60年代はベストセラー、80年代は道を行く誇り高い夜の街の客引きやギャングが保持していたブードゥー。これがあれば、あなたが生まれる10年前に死に絶えた気概と真実を精一杯味わうことができるでしょう。バイパスの下に放置され、ホームレス一家の間に合わせのトイレとして使われていたものに見えるかもしれませんが、ご心配は無用です。充分な金額をつぎ込めば、ニオイ以外は全て変えられるはずです。傑作はこうして生まれるのです。
ベニーズ・オリジナルモーターワークスでカスタマイズ可能。(Benny’s Original Motor Worksでの解説)
妖しい魅力を持つブードゥー。魔術の如き改造により、廃車同然だったこの車を新品のように仕上げることが出来るようになりました。ハイチギャングに愛される1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:デクラス(Declasse)
名称:ブードゥー(Voodoo)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$5,500
メーカー:デクラス(Declasse)
名称:ブードゥー・カスタム(Voodoo Custom)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
カスタム費:$420,000
備考:ブードゥーをベニーズに持ち込みアップグレードすることで入手
モデル車の考察
モデルは1964年式のシボレー インパラですね。リア周りには1959年式のエドセル レンジャーっぽい要素も有りますが、全体的にはやはりインパラの要素が強いですね。
過去作ではバイスシティから登場し、GTA3のYardie Loboと同様にハイドロサスを使える珍しい車両として登場。ライバル組織の車であるCuban Hermes(今作におけるヘルメス)と共に印象に残っている人は多いのではないでしょうか。
(VCのVoodoo)
GTA4では3Dユニバース時代とよく似たデザインで登場。ジャマイカンギャング仕様が用意されたりと良い扱いを受けていましたが、GTA5ではラスティバージョンのみの登場と当初の扱いはよくありませんでした。それが「ローライダーズ」アップデートによりベニーズでカスタムできるようになり、以前のような綺麗な姿を取り戻すと同時にローライダーとして改造できるように。これにはアメ車ファンのみならず、旧作ファンも喜んだはずです。
走行性能
ボロボロの見た目でもう分かるように性能はかなり低いです。加速は鈍く最高速は低めで、その辺のバンやSUVとどっこいどっこいな速さ。
コーナリング時は強めのアンダーステアが顔を出し、中速域からは全然曲がってくれません。ブレーキも効きづらくかなり苦しいドライブを強いられます。
カスタム版は多少性能が上がり、加速・最高速・ブレーキ性能が若干向上しています。しかしそれらも若干のレベルで、コーナリング時のドアンダーも変わらずなので焼け石に水といった印象。走りに期待するタイプの車ではないですね。
カスタマイズ
ラスティ版は固有の外装パーツが存在せず、ボディの錆も取れないのでカスタマイズの余地がありません。これはこれで味があるとは思いますが、カスタム化で綺麗にレストアしてあげるのがブードゥーのためにもなるでしょう。
カスタム版はべニーズ車両特有の内装パーツに加えて、フロントバンパーやアーチカバーなど様々な部分のパーツが追加されました。大きく見た目を変えるようなパーツはありませんが、細部を弄ってちょっとした変化を楽しむことが出来ますね。
ボディーペイントはローライダーらしいカスタムペイントが揃っています。どれも派手で強烈なインパクトを放っていますね。
感想
バイスシティからGTAシリーズにのめり込んでいったので、ブードゥーには思い入れがあります。無駄にギコギコとハイドロを使って遊んでいた記憶が蘇ります笑。あの頃は特殊なギミックを搭載した車両なんて殆ど無かったですからね。
カスタム版にして綺麗になったら性能が上がると思いきや殆ど変わらなかったのは残念でしたが、カスタマイズの方は文句なしですね。抜群にカッコイイローライダーだと思います。
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