながら固有の外装パーツは無し。カラーリングなどで個性を出していきましょう。
ノーマル版はバリエーションとしてルーフラックとサーフボードが装備されているバージョンがあります。サーファーの名に相応しいオプションですね。改造によって脱着ができないので、サーフボード付きが欲しいなら野良で湧くのを祈りましょう。
固定配置はロスサントス国際空港近くのロスサントス・カスタムから西側にある砂浜(昼間)、北チュマシュとラトン・キャニオン間の橋下にある南側の砂浜(15:00〜21:00)など。他にもパロミノ高地で夕方辺りに走っていたりするので、餌用のサーファーを購入してドライブしながら探すといいでしょう。
感想
見比べると全然似てないけどモデルをすぐ連想できる程度に雰囲気が似ている、GTAあるあるな車ですね笑。古臭くて愛嬌のある見た目が再現されています。
初期の車ですし安価なので特にカスタマイズを楽しめなくてもあまり文句はないですが、せめてルーフのサーフボードくらいは改造項目として用意して欲しかったですね。サーフボード付きのサーファーを探すのに苦労したので……
モデル車について
フォルクスワーゲン タイプ2(T1型)
「ビートル」ことタイプ1をベースに作られた汎用自動車。頑丈で整備製に優れるタイプ1は乗用車として非常に優れていたが、あくまで乗用車としての用途のみに限られるタイプ1だけでは自社の発展に限界が来ると考えたフォルクスワーゲンは、様々な用途に対応できるタイプ2の開発にGOサインを出した。その結果、極めて丈夫で広い室内を自由に使えるタイプ2は商用車など様々な用途で使える汎用自動車として欧州や北米で大ヒット。乗用車のタイプ1と汎用自動車のタイプ2は2本の柱となってフォルクスワーゲンの躍進を支え、世界の自動車産業を大きく発展させた。
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